用心棒 予告篇
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似てます。確かに似ている。それもそのはず、イタリアで公開された「用心棒」を見たセルジオ・レオーネは感動し、西部劇に置き換えようと既に考えたのだとか。なんでも「用心棒」の台詞をそのまま書き写したんだそうですよ。
夕陽のガンマン(For a Few Dollars More)
「ドル箱三部作」の2作目、「夕陽のガンマン」。「荒野の用心棒」の大ヒットで実力を認められたレオーネですが、「夕陽のガンマン」で独自の演出スタイルを確立したと言われています。つまり、少ない会話、遠景のショットと極端なクローズアップの対比、ゆっくりとクライマックスへと導く長いシーンなどです。
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殺人者のインディオを追って、射撃の名手で名高い賞金稼ぎのモーティマー大佐と、新顔の賞金稼ぎ“名なし"がエルバソの街にやってくる。インディオ一味に潜入するために、同じ目的を持つ二人は手を組んで作戦を企てることに……。
本場アメリカの西部劇と比べるとマカロニ・ウェスタンは残酷なシーンが多い。それとスピード感。やっぱりサスペリアの国ですからね。だからこそ刺激を求めていたアメリカでも受けたのでしょう。
夕陽のガンマン For A Few Dollars More 1965
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夕陽のガンマン「サントラ」
本作においてもエンニオ・モリコーネ冴えてます。冴えまくりです。セルジオ・レオーネ監督から直接音楽の指示をされたそうですが、撮影前には既に完成したものもあったのだとか。流石ですね。
「夕陽のガンマン For a Few Dollars More~ガンマンの祈り」Ennio Morricone
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エンニオ・モリコーネのような優れた作曲家の作品を聴くと、音楽で映画の印象が大きく変わるんだということを実感できますね。素晴らしい映画には、素晴らしい音楽ありです。
続・夕陽のガンマン(The Good, the Bad and the Ugly )
ドル箱三部作の最後は「続・夕陽のガンマン」です。「続」となっていますが、原題は「The Good, the Bad and the Ugly」で「夕陽のガンマン」とは全く関係ありません。意味は「良いヤツ、悪いヤツ、卑怯者」でしょうか。そんな三人の物語です。
続・夕陽のガンマン
監督:セルジオ・レオーネ
脚本:フリオ・スカルペッリ、セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
製作:アルベルト・グリマルディ
出演者:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック
音楽:エンニオ・モリコーネ
撮影:トニーノ・デリ・コリ
編集:エウジェニオ・アラビソ、ニノ・バラグリ
公開:イタリア 1966年12月23日、日本 1967年12月30日
上映時間:162分(国際版)
脚本:フリオ・スカルペッリ、セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
製作:アルベルト・グリマルディ
出演者:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック
音楽:エンニオ・モリコーネ
撮影:トニーノ・デリ・コリ
編集:エウジェニオ・アラビソ、ニノ・バラグリ
公開:イタリア 1966年12月23日、日本 1967年12月30日
上映時間:162分(国際版)
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南北戦争の混乱の中、賞金稼ぎのブロンディーは賞金がかかった悪党と手を組んで荒稼ぎをしていた。そんな折、巷で話題になっていた20万ドルを盗み隠した男の死に際に出会う。たった一人隠し場所を訊いたブロンディー。だが彼の周りには軍隊、賞金稼ぎ、賞金首の男……それぞれの男たちの欲望が、友情と裏切りの狭間で死闘を繰り広げるのだった。果たして20万ドルは本当にあるのか? 最期に手にするのはいったい誰なのか……?
本作が最高傑作かもしれません。緊張感みなぎる演出は素晴らしいですし、音楽も最高。クリント・イーストウッドも申し分なしです。
三部作の最後の作品として公開されたのですが、物語としては前2作よりも前の話とされています。
三部作の最後の作品として公開されたのですが、物語としては前2作よりも前の話とされています。
続 夕陽のガンマン (The Good, The Bad, The Ugly)
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サウンドトラック
エンニオ・モリコーネが作ったこの映画のサウンドトラックは今でも有名で、クラシックとさえいえそうな名曲です。
脚本:セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
製作:アルトゥーロ・ゴンザレス、アルベルト・グリマルディ
出演者:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテ
音楽:エンニオ・モリコーネ
撮影:マッシモ・ダラマーノ
編集:ユージェニオ・アラビソ、ジョルジョ・セッラロンガ
公開:イタリア 1965年12月18日、日本 1967年1月27日