2024年9月19日 更新
【訃報】元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが死去。イタリアW杯、ジュビロ磐田などで活躍
「トト」の愛称で親しまれ、1990年のイタリアワールドカップなどで活躍した元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが18日、結腸癌のためイタリア・パレルモの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。59歳でした。
【訃報】元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが死去。
「トト」の愛称で親しまれ、1990年のイタリアワールドカップなどで活躍した元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが18日、結腸癌のためイタリア・パレルモの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。59歳でした。
第一報はこちらです!
スキラッチさんは1964年12月1日、イタリア・パレルモ出身。1981年、地元のアマチュアクラブでサッカー選手としてデビューし、以後フォワードとして活躍。1990年には、イタリアワールドカップで得点王となり、母国イタリアを3位に導きました。クラブキャリアでは、メッシーナ、ユヴェントス、インテル・ミラノなどでプレーし、1994年から1997年までジュビロ磐田に所属。ジュビロ磐田では78試合で56ゴールを記録し、Jリーグでもその名を轟かせました。1997年の現役引退後は、地元パレルモでサッカースクールを開設し若手選手の育成に尽力していましたが、2022年からは結腸癌のため闘病生活を送っており、このたびの訃報となりました。
日本からも追悼のコメントが続々と。
このたびのスキラッチさんの訃報は全世界のサッカー関係者、ファンの間で話題となっており、日本国内でも追悼のコメントが続々と寄せられています。ここでは、その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
武田修宏
元日本代表・武田修宏(57)は、スキラッチさんの訃報を受けインスタグラムでコメントを発表。二人はジュビロ磐田時代に練習中に乱闘事件を起こしており、激しい競り合いの末、スキラッチさんの頭突きで、武田は前歯を折る怪我を負ったというエピソードがあります。インスタでは、当時を振り返り「前歯が折れたのも今ではいい思い出です」「W杯得点王であこがれの存在でした」と綴っていました。
ジュビロ磐田
1994年から1997年まで在籍していたジュビロ磐田は、公式サイトやXアカウントで声明を発表。「選手やファンからは‘トト’の愛称で愛され、今でもジュビロのレジェンドとして、クラブの歴史に深く刻まれております」「慈善活動にも積極的に取り組み、サッカー界への大きな貢献をされました。その人間味あふれる温かい人柄と情熱は、今なお多くの人々に敬愛されています」などと、スキラッチさんの死を悼みました。
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