映画「女王蜂」(1978年) 監督は市川崑 金田一耕助:石坂浩二
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「女王蜂」予告篇 - YouTube
女王蜂(1978年)
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金田一シリーズに出演した大女優の3人、『犬神家の一族』の高峰三枝子、『悪魔の手毬唄』の岸惠子、『獄門島』の司葉子が共演
市川のアイディアにより、かつて金田一シリーズに出演した大女優の3人、『犬神家の一族』の高峰三枝子、『悪魔の手毬唄』の岸惠子、『獄門島』の司葉子を共演させることとなり、話題となった。
高峰と司はテレビドラマや舞台の出演スケジュールで多忙だった上に、岸はフランスにおり国際電話を使って出演交渉したという。その時点でまだ脚本が出来ておらず、どんな役を演じるのか全くわからなかったにもかかわらず、3人は出演を即答で快諾した。
これは、ベテラン女優としては異例のことであり、3人の市川に対する信頼を示す出来事であった。なお、3人はそれまでに映画のみならずテレビや舞台でも顔を合わせたことがなく、初共演となった。
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元公爵の東小路隆子(演:高峰三枝子)
銀造が大道寺家の婿養子になる前の学生時代に親友の日下部仁志と伊豆旅行をした時、日下部は大道寺琴絵を愛し、やがて琴絵は妊娠したが、日下部は母に結婚を反対され、崖の上から転落事故死した。
金田一耕助はこの十九年前の事件の真相調査のため大道寺家を訪れる。
日下部仁志は偽名で東小路隆子(演:高峰三枝子)の次男、東小路仁志であった。
また仁志の転落事故は偽装されたものであり、仁志は何者かに殺されたのである。
金田一耕助はこの十九年前の事件の真相調査のため大道寺家を訪れる。
日下部仁志は偽名で東小路隆子(演:高峰三枝子)の次男、東小路仁志であった。
また仁志の転落事故は偽装されたものであり、仁志は何者かに殺されたのである。
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「…彼女は女王蜂である。慕いよる男どもをかたっぱしから死にいたらしめる運命にある。…」 大道寺智子の求婚者が次々と殺された
原作では、伊豆の大地主である大道寺家が、源頼朝の血筋という伝説を持ち、代々、美しい女性が当主となる家系の設定です。男を引き寄せては君臨し、子孫を残す女性当主の比喩として、女王蜂という言葉が、頻繁に出てきます。
映画では、原作と同様に、大道寺琴絵:萩尾みどりと、その娘でこの映画がデビューの大道寺智子:中井貴恵が、女王蜂であると言っています
九十九龍馬は、智子が実父の死亡の秘密をさぐっているのを利用し、自宅の密室に誘いこみ暴行しようとしたが、何者かに太刀で刺殺される。
調べを続けていた金田一は、大道寺銀造を訪れ、彼のたび重なる殺人を立証し始める。
松竹の二枚目スター佐田啓二の遺児である中井貴恵をヒロイン役の大型新人として大々的にプッシュし、これに過去3作の犯人役スターを勢揃いさせた上、仲代達矢を加え、シリーズ随一の豪華キャストを売りにした。カネボウとのタイアップも成功して、前作『獄門島』を上回るヒットを記録した。
(出典:Wikipedia「女王蜂 (1978年の映画)」)