映画「悪霊島」も金田一耕助シリーズに特有のオドロオドロしいシュールでグロなキービジュアルが冴える
巴御寮人(岩下志麻)と巴御寮人の双子の姉「ふぶき」の登場
「巴御寮人(演: 岩下志麻)」と「ふぶき」は実は二重人格の同一人物。「巴御寮人」の男狂いの人格が「ふぶき」
大膳の手で、越智竜平とムリに別れさせられた巴御寮人は、そのショックから二重人格に。
そして、新たな人格はとんでもない淫乱だったのです。好都合というのもヘンですが、双子のふぶきが、広島の原爆で亡くなったことから、大膳はオカシクなったときの巴を、ふぶきとして扱うことに。
これで、巴御寮人はわずかに、精神のバランスを保っていたのでした。
これで、巴御寮人はわずかに、精神のバランスを保っていたのでした。
巴御寮人と言うキャラは一種の分裂症状、二重人格、夢遊病者とゆう「ふぶき」と言うもう一つの人格を持っている。
簡単に言えばジキル博士とハイド氏のような関係と思って貰えると判りやすい。
巴である時は清楚で美しく控えめな女性であるのに対し、もう一つの人格、ふぶきになると一変し、淫乱、下品、男を食い散らす女郎蜘蛛のような狂女に変身する。
いっぽう、清楚で美しくて、絶対にいい人の巴御寮人は、自分の部屋で、ひとり鏡台の引き出しを開けました。そこにあるのは紅。巴御寮人はそっと、紅を唇にひきます。一指しごとに表情の変わっていく巴御寮人。
そこには、さっきまでの清楚で白百合のような巴御寮人ではなく、妖艶で淫乱な、まるで熱帯に咲く人知れぬ大輪の花のような「をんな」が出現したのです。そのまま、股間に手を伸ばすをんな。「はあはあ、あ”?っ。うがあ、おごぁーーー」。
via ameblo.jp
鵺の鳴きまねをしていた越智竜平の胸にアターックです。「ねえ、早よう抱いてーん」と甘い声を出す巴。越智竜平は突然の展開にビビりつつも「巴さん」と抱きしめるのです。
洞窟内の真の刑部神社には巴御寮人(岩下志麻)がいる
「巴の産んだ子だ。太郎丸に次郎丸。巴は罪の子を見た途端、最初の発作を起こして殺してしまった」「これを取り上げたのは、もしや竹田の」「浅井はる。そのことをネタに、20年近くわしは脅迫されてきた」。なるほど、ではモグリ産婆を殺したのは、あなたということですね。で、それ以外に、ここにゴロゴロ転がっている白骨はいったい、どなたの。