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宝石店での事件の際に、英輔と東太郎が須磨に行っていたことを知った金田一は、須磨に行きました。
そこで東太郎は秋子と利彦の兄妹の間に生まれた子で、東太郎の妹・お種は利彦が別の女に産ませた子だと、金田一は知ります。
その頃、占いの儀式で集まった椿家では、新たな惨劇が起きていました。利彦が殺されていたのです。
金田一は推理しました。
東太郎とお種は異母兄妹であることを知らず、出会って恋に落ちました。しかし後に兄と妹であると知った東太郎とお種は、椿家を憎みます。
そして復讐を誓ったのでした。
美禰子が部屋を覗くと、ベッドの上で乱れもつれている男女が……美禰子の母・アキ子と、その兄の新宮利彦だった。
近親相姦しているところを娘の美禰子(演:斉藤とも子)に見られたアキ子(演:鰐淵晴子)
アキ子「あなたには分からないでしょうけど、私の体の中には蟲がいるの……」
さらに、美禰子の父・英輔のチンコがいまいちだったなどと述べる。
さすがに美禰子がたまりかねて遮る。
美禰子「やめて……やめて! あたくしお母様のこと折角、好きになろうって努力してたの……やめてぇーっ」
さらに、美禰子の父・英輔のチンコがいまいちだったなどと述べる。
さすがに美禰子がたまりかねて遮る。
美禰子「やめて……やめて! あたくしお母様のこと折角、好きになろうって努力してたの……やめてぇーっ」
三島東太郎とお種による自分たちを産んだ利彦やアキ子に対する復讐
英輔が自殺したのは事実でした。英輔は利彦と秋子の仲を知って自殺したのです。宝石店強盗とは無関係でした。
強盗犯は東太郎の手引きにより、英輔のそっくりさんを見つけて実行させ、犯行後に殺されていました。
英輔は自殺する際、娘の美禰子に宛てた遺書に、椿家の血にまけないよう近親相姦について綴られたルソーの本を読むことを勧めていました。
東太郎とお種は秋子を殺そうと、秋子を追って鎌倉に行っていました。金田一と等々力警部らはそれを追います。
秋子は東太郎とお種から事情を聞き、自分を責めて窓から飛び降りて自殺します。
東太郎とお種も、翌朝、浜辺で心中しました。
鎌倉の別荘で、三島とお種が自分たちの正体をアキ子に明かす。
それによれば、お種(小夜子)のほうが、アキ子と利彦の子供で、三島(治雄)は新宮が妙子に生ませた子供らしい。だとすれば、美禰子とお種は、確かに異父姉妹になるわけだ。
原作では、これが逆になっていて(つまり、三島が美禰子の兄)、また、既に小夜子は自殺してるんだけどね。