『8月の濡れた砂』藤田敏八監督
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映画『8月の濡れた砂』
主役の西本清役は沖雅也(写真左から3人目)がだった。
撮影中にバイクの転倒事故により沖雅也が負傷したため、急遽、代役に広瀬昌助が決まった。
その後、沖雅也は1983年6月28日に自殺、31歳という若さでこの世を去った。
広瀬昌助は、1999年に病気で亡くなっている。
撮影中にバイクの転倒事故により沖雅也が負傷したため、急遽、代役に広瀬昌助が決まった。
その後、沖雅也は1983年6月28日に自殺、31歳という若さでこの世を去った。
広瀬昌助は、1999年に病気で亡くなっている。
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映画『8月の濡れた砂』あらすじ
ある夏の朝、清(広瀬昌助)がバイクで海辺を走っている。男たちの乗ったオープンカーが停まり、少女・三原早苗(テレサ野田)が車から放り出される。少女の服は破れている。その後に車の男たちは彼女の下着を投げる走り去る。
裸になり海で体を洗っている姿を見た清は、早苗が男たちに強姦されたことを悟るのだった。
早苗をバイクに乗せ海の家につれていき、裸には彼女のための服を探し海の家に戻るが早苗はいない。
早苗の姉の真紀からレイプの容疑をかけられたり、その真紀(藤田みどり)と車の中でエロい事になりそうになったりする。不良の健一郎(村野武範)と女性体験がない清。
10代の少年の揺れ動く心と初体験に対するの衝動と葛藤。
男女のセックスとは、70年代の道徳観の上でもレイプは行われた。
『8月の濡れた砂』最後まで、女性に対する暴行シーンがある映画だ。
ライフル銃を持っている!
裸になり海で体を洗っている姿を見た清は、早苗が男たちに強姦されたことを悟るのだった。
早苗をバイクに乗せ海の家につれていき、裸には彼女のための服を探し海の家に戻るが早苗はいない。
早苗の姉の真紀からレイプの容疑をかけられたり、その真紀(藤田みどり)と車の中でエロい事になりそうになったりする。不良の健一郎(村野武範)と女性体験がない清。
10代の少年の揺れ動く心と初体験に対するの衝動と葛藤。
男女のセックスとは、70年代の道徳観の上でもレイプは行われた。
『8月の濡れた砂』最後まで、女性に対する暴行シーンがある映画だ。
ライフル銃を持っている!
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代役の広瀬昌助(左)は好演しているが、沖雅也が主演していたら…と思うと残念だ。
映画『8月の濡れた砂』暴力とセックス~大学生による性暴行事件
映画『8月の濡れた砂』を観て思い出す、同じ日活の映画作品がある。
1956年(昭和31年)5月に公開された長門裕之が主演の『太陽の季節』と同年7月に公開された石原裕次郎が主演した映画『 狂った果実 』だ。どちらも原作は石原 慎太郎、元東京都知事。
当時は「太陽族」が流行していた。
『太陽の季節』にみる自堕落な男。『 狂った果実 』の享楽的な若者たち。
15年後の1971年に少女が男性に輪姦される『8月の濡れた砂』は、発表された。
それから約30年後の2003年に、早稲田大学の元公認のサークル「スーパーフリー」男子大学生による輪姦事件が発覚。東京大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、学習院大学、日本大学の14人が準強姦罪で実刑判決を受けている。(レイプは1999年頃から行われていたという)
2016年には東大、慶應大、千葉大医学部の男子学生、2017年には東邦大OBによる性暴行事件が問題になっている。
1956年(昭和31年)5月に公開された長門裕之が主演の『太陽の季節』と同年7月に公開された石原裕次郎が主演した映画『 狂った果実 』だ。どちらも原作は石原 慎太郎、元東京都知事。
当時は「太陽族」が流行していた。
『太陽の季節』にみる自堕落な男。『 狂った果実 』の享楽的な若者たち。
15年後の1971年に少女が男性に輪姦される『8月の濡れた砂』は、発表された。
それから約30年後の2003年に、早稲田大学の元公認のサークル「スーパーフリー」男子大学生による輪姦事件が発覚。東京大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、学習院大学、日本大学の14人が準強姦罪で実刑判決を受けている。(レイプは1999年頃から行われていたという)
2016年には東大、慶應大、千葉大医学部の男子学生、2017年には東邦大OBによる性暴行事件が問題になっている。
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女性にとっては後味の悪い、レイプや輪姦などの性暴行を扱った映画であるが、映画『8月の濡れた砂』の問題シーンが現在は現実の事件となりニュースで伝えられる。
レイプというテロと性衝動、暴力とセックスとは…。
レイプというテロと性衝動、暴力とセックスとは…。
八月の濡れた砂ですね!
藤田敏八:監督
広瀬昌助/村野武範/テレサ野田/藤田みどり主演
原田芳雄が神父役で特別出演です
名作です!
オシャレでゴージャスな映画『8月の濡れた砂』
『8月の濡れた砂』に登場するバイクは、ホンダSL350
パリダカ(パリ=ダカール・ラリー)の完走者が最後にダカールの海岸をウィニングランをする。
『8月の濡れた砂』主人公の清(広瀬昌助)も浜辺をバイク・ホンダSL350で走る!
『8月の濡れた砂』主人公の清(広瀬昌助)も浜辺をバイク・ホンダSL350で走る!
via www.mr-bike.jp
沖雅也が撮影中に乗り転倒した?ホンダのトレール・マシンSL350。
イケイケお姉さん風の茶髪&トンボメガネが素敵!
いったい誰が持っていたのか?70年はじめのオープンカーやヨット
via hurec.bz
映画『8月の濡れた砂』は、どこまでもオシャレだ!
ヨットからの足ブラ、手ブラブラって、酔っちゃったのか?
イメージ的にはカッコ良いが、実際にヨットに乗ると船酔いをする。
ヨットからの足ブラ、手ブラブラって、酔っちゃったのか?
イメージ的にはカッコ良いが、実際にヨットに乗ると船酔いをする。
当時の日活は、東宝、東映、松竹と並ぶ日本を代表する映画会社だった。
『8月の濡れた砂』の制作を最後に日活は、ロマンポルノ路線に移っていった。
監督の藤田敏八は、大学卒業後に日活に入社。
ロマンポルノから沢田研二や山口百恵などのアイドル作品や浅野 温子や石田えりを起用した作品を撮影している。