「甘く危険なナンパ刑事」の連載時期
「甘く危険なナンパ刑事」は週刊少年サンデー1990年12号から1990年37号まで連載されていました。全25話で、サンデーコミックスでは全2巻です。全1巻のワイド版もあります。
この作品、西森博之さんの代表作、「今日から俺は!!」の前に連載されていたと思っている人が多いと思います。確かに週刊少年サンデーでの連載は「甘く危険なナンパ刑事」の方が先なのですが、作品としては「今日から俺は!!」の方が先なんです。
実は「今日から俺は!!」は1988年から「増刊少年サンデー」で連載されていました。「甘く危険なナンパ刑事」はその連載中に、本誌の「週刊少年サンデー」で連載が始まったんです。本誌と増刊とはいえ、2誌で連載するなんてすごいですよね。
「甘く危険なナンパ刑事」の10話と17話はページの都合上か、「今日から俺は!!」の38巻に収録されています。
「甘く危険なナンパ刑事」の連載終了後、「今日から俺は!!」が週刊に移動になったという訳なんですよ。やっぱり「今日から俺は!!」の方が人気があったんでしょうね。ですが「甘く危険なナンパ刑事」も面白いですよ!
この作品、西森博之さんの代表作、「今日から俺は!!」の前に連載されていたと思っている人が多いと思います。確かに週刊少年サンデーでの連載は「甘く危険なナンパ刑事」の方が先なのですが、作品としては「今日から俺は!!」の方が先なんです。
実は「今日から俺は!!」は1988年から「増刊少年サンデー」で連載されていました。「甘く危険なナンパ刑事」はその連載中に、本誌の「週刊少年サンデー」で連載が始まったんです。本誌と増刊とはいえ、2誌で連載するなんてすごいですよね。
「甘く危険なナンパ刑事」の10話と17話はページの都合上か、「今日から俺は!!」の38巻に収録されています。
「甘く危険なナンパ刑事」の連載終了後、「今日から俺は!!」が週刊に移動になったという訳なんですよ。やっぱり「今日から俺は!!」の方が人気があったんでしょうね。ですが「甘く危険なナンパ刑事」も面白いですよ!
「甘く危険なナンパ刑事」のあらすじ
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主人公の相沢光司は長身で二枚目の新人刑事。ですが、女性に弱く好みの女性を見るといつでも声をかけてしまうというほどのナンパ男。勤務中であろうと女性に声をかけています。
相沢を取り巻く同僚刑事もまた個性的。相沢を中心に街で起こる事件を描いたドタバタコメディです。大きな事件も出てきますが基本的にはコメディなのでさらっと読める漫画です。テイストは今日から俺は!!に似ていますね。(甘く危険なナンパ刑事の方がさらにギャグ要素が強い感じはします)
登場人物が個性的で強烈なので次の項で紹介していきますね。
相沢を取り巻く同僚刑事もまた個性的。相沢を中心に街で起こる事件を描いたドタバタコメディです。大きな事件も出てきますが基本的にはコメディなのでさらっと読める漫画です。テイストは今日から俺は!!に似ていますね。(甘く危険なナンパ刑事の方がさらにギャグ要素が強い感じはします)
登場人物が個性的で強烈なので次の項で紹介していきますね。
「甘く危険なナンパ刑事」の登場人物
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西森さんの作品は登場人物が個性的でキャラが立っていますよね。「甘く危険なナンパ刑事」のキャラも個性的ですよ。紹介していきましょう。
相沢光司
この物語の主人公。長身で二枚目で一見かっこいいのですが、超女好き。勤務もほったらかしてナンパをするほど。自分をいかにかっこよく見せるとかということばかりを考えていて、刑事になった理由も「銃がかっこいいから」というもの。ですが警察で支給される銃はカッコ悪いという理由で密輸された拳銃を持っています。さらにそれを金メッキで加工するという徹底ぶり。見た目重視ですが、銃の腕はピカ一です。
好みの女性には弱く、逆に男にはすごく厳しいです。
さらに金にも弱い。ですがやるときはやるという一面を持っているため憎めません。三橋のキャラとちょっと似ていますよね。
好みの女性には弱く、逆に男にはすごく厳しいです。
さらに金にも弱い。ですがやるときはやるという一面を持っているため憎めません。三橋のキャラとちょっと似ていますよね。
権藤
相沢の同僚。相沢よりもさらに背が高く筋肉質で怪力。権藤という名前にぴったりな容姿です(笑)
まっすぐで正義感が強く相沢とは正反対。ですが抜けているところがあるため相沢につけいられてしまいます。
相沢にそそのかされて問題を起こしたため、交通課に異動になりました。
まっすぐで正義感が強く相沢とは正反対。ですが抜けているところがあるため相沢につけいられてしまいます。
相沢にそそのかされて問題を起こしたため、交通課に異動になりました。
小林 麻子
相沢の同僚。異動になった権藤の代わりに刑事課に配属になります。女装が趣味の兄がいて、その影響で男らしく振舞っているが実は美人。しゃべる言葉も男言葉で1人称は「俺」。
相沢とコンビを組みますが、麻子もまた権藤とは違う意味で相沢とは正反対。軽薄な相沢を軽蔑していたけれど、だんだん見直すようになります。相沢も麻子とはウマが合わないとは思っているのののだんだん惹かれていきます。最後は事件に巻き込まれた麻子を相沢が救い、女性らしい格好で相沢に会いに行きます。
相沢とコンビを組みますが、麻子もまた権藤とは違う意味で相沢とは正反対。軽薄な相沢を軽蔑していたけれど、だんだん見直すようになります。相沢も麻子とはウマが合わないとは思っているのののだんだん惹かれていきます。最後は事件に巻き込まれた麻子を相沢が救い、女性らしい格好で相沢に会いに行きます。
榎本 由美子
17歳の高校生。やくざに絡まれていたところ相沢に助けられる。相沢はその時記憶喪失になっていて「殺し屋のジョー」と名乗ったので最初は相沢を殺し屋だと思っていました。相沢もびっくりするほどの怪力。
阿部 恵
女子高生。父親が女を作って出ていっていったことから非行に走り、万引きや喫煙をしているところを相沢達に補導されます。
初めはナンパな相沢を軽蔑していましたが、自分のために一生懸命になってくれた姿を見て、慕うようになります。ですが、男としてではなく、相沢を父のように慕い、母親と再婚させようとします。相沢は相手が年上すぎると乗り気ではなかったのですが、母親はとても若くて美人。阿部家に住もうとしたところ、結局父親が戻ってきました。
初めはナンパな相沢を軽蔑していましたが、自分のために一生懸命になってくれた姿を見て、慕うようになります。ですが、男としてではなく、相沢を父のように慕い、母親と再婚させようとします。相沢は相手が年上すぎると乗り気ではなかったのですが、母親はとても若くて美人。阿部家に住もうとしたところ、結局父親が戻ってきました。
西条
相沢の上司で刑事課の課長。じつは密輸で入手した銃を持っていて、相沢とどっちの銃が一番すごいかなどで張り合っています。温厚な雰囲気ですが、実は昔はやんちゃだったこともあり、相沢のよき理解者。
破天荒な主人公の上司はカタブツという漫画が多い気がしますが、「甘く危険なナンパ刑事」は上司も破天荒なのが面白いですよね。
破天荒な主人公の上司はカタブツという漫画が多い気がしますが、「甘く危険なナンパ刑事」は上司も破天荒なのが面白いですよね。