Loggins and Messina
音楽出版社に勤める傍らABCレコード所属の作曲家として活動していたケニー・ロギンスのミュージシャンとしてのデビューは、旧友ジム・メッシーナとのデュオ、ロギンス&メッシーナとしてのものでした。
Jim Messina
生誕:1947年12月5日
出身地:アメリカ合衆国、カリフォルニア州メイウッド
ジャンル:ソフトロック、カントリーロック、ラテン、ジャズ
職業:シンガーソングライター、ギタリスト、音楽プロデューサー
活動期間:1968年 - 現在
Kenny Loggins Jim Messina Danny's Song.
Celebrate Me Home
未来への誓い
【収録曲】
1. レディ・ラック
2. イフ・ユー・ビー・ワイズ
3. 愛を信じて
4. セット・イット・フリー
5. ホワイ・ドゥ・ピープル・ライ
6. エンター・マイ・ドリーム
7. アイヴ・ガット・ザ・メロディー
8. セレブレイト・ミー・ホーム
9. ダディーズ・バック
10. ユー・ドント・ノウ・ミー
今聴いてもモダンですね。
I Believe in Love
Nightwatch
本作の目玉はなんといってもシングル・カットされ全米5位となった「二人の誓い」です。この曲は、メリサ・マンチェスターとの共作で、本来はメリサ・マンチェスターとデュエットする予定でしたが、契約上の問題でスティーヴィー・ニックスとのデュエットになっています。
しかし、結果的にはこれが良かったのかもしれませんね。
また、次いでシングル・カットされた「イージー・ドライヴァー」も全米60位となっています。
ナイトウォッチ
【収録曲】
1.ナイトウォッチ
2.イージー・ドライヴァー
3.ダウン・ダーティー
4.ダウン・イン・ザ・ブーンドックス
5.二人の誓い
6.ウェイト・ア・リトル・ホワイル
7.ホワット・ア・フール・ビリーヴス
8.サムバディ・ノウズ
9.アンジェリーク
タイトル曲やラストの⑨などの残響処理やシンセサイザーの使い方など、いかにも当時フュージョン界の寵児であった彼の面目躍如といったところでしょうか。大ヒットした⑤、マイケル・マクドナルドとの共作の⑦でも、サウンドプロダクションの点では、見事に統制が取れている作品です。それまでのウェストコーストの陽気なロック青年といった印象を、よくも悪くも覆した内容です。
Keep the Fire
前作に引き続き本作でも共作しているマイケル・マクドナルドの影響(推薦?)があったのかもしれませんが。
マイケルといえば、もう一人のマイケル、マイケル・ジャクソンがコーラスで参加しているのも今となってはファンには嬉しく大変貴重ですね。
キープ・ザ・ファイア
【収録曲】
1. カム・オブ・エイジ
2. ミスター・ナイト
3. 明日に向かって
4. ジャンカヌー・ホリデイ
5. ナウ・アンド・ゼン
6. ゲームは終わり
7. キープ・ザ・ファイア
8. ハーフ・ア・チャンス
9. ウィル・イット・ラスト
プロデューサーを、オールマン・ブラザーズやデレク&ドミノスでおなじみのトム・ダウドに変更し、前作のボブ・ジェームスのフュージョンよりのプロダクションから少し軌道修正しています。マイケル・マクドナルドとの共作③や、ペイジズとの共作⑥では、どうしてもAORの臭いが漂ってしまいますが、次作のライブや、その次のHigh Adventureあたりでの成功を考えると、このアルバムはその過程で、重要な役割を果たしたことがよくわかると思います。
生誕:1948年1月7日
出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 アルハンブラ
ジャンル:ポップ・ロック
職業:シンガー・ソングライター
活動期間:1970年代 - 現在