『火魅子伝』とは?
アニメ版・火魅子伝のあらすじ
赤ん坊の名前は日魅子。姫島教授によって拾われて育てられ、15歳を迎えて女子高生となりました。養父である姫島教授の誘いで、幼馴染みで三歳年上の男子・九峪と遺跡に訪れると、日魅子が持っていた首飾りは突然光り出し、日魅子の身体を包み込んでしまいます。近くにいた九峪が駆け寄ると、二人は不思議な光に包まれて、邪麻台国が存在する世界にタイムスリップしてしまうのでした。
アニメ版・火魅子伝の魅力とは
主題歌が素晴らしい
『PURE SNOW』
『瞬の色をかえて』
【作曲】佐々木ゆう子
【編曲】Michael Donovan
【歌手】佐々木ゆう子
#細かすぎて伝わらないアニメOPの好きなとこ
— ネタロウ (@netarou696) September 28, 2019
火魅子伝のピューアソーピューアハーほんま好き pic.twitter.com/CO3BQEZdEE
パブロフの犬はベルを鳴らすだけでよだれを垂らすけど、俺は火魅子伝のオープニングを聴くだけで涙を流すよ
— 登別 (@noboribetsu) March 19, 2020
火魅子伝 PURE SNOW
アニメ版のオリジナルストーリー
現代の高校生である九峪雅比古は、ガールフレンドである姫島日魅子と共に、日魅子の祖父である姫島教授が発掘作業を行っている九州佐賀県、耶牟原遺跡に来ていた。
そこに、珍しい銅鏡が発見された。発掘現場は沸き立ち、日魅子も同じ様子だった。
夜を迎え、辺りが静けさに満たされたころ、日魅子が銅鏡の元へ行こうとした所を九峪が発見。そのまま銅鏡の元へ二人で訪れたが、鏡から尋常ならざる気配がし、日魅子が光の柱に包まれてしまった。このままではまずいと直感した九峪は、日魅子を光の柱から押し出すことに成功。しかし、鏡の光は九峪を包みこんでしまった。
九峪が気づくとそこには、あの発掘された銅鏡、「天魔鏡」の精なるキョウが待ち構えていた。此処は別次元(パラレルワールド)の、九洲なる場所ということを聞かされた九峪は、現代に帰る方法をキョウに問い詰める。キョウの話によると、狗根国に支配されてしまった耶馬台国を復活させ火魅子なる女王を誕生させねばならないらしい。
九峪は、キョウの提案で「神の遣い」を名乗り、旧邪馬台国の人間と共に、耶馬台国復活のため、戦いに身を投じていく。
主人公の九峪は、小説版と比較すると知性には欠けていて、意外と勢いで突っ走る印象が強いです。ヒロインの日魅子に関しては、小説版では現代で九峪の帰りを待つ存在なのに、アニメ版では一緒に古代の世界にタイムスリップしてしまいます。
アニメ版は独自路線の色が濃く、同じタイトルの作品なのに別の印象をもつほどです。
山本英美
【作曲】木根尚登
【編曲】西脇辰弥
【歌手】佐々木ゆう子