デビューは15歳!
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藤村真理さんは1982年に「第172回別マ少女まんがスクール」で努力賞及びベスト賞を受賞します。投稿し始めて4回目の投稿でした。この時の作品「ほんとにホント!?」がデビュー作として掲載され、デビューとなったのです。この時はまだ15歳でした!
15歳ということでデビューはしたものの掲載のペースはゆっくりでした。初単行本「ペーパームーンをさがして」が発売されたのは1985年なのでデビューから3年後です。絵を見ると今とはだいぶ違いますね。というか、「ザ・80年代!」という絵柄ですね。
15歳ということでデビューはしたものの掲載のペースはゆっくりでした。初単行本「ペーパームーンをさがして」が発売されたのは1985年なのでデビューから3年後です。絵を見ると今とはだいぶ違いますね。というか、「ザ・80年代!」という絵柄ですね。
「彼女のコトなど」
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1990年から1991年まで連載されていました。
高校生の河合しずくは大学受験のために予備校に通うことに。ですがいきなり初日から教室を間違えてしまいます。そのミスを指摘してくれたのは浪人生の刺州世惣(さしすせ そう)。その後も何かと惣と行動を共にするようになり、惣に惹かれていきます。
一方、学校ではアルバム委員を担当することに。一緒に委員になったのは理事長の娘で変わりも尾の代々木月子。月子は惣の血の地ながらない妹でした。月子は友達がいないのですが、惣にだけは本音を言えます。しずくは惣から「月子と友達になってほしい」と頼まれるのですが、無口で世間知らずな月子とは話が合いません。月子がしずくの恋の大きな壁になるのでした。
惣としずくは恋人になるのですが、惣と月子が結婚の約束をしていたことが判明し・・・というハイテンションなラブコメディです。
高校生の河合しずくは大学受験のために予備校に通うことに。ですがいきなり初日から教室を間違えてしまいます。そのミスを指摘してくれたのは浪人生の刺州世惣(さしすせ そう)。その後も何かと惣と行動を共にするようになり、惣に惹かれていきます。
一方、学校ではアルバム委員を担当することに。一緒に委員になったのは理事長の娘で変わりも尾の代々木月子。月子は惣の血の地ながらない妹でした。月子は友達がいないのですが、惣にだけは本音を言えます。しずくは惣から「月子と友達になってほしい」と頼まれるのですが、無口で世間知らずな月子とは話が合いません。月子がしずくの恋の大きな壁になるのでした。
惣としずくは恋人になるのですが、惣と月子が結婚の約束をしていたことが判明し・・・というハイテンションなラブコメディです。
「最上階ロマンス」
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1992年に連載されていた作品。
七瀬梓は高校生なのですが、ある日お見合いをさせられます。ホテルでお見合い相手に「お断りします」というと後ろからも同じ声が。同じくお見合いを断った稜平とその場から逃げます。そしてその後2人は恋人同士に。
その後、突然父親が亡くなり、父が社長を務めていた三友商事の後を継いで社長に就任します。厳しいけれど、忠実な秘書、八雲に支えられながらなんとか社長業務をこなしていきます。ですが稜平と出会ったホテルを買収したことで稜平の家族を奈落の底へ突き落してしまいます。
梓と稜平はライバル同士になるのですが、やり直したい、という気持ちも消えず・・・。
買収したホテルは稜平の父親が経営していたのです。稜平と出会ったホテルを自分のものにしたいという考えからこのような事態を招いてしまったことを反省する梓。
高校生が社長というのはちょっと現実的ではないですが、恋愛に会社経営まで絡んできていてなかなか面白い作品ですよ。全2巻で短いですが読みごたえがあります。
七瀬梓は高校生なのですが、ある日お見合いをさせられます。ホテルでお見合い相手に「お断りします」というと後ろからも同じ声が。同じくお見合いを断った稜平とその場から逃げます。そしてその後2人は恋人同士に。
その後、突然父親が亡くなり、父が社長を務めていた三友商事の後を継いで社長に就任します。厳しいけれど、忠実な秘書、八雲に支えられながらなんとか社長業務をこなしていきます。ですが稜平と出会ったホテルを買収したことで稜平の家族を奈落の底へ突き落してしまいます。
梓と稜平はライバル同士になるのですが、やり直したい、という気持ちも消えず・・・。
買収したホテルは稜平の父親が経営していたのです。稜平と出会ったホテルを自分のものにしたいという考えからこのような事態を招いてしまったことを反省する梓。
高校生が社長というのはちょっと現実的ではないですが、恋愛に会社経営まで絡んできていてなかなか面白い作品ですよ。全2巻で短いですが読みごたえがあります。
「降っても晴れても」
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1993年から1995年まで別冊マーガレットで連載されていた作品です。コミックスは全5巻。それまでは2~3巻で完結する作品が多かったのでちょっと長めの作品になりますね。
当時の別マではかなり異質な作品で、印象に残っています。
主人公の天原凪はどこにでもいる普通の高校生。ある日、凪の高校に椿比呂が転校してきます。凪は担任から比呂の面倒を見るようにと言われます。その日に体育の授業があり、体操着を持っていない比呂に凪は呼び後体操服を貸します。比呂はお礼に凪の髪を結います。そして、凪に「友達になってほしい」というのでした。
凪は比呂と友達になることに何の戸惑いもなかったので2人は友達になります。ですが、比呂は凪以外のクラスメイトとはほとんど話をしません。凪も博を機にかけることでだんだんクラスから2ひとが孤立してしまいます。凪は独占しようとし、比呂は振り回されることになります。
凪にはその後好きな人ができます。比呂は「応援する」というものの2人の邪魔をします。凪はだんだん比呂が怖くなり、比呂と離れようとするのですが・・・というお話です。
比呂の凪への気持ちは恋愛のようにも見えますが、そうでないようにも見えます。思春期の女の子なら共感できるところのある作品ですが、読むと何とも言えない気持ちにもなります。それだけリアルな作品だと思いますよ。
藤村真理さんの初期の代表作ですね。
当時の別マではかなり異質な作品で、印象に残っています。
主人公の天原凪はどこにでもいる普通の高校生。ある日、凪の高校に椿比呂が転校してきます。凪は担任から比呂の面倒を見るようにと言われます。その日に体育の授業があり、体操着を持っていない比呂に凪は呼び後体操服を貸します。比呂はお礼に凪の髪を結います。そして、凪に「友達になってほしい」というのでした。
凪は比呂と友達になることに何の戸惑いもなかったので2人は友達になります。ですが、比呂は凪以外のクラスメイトとはほとんど話をしません。凪も博を機にかけることでだんだんクラスから2ひとが孤立してしまいます。凪は独占しようとし、比呂は振り回されることになります。
凪にはその後好きな人ができます。比呂は「応援する」というものの2人の邪魔をします。凪はだんだん比呂が怖くなり、比呂と離れようとするのですが・・・というお話です。
比呂の凪への気持ちは恋愛のようにも見えますが、そうでないようにも見えます。思春期の女の子なら共感できるところのある作品ですが、読むと何とも言えない気持ちにもなります。それだけリアルな作品だと思いますよ。
藤村真理さんの初期の代表作ですね。
「隣りのタカシちゃん。」
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1999年から2002年まで連載されていたのは「隣りのタカシちゃん。」こちらは全8巻なので藤村さんの中でかなり長めの作品です。
主人公の久保田紗希は、高校生なのですが彼氏に浮気されたことが原因でかなり冷めた性格です。男運もないのだと落ち込んでいた時に、隣に住んでいたタカシが東大生になったことを知ります。タカシは2歳年上なのですが、小さい頃はよく紗希のつかいっぱしりをさせられていました。
紗希は東大出身者と結婚すれば将来安泰する、と考えタカシと結婚しようともくろみます。そして、タカシに家庭教師を依頼するのですが、紗希の思惑はすぐにばれてしまいます。
一度は家庭教師を辞めたタカシですが、紗希がきちんと謝罪したことで再び家庭教師を引き受けてくれることに。紗希は初めは軽いノリでしたが徐々にタカシを好きになっていきます。タカシも最初は紗希のことをあほだと思っていたのですが、徐々に恋愛対象として見るようになります。
一方タカシの同級生、浦霞涼もタカシを狙っていて紗希とバトルを繰り返します。紗希の家族は転勤になるのですが、紗希は隆と一緒にいたいという思いから1人東京に残ります。そして晴れて恋人同士になりますが、恋人になってからも数々のトラブルが舞い込んできます。
藤村さんの作品の中ではかなり明るき、読みやすい作品ですよ。
主人公の久保田紗希は、高校生なのですが彼氏に浮気されたことが原因でかなり冷めた性格です。男運もないのだと落ち込んでいた時に、隣に住んでいたタカシが東大生になったことを知ります。タカシは2歳年上なのですが、小さい頃はよく紗希のつかいっぱしりをさせられていました。
紗希は東大出身者と結婚すれば将来安泰する、と考えタカシと結婚しようともくろみます。そして、タカシに家庭教師を依頼するのですが、紗希の思惑はすぐにばれてしまいます。
一度は家庭教師を辞めたタカシですが、紗希がきちんと謝罪したことで再び家庭教師を引き受けてくれることに。紗希は初めは軽いノリでしたが徐々にタカシを好きになっていきます。タカシも最初は紗希のことをあほだと思っていたのですが、徐々に恋愛対象として見るようになります。
一方タカシの同級生、浦霞涼もタカシを狙っていて紗希とバトルを繰り返します。紗希の家族は転勤になるのですが、紗希は隆と一緒にいたいという思いから1人東京に残ります。そして晴れて恋人同士になりますが、恋人になってからも数々のトラブルが舞い込んできます。
藤村さんの作品の中ではかなり明るき、読みやすい作品ですよ。
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