タイガーマスクが虎の仮面を脱いだ!二代目タイガーが三沢光晴に戻った瞬間、解説席のカブキも思わず「何してるの、何してるの?」!!
2016年11月25日 更新

タイガーマスクが虎の仮面を脱いだ!二代目タイガーが三沢光晴に戻った瞬間、解説席のカブキも思わず「何してるの、何してるの?」!!

永遠の天才プロレスラー、三沢光晴。今なお多くの人々の心に生きる彼の足跡、なかでも「三沢光晴」の名が躍動し始めたのは、二代目タイガーのマスクを脱いだ瞬間からでした。解説のカブキ、実況の若林アナの興奮も懐かしいあの瞬間を、その前後の全日本プロレスの背景(SWSへの選手大量離脱)とあわせて振り返ります。

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そんな中でも「怪物」と呼ばれた鶴田の強さは別格。
いまだに見果てぬ夢「最強は誰か」論議では鶴田の名が挙がりますし、鶴田と闘った天龍や長州は後年、鶴田のナチュラルパワーが自分を上回っていたとそれぞれに述懐しています。
特に80年代後半、全日本プロレスはそんな絶対的エース「ジャンボ鶴田」を中心に、天龍同盟を対立軸として進んでいきました。
そんな80年代全日本プロレスで、鶴田率いる正規軍の中でも中途半端な立場にいたタイガーマスクは1988年7月に開幕したサマーアクションシリーズにて「決起軍」を結成。メンバーはタイガーマスク、仲野信市、高木功、高野俊二、田上明の5人。

ところが開幕戦の龍原砲VSタイガー・田上組では、田上が天龍の関節技の前にあっさりと敗北。高野はハンセンとのシングル戦でりウエスタンラリアット一閃、あっさりとフォール負け。
結局は大した見せ場を作ることなくタイガー自身は1989年春に手術を行い長期欠場、その間に決起軍は解散させられます。

当時のタイガーは鶴田・天龍・ハンセンといったトップと互角に渡り合うメインイベンターになるための決意を持っていたものの、他のメンバーにそこまでの鬼気迫る意欲はなかったといえそうです。
そんなタイガーのリング復帰は実に1990年1月。
そのポジションは復帰前と大きく変わることはない「無難な」ものだったといえるでしょう。

2月 - 新日本プロレス「'90 スーパーファイトIN闘強導夢」に天龍とのタッグで出場。自身初の交流戦に挑む。長州力・ジョージ高野に勝利。

4月13日 - 全日本プロレス、新日本プロレス、WWFとの3団体合同による「日米レスリングサミット」を東京ドームにて開催。ブレット・ハートとのシングルマッチを戦い、20分時間切れで引き分け。

4月 - 岡山武道館にて小橋健太をパートナーにカンナム・エクスプレスの持つアジアタッグ王座に挑戦、勝利。第51代王者に。

1990年、メガネスーパーによるプロレス団体「SWS」新設の動き

全日本プロレスを揺るがしたSWS設立

レスリングサミット開催、またタイガーのアジアタッグ奪取の直後、全日本プロレスに激震が走りました。
SWS設立に際しての、所属選手たちの移籍の動きでした。

以下、タイガーがマスクを脱ぐまでの2週間の出来事です。

4月26日、天龍源一郎が全日本プロレス社長のジャイアント馬場と会談。辞意を了承され全日本を退団して、メガネスーパーが興す新団体参加の意向を明らかに。

4月27日、ジョージ高野、佐野直喜が新日本プロレスの大会を欠場して、両選手の新日本脱退が表面化。

5月7日、高野が正式にメガネスーパー新団体参加の意向を表明。

5月10日、東京・ホテルオークラで「株式会社メガネスーパー・ワールド・スポーツ設立発表会」が開かれ、田中八郎メガネスーパー代表取締役社長、富永巽総務部次長、所属選手天龍が出席して、SWSの発足を発表。
1990年9月29日、「越前闘会始」のタイトルでプレ旗揚げ戦

1990年9月29日、「越前闘会始」のタイトルでプレ旗揚げ戦

この時点で、あの大会で三沢と対峙していた谷津嘉章、サムソン冬木。
そして解説を務めたザ・グレート・カブキまでもが、SWSへの移籍を果たしていたんです。
80年代の多くをタイガーマスクとして過ごした三沢にとって、決起軍の失敗を踏まえた後の全日本プロレス激震のなか、5月14日に虎の仮面を脱いだことは並々ならぬ決意があってのことだったと容易に想像がつくのです。
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  • 6代目タイガーマスク 2018/12/31 00:41

    あのー。

    えいちゃん 2018/9/24 23:33

    懐かしいです

    えいちゃん 2018/9/24 23:31

    懐かしいです

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