ファミコン初の社外品!ハドソン発売第1弾ナッツ&ミルクの思い出
2020年3月2日 更新

ファミコン初の社外品!ハドソン発売第1弾ナッツ&ミルクの思い出

ステージクリア型の多いファミコン初期、このソフトも御多分に洩れずそんなソフトだった。自分でステージを創作できるというのが斬新だったナッツ&ミルクの楽しさを思い出してみよう!初のサードパーティ製ゲーム第1弾!

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ファミコン初期の作品

ナッツ&ミルク

ナッツ&ミルク

ソフトのパッケージ

ファミリーコンピュータのデビューから1年後の作品

1983年7月のファミコン発売からちょうど1年。1984年7月、のちにファミコン界きってのヒットソフトメーカーとなる「ハドソン」より発売。ハドソンは、ファミコン発売年の1983年にパソコン用ゲームソフトとして発売しているものを次の年にファミコン用にリメイクした。
『ナッツ&ミルク』(NUTS & MILK)は、1983年にハドソンから発売されたパソコン用コンピュータゲーム、および1984年7月28日に同社から発売されたファミリーコンピュータ(以下ファミコン)用のコンピュータゲーム。

日本の家庭用ゲーム機で初のサードパーティーソフト。3日遅れで発売された『ロードランナー』の影に霞んでしまったものの、かわいらしいキャラクターや単純明快なゲーム内容で一定の支持を受けた作品。

知られざる、ファミコン史上初の「社外品」を生み出した「ハドソン」

発売元の「ハドソン」。ハドソンと言えば、この年代の人はわかると思うが「ロードランナー」でヒットしたイメージが強い。でもひそかにこの「ロードランナー」の3日前に発売しているのが「ナッツ&ミルク」だ。任天堂以外のメーカーから発売されたソフトはこれが初めて。ファミコン発売以来、発売されるソフトは全て「任天堂」製。いわば「純正品」だ。ファミコン史上初の「社外品」となるのがこの「ナッツ&ミルク」なのである。ファミコンがヒットする事を予見したハドソンがいち早く任天堂に接触し、初のサードパーティーとしての地位を確立した。ファミコン人気の立役者といっても過言ではない。
1983年に任天堂が家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータを発売。ハドソンはこの時期にファミコン向けBASIC言語「ファミリーベーシック」を共同開発した。これを契機にファミリーコンピュータ用ゲームソフト開発に乗り出す。主にパソコンソフトの開発者をそのままファミコンソフトの開発を担当させたため、ハドソンのパソコン事業は徐々に規模を縮小していくことになったが、この方針転換は、当時専務だった工藤浩がデパートの丸井今井札幌店(当時はハドソン支店も置かれていた)にてファミコンのドンキーコングを遊んでいる子供たちを見て、このゲーム機はいずれパソコンでのゲームを追い抜くと判断したことによるもので、創業者の工藤裕司もその判断を支持したためである。

事実上、初のサードパーティーとなったことで、初期参入会社と同様に、任天堂からソフトの年間発売制限数の緩和やロイヤリティのなど優遇措置を受けることになり[7]、ハドソンはファミコン黎明期にヒット作を連発しファミコンのソフトメーカーとして一躍名を馳せる。

まず知っておきたいのが「ナッツ」と「ミルク」の関係性

タイトル画面

タイトル画面

出てくるキャラもかわいいが、タイトル画面もなかなかかわいい。ファミコン初の女子を視野に入れたソフトというのもうなずける。

ナッツとミルクは主人公?

違うんです、これが。ソフト名とソフトのパッケージ画像から、中心のピンクの塊(?)がナッツで、恋人(塊)のミルクと結ばれるための冒険ゲームだと想像すると思うんですよ、普通。もう完全に予想の斜め上を行きましたね。
中心のピンクは「ミルク♂」。左のリボンのピンクがミルクの恋人「ヨーグル♀」。ミルクはヨーグルのもとへ行きたいのだが、邪魔をしてくるのが右の水色「ナッツ♂」だ。ナッツはえげつなくミルクをつぶしに来る。ナッツと接触したらゲームオーバー。ミルクはナッツの襲撃を交わしながらステージ上に配置されたフルーツを獲得。すべてのフルーツを獲得するとヨーグルが出現するので、様々な経路でヨーグルの下へ向かう。ヨーグルトの下にたどり着くとステージクリア。
ゲーム画面

ゲーム画面

左上にヨーグルが出現。ヨーグルの下へ急げ!

タイトルは間違っていないよね?

「ナッツ&ミルク」。登場キャラの関係性を整理すると、「敵&俺」。恋人のヨーグルはどこへ行った?ネーミングに若干の疑問を持ちつつも、プレイ。

ナッツに対しては、終始逃げの姿勢

逃げの一手。

逃げの一手。

恋敵に対して逃げるという選択肢しかない。
出会ったらとにかくせっせと逃げる。

ナッツに勝つ=ヨーグルに辿り着く

ファミコンのコントローラには十字キーとA・Bボタンしかない。そしてこのソフトではゲーム中A・Bボタンはどちらも「ジャンプ」。邪魔をしてくるナッツとは戦う事すらできない。触れた瞬間にゲームオーバー(ライフ1減)だから。ナッツからは逃げる事しかできないのだ。唯一使えるジャンプボタンも、ナッツをかわす為にしか使えない。それにナッツをジャンプで飛び越えてかわすのは、慣れないうちはタイミングがなかなか難しい。それというのもミルクのジャンプ力は、それはもうゲームとは思えないくらい貧弱だからだ。だから基本的には逃げ回りながらヨーグルを目指す形になる。ドンキーコングでも、ハンマーを取って樽を壊せる場面がある。マリオブラザーズでも階下からの攻撃で気絶させて蹴り飛ばすという攻撃がある。ポパイでもほうれん草を取ればブルータスを吹っ飛ばすことができる。ミルクにはナッツに反撃する手段は全く存在しない。ナッツに勝利するという事は、ヨーグルに辿り着くという事のみ。
ヨーグルに辿り着く

ヨーグルに辿り着く

ヨーグルの下へ辿り着くと、ナッツが投身自殺(!?)してステージクリア。
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