2024年11月19日 更新
【男性の妊活】精子採取-芸能人・有名人の不妊治療
2022年に生まれた子どもの9人に1人が体外受精で出産に至っている。芸能人有名人の不妊治療やあまり語られることがない精子採取や男性側から見た妊活について探ってみたいと思う。
不妊治療と精子の採精
2022年に国内で実施された体外受精で生まれた子どもが、前年より7409人増の7万7206人で2年連続過去最多を更新した。2022年4月から不妊治療の「体外受精」は、公的な保険が適用されている。公的医療保険の適用の上限年齢が、42歳ということもあり、2022年に治療を受けた女性の年齢は42歳が最も多かった。
不妊治療の方法とは
「タイミング療法」とは、最も妊娠しやすいタイミングに性交渉を行う。
「人工授精」とは、精子を採取し、カテーテル(細い管)を用いて精液を子宮内に注入する。
「体外受精」とは、卵巣を穿刺しから採取した卵子を使いシャーレ上で精子と受精させる。
「顕微授精」とは、精子数が少なかったり精子の運動能力が低かったりする場合や、体外受精が複数回不成功の場合に、顕微鏡を見ながら、卵子に注射針で精子を注入し受精させる。
受精卵は、3日から5日培養を行った後、子宮内に移植する。
複数個受精卵ができた場合には凍結保存され、解凍することで、子宮内に移植することができる。
精子の採精
不妊治療に必要な精液を採取する方法は、数日間禁欲(射精しない期間)の後に用手法(マスターベーション)で専用の容器に全量の精液を採取。不妊治療クリニックの採精室で採取する。また、自宅などで採取して、精子を持ち込む場合は、採精後3時間以内、体温に近い20℃–25℃くらいに保って持参する。
精巣内精子採取術(TESE)
男性不妊、射精した精液中に精子がいない無精子症合に、精巣を切開して、精巣の組織から直接、精子を採取する。
パイプカット(精管切断術)を受けた場合でも、精巣は正常に機能しているため、精巣内から精子を回収できると言われている。
男性芸能人有名人の妊活事情
不妊治療は女性の体に大きな負担を伴うが、精子を採取して受精させるという視点からも、男性の理解と協力が不可欠である。不妊治療での気持ちのズレから、妊活中に離婚の危機が訪れたり、実際に離婚してしまうケースもある。
石田純一は、タイミング法8回~人工授精16回
妊活・不妊治療のプロデュースで知られる東尾理子は、2009年12月、33歳のときに22歳差年上の俳優石田純一(55歳)と結婚した。石田は再再婚で、最初の妻との間に生まれた息子・いしだ壱成、二番目の妻、松原千明との間に生まれた娘・すみれがいる。
東尾は、34歳で不妊治療を始めた。タイミング法8回、人工授精6回、採卵7回、胚移植3回、2年をかけて2012年11月に長男を授かる。その後、受精卵で2016年3月に第2子長女、2018年4月に第3子次女が誕生した。
1ヶ月に1回タイミング法を行うとして、55歳の石田が8回も挑戦したことに驚いた。
木下医師は、体外受精1回~自然妊娠
医師で、大学教授の木下博勝氏は、2004年にひとつ年上で当時45歳のジャガー横田と結婚した。ジャガーに子宮筋腫が見つかり自然妊娠する確率は3%と言われ、不妊治療を決意。体外受精をしたが失敗。不妊治療を中止した直後に自然妊娠し、2006年11月に長男が誕生した。その後、ジャガーは、50歳で第2子を挑み2009年から不妊治療を再開したという。何度人工授精をしたのか公表していないが、妊娠には至らなかった。ジャガー横田は、不妊治療に協力してくれ、精神的にも支えてた木下夫に対し感謝の意を表した。
ジャガー横田ファミリー
髙田延彦は、2度の体外受精を経て~代理母が出産
1994年に結婚。2000年に妊娠するが、同時に子宮頸癌が発見され、妊娠継続をあきらめ、11月に子宮全摘出手術を受ける。「高田の遺伝子を残したい」と発言した向井は、2002年、アメリカ合衆国・ネバダ州の代理母に出産依頼する。8月、12月と2度、体外受精した受精卵を代理母に移植するが失敗。2003年、卵子を3つ採卵する。高田の精子と体外受精を行い、胚を代理母の胎内に移植したところ、2つの胚が着床。双子の赤ちゃんを授かった。
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石田純一 形式: CD