米・シリアルキラーのゾディアック事件の暗号文が51年越しに解読されたと再び注目
2021年9月27日 更新

米・シリアルキラーのゾディアック事件の暗号文が51年越しに解読されたと再び注目

アメリカで1960年代に実際に起こった連続殺人事件「ゾディアック事件」。亀梨和也さん主演・日本テレビのドラマ「レッドアイズ監視捜査班」でその事件が登場して話題になりましたが、2020年には暗号文が解読されたことで話題になりました。ここではシリアルキラーの「ゾディアック事件」についてまとめていきます。

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ゾディアック事件がドラマ「レッドアイズ監視捜査班」で登場で注目!

『レッドアイズ監視捜査班』は日本テレビ系で2021年1月23日から3月27日まで放送されたテレビドラマです。

主演はジャニーズ・KAT-TUNのメンバーである亀梨和也ということでも話題になったドラマでしたが、いざ放送されるとアメリカのシリアル・キラーが起こした連続殺人事件を模倣したとされる事件が日本でも起きたという展開になることでその事件自体が注目されました。


第1話では「テッド・バンディ事件」
そしてここでは第2話に登場した「ゾディアック事件」について触れていきます。

『レッドアイズ監視捜査班』第2話

愛する人の命を奪われた元刑事
天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが、
ー監視カメラーを駆使した科学捜査によって凶悪な連続殺人鬼に迫るスリリングなサイバークライムサスペンス!
『レッドアイズ監視捜査班』第2話の冒頭で、人気のない場所で両手を縛られた男女が覆面をした人物の前で銃を向けられている。

銃を向けているが実際に凶器に使ったのはナイフだったことからこの殺人方法はアメリカで起こった未解決事件「ゾディアック事件」を真似た事件だと捜査が動いていくというストーリです。

実際のゾディアック事件も最初の犠牲者は若い男女のカップルでした。
『レッドアイズ監視捜査班』第2話でもゾディアックの声明文(=暗号文)そのままが登場しています。

『私は人間を殺すのが好きだ。
 森で獣を狩るよりずっと楽しい。
 なぜなら、人間は最も危険な動物だから。』


ドラマの中で扱われた声明文は、実際の犯人とされるゾルディックがアメリカ日刊紙などの報道機関に複数の手紙を送りつけていましたが、その中の1つの408個の暗号で書かれている「408暗号文」でした。



ドラマ「レッドアイズ監視捜査班」を見ていて多くの日本人にはなじみがないアメリカの未解決連続殺人事件の名前が出て、興味を持った人も少なくないかもしれません。

アメリカで起きたその事件とはどんなものだったのでしょうか。
またドラマスタートより前の2020年12月に解読されていなかったもう一つの暗号文「340暗号文」がついに!解読されたというニュースが日本でも報じられました。

ゾディアック事件とは?

ゾディアック事件とは、1968年~1974年にかけてアメリカのサンフランシスコ州で分かっているだけでも5人の男女が殺された、いまだ解決されていない事件です。

「ゾディアック」とは、真犯人とされる人物が声明文の中に『This is the Zodiac speaking.』という表現を記したことでその名がつけられたということです。そして実際の犠牲者はもっと多いのではないかと言われています。

事件のあらまし

年月 内容
1968年12月 10代のカップル:サンフランシスコ・ハーマン湖で殺害される
1969年7月 若いカップル:ヴァレホの駐車場で襲われる*「自分の犯行だ」とする電話が警察にはいる
1969年7月 サンフランシスコ湾域警察、新聞社に暗号化された手紙が大量に届く。差出人は「ゾディアック」
1969年9月 20代カップル:ベリエッサ湖畔で覆面をした男に襲われる
1969年10月 タクシー運転手:サンフランシスコ近郊で殺害される。*ゾディアックが被害者運転手のシャツの一部を新聞社に送り付ける
1974年 ゾディアックが「今まで37人殺した。」とし、事件を大きく報道するように要求し、さもなければもっと凄まじいことが起きる」と新聞社に手紙を送りつける。*連絡が途絶える
1978年 「復活した」と新聞社に手紙を送るつける。*1974年以降事件は進展なしで不明のまま
これだけの犯行を重ねているにも関わらず、未解決事件になっています。
そして日本よりはるかにシリアルキラーによる事件が多いのはアメリカなんですね。

51年越しの解読「340暗号文」

51年間誰も解けなかった連続殺人鬼ゾディアックの暗号の一つを解き明かすカギが、12月始めに米国・オーストラリア・ベルギーの一般人からなる暗号解読チームによって発見された。解読されたメッセージの正当性は米FBIも認めている
ゾディアック事件の犯人とされている通称:ゾルディックが犯行声明文として報道機関に送り付けたものの中に二つの暗号文で書かれたものがありました。

1つは408個の記号で書かれていた「408暗号文」と呼ばれているもの。
もう1つは340個の記号で書かれた「340暗号文」です。

「408暗号文」は1969年に当時高校の教師だった夫婦により解読されています。
「340暗号文」の構成は「408暗号文」のそれよりもはるかに複雑だったことからFBIや暗号解読のスペシャリストなどが解読に取り組んだがこれまで解読できず長い間、内容は不明でした。


それが2020年12月、日本でも報じられましたが解読に関してアマチュアであるオーストラリアの数学者・サム・ブレイク氏ら3人のチームが、「340暗号文」を解読したと報じられ話題になりました。

解読までに51年もの歳月が経っていたということにも驚きです。
その解読方法と内容はどんなものだったのでしょう。

Let's Crack Zodiac - Episode 5 - The 340 Is Solved!

I HOPE YOU ARE HAVING LOTS OF FUN IN TRYING TO CATCH ME
TAHT WASNT ME ON THE TV SHOW
WHICH BRINGS UP A POINT ABOUT ME
I AM NOT AFRAID OF THE GAS CHAMBER
BECAUSE IT WILL SEND ME TO PARADICE ALL THE SOONER
BECAUSE I NOW HAVE ENOUGH SLAVES TO WORK FOR ME
WHERE EVERYONE ELSE HAS NOTHING WHE THEY REACH PARADICE
SO THEY ARE AFRAIDO OF DEATH
i AM NOT AFRAIDO BECAUSE I KNOW THAT MY NEW LIFE IS
LIFE WILL BE AN EASY ONE IN PARADICE DEATH
【和訳】

「私を捕まえようとしている諸君が大いに楽しんでくれることを願っている。
しかしテレビに出たのは私ではない。私との違いは、私がガス室を恐れていないという点だ。
なぜなら、それは私をすみやかにパラダイスに送ってくれるからだ。
私はすでに、私のために働くには十分な奴隷を所有している。他の者たちはパラダイスに到達しても何も持っていない。
だから死を恐れる。だが私は恐れない。なぜなら、私は私の新しい人生を知っているから。
私の人生は楽園での死により、裕福なものになるだろう」



犯人が犯行の声明文をわざわざ暗号文にして出しているところが殺人事件を楽しんでいるとしか言いようのないその様子が本当に不気味に感じます。

そしてそんな未解決「ソディアック事件」ですがアメリカでは映画化されています。

ゾディアック事件の映画作品

「ソディアック事件」は2007年アメリカで映画『ZODIAC』として公開されています。

監督はブラットピット主演の映画「セブン」でもおなじみのデビッド・フィンチャー監督です。

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