70年代~80年代にリリースされた「2位止まりだった名曲」
2017年7月27日 更新

70年代~80年代にリリースされた「2位止まりだった名曲」

『木綿のハンカチーフ』や『いとしのエリー』など、他の大ヒット曲とリリースのタイミングが被ってしまい、運悪くオリコン1位に輝けず、最高順位2位に甘んじた、70年代~80年代に発売された名曲を紹介していきます。

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堺正章(さらば恋人) 1971年5月1日発売

ムッシュかまやつや井上順が在籍していたグループ・サウンズのバンド『ザ・スパイダース』として活動していたマチャアキが、グループ解散後、ソロとして初めてリリースしたシングルがこの『さらば恋人』でした。愛する人へ別れを告げながらも、後ろ髪引かれる男のみじめさを唄った歌詞の世界観は、その後のJ-POPに多大な影響を与えたことは間違いありません。
そんな同曲ですが、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』や小柳ルミ子のデビュー・シングル『わたしの城下町』に阻まれ、オリコンの順位は2位に甘んじました。

さらば恋人

1971年5月1日発売

喝采(ちあきなおみ)1972年9月10日発売

1972年にリリースされた、ちあきなおみの代表曲であり、昭和歌謡屈指の名曲として名高い『喝采』。オリコン累計売上枚数は80万枚で、その年の『レコード大賞』大賞も受賞しましたが、オリコン最高位は2位。それも、12週間(3ヶ月間)連続で2番手に甘んじました。
このとき長らく首位をキープしていたのは、宮史郎とぴんからトリオの『女のみち』。同曲は、累計売上枚数325.6万枚で、歴代シングル売上ランキング第2位。いくらなんでも相手が悪いというものです。

ちあきなおみ/喝采 1972年

1972年9月10日発売

木綿のハンカチーフ(太田裕美)1975年12月21日発売

累計売上枚86.7万枚。これまでに、椎名林檎、岡村靖幸、草野マサムネ、いきものがかり、May Jなど、幅広い世代のミュージシャンからカバーされ続けている事実一つとっても、J‐POP史上屈指の名曲であることは、論を待たないでしょう。

そんな、歌手・太田裕美の代表作であり、作詞家・松本隆の出世作でもる『木綿のハンカチーフ』ですが、リリースした1975年12月21日はさすがに、時期が最悪でした。というのも、その4日後となる1975年12月25日に、あの『およげ!たいやきくん』が発売されてしまったのです。
オリコン初登場1から11週連続1位を獲得し、累計売上枚数にして457.7万枚という、未だ破られない大記録を持つ“日本一売れたシングル”を前にしては、分が悪いという他ありません。

木綿のハンカチーフ (歌詞入り ) 歌 太田裕美

1975年12月21日発売

ガンダーラ(ゴダイゴ)1978年10月1日発売

1970年代~1980年代に活躍した、プログレッシブロックバンドの草分け的存在ゴダイゴ。『モンキー・マジック』『ビューティフル・ネーム』『銀河鉄道999』など、今も語り継がれる名曲を数多く手掛けてきたことでも知られていますが、これらの楽曲はいずれも2位止まり。グループ最大のヒット曲で、85万枚を売り上げた『ガンダーラ』も例外ではなく、堀内孝雄の『君のひとみは10000ボルト』に1位獲得を阻まれています。

いとしのエリー(サザンオールスターズ)1979年3月25日発売

サザンオールスターズ初期の代表的バラード『いとしのエリー』。TBS系ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の主題歌としても有名な同曲は、1979年3月25日にリリースされます。
ちょうど、このタイミングは、1979年3月12日付~1979年4月9日付で5週連続1位の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』(西城秀樹)、1979年4月16日付~1979年6月11日付で9週連続1位の『魅せられて』(ジュディ・オング)という2曲が、首位をガッチリとキープしていたため、その牙城を崩すことはできませんでした。

Ray Charles - Ellie, My Love

1989年にブラックミュージックの大御所、レイ・チャールズにもカバーされた

青い珊瑚礁(松田聖子)1980年7月1日発売

80年代と言えば、アイドル歌謡の全盛期。1980年7月にリリースされた松田聖子2枚目のシングル『青い珊瑚礁』は、そんなアイドルブームを告げるファンファーレのように、今もなお、多くの人の記憶に残り続けています。
かなりのヒットを飛ばした同曲でしたが、同時期には長渕剛の『順子』が6週連続で1位の座にあったため、初のオリコン1位は次のシングル『風は秋色/Eighteen』まで、待たねばなりませんでした。

松田聖子 青い珊瑚礁

1980年7月1日発売

バレンタイン・キッス(国生さゆり)1986年2月1日発売

1986年にリリースされた、おニャン子クラブで屈指の人気を誇っていた国生さゆりのソロデビューシングル『バレンタイン・キッス』。今でも、バレンタインシーズンになると、必ずどこかしらで流れている、時代を超えて愛され続ける名曲なのは、ご存じのとおりです。
この曲の1位を阻止したのは、ユッコこと岡田有希子生前最後のシングルとなった『くちびるNetwork』でした。

ちなみに、オリジナル曲発売から25年後の2011年に『渡り廊下走り隊7』名義でリリースされたカバー曲も、同じくオリコン2位が最高順位となっています。
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