Mr.Boo
「Mr.Boo!」あるいは「新Mr.Boo!」作品はいずれも1970年代後半から1980年代にかけての香港社会を皮肉った、風刺色の強いコメディ映画である。これまでの香港映画の常識を覆し、それまでアクション中心だった香港映画のあり方を変えた。
実はマイケル・ホイの各作品はいずれも単独の作品であり、シリーズとして制作されたものはない。 日本で最初に公開されたマイケルの作品『半斤八兩』を、配給元東宝東和が『Mr.Boo!』というオリジナルの邦題で公開し、これが大ヒット。東和は早速マイケルの他作品の公開を決めたが、集客の連鎖を狙うため邦題にはいずれも「Mr.Boo!」あるいは「新Mr.Boo!」のタイトルを付け、シリーズもののように宣伝したのである。
どこかで覚えがある手法ですね?
そうです。
サモ・ハン・キンポーの"デブゴン・シリーズ"と同じような手法ではありませんか?
つまりとっても面白いということだと思うんです。。。
そうです。
サモ・ハン・キンポーの"デブゴン・シリーズ"と同じような手法ではありませんか?
つまりとっても面白いということだと思うんです。。。
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探偵のウォン(マイケル)は香港で私立探偵事務所「萬能私家偵探社」を開いているが、従業員は美人秘書のジャッキー(テレサ・チュウ)と間抜けな助手のチョンボ(リッキー)の3人だけだった。
不倫調査の仕事をこなしていたある日、探偵志望の青年キット(サミュエル)が安月給で良いから雇ってくれと事務所を訪れた。最初はこれ以上雇うつもりは無い(実際には、これ以上給料を払いたくない)と断ったのだが、直後に起きたスリ騒ぎでの鮮やかな対応を見て、渋々雇い入れることになった。
今まで以上のケチケチ振りを見せるウォンに対し、我慢するチョンボとキット。ウォンとともにキットが初めて行った不倫調査で、証拠を押さえたまでは良かったが……
Mr.BOO予告編 - YouTube
1976年の香港映画。『Mr.BOO!』シリーズの第1弾で、日本では1979年に公開
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主題歌の歌詞がまたなんとも言えずいいです。
赤塚不二夫が日本語版カバーの訳詞を担当しました。
赤塚不二夫が日本語版カバーの訳詞を担当しました。
Mr.BOO Funny Scene (ミスター・ブー 名シーン) - YouTube
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Mr.Boo名シーン集です。
この時の日本語吹替はキット役(サミュエル・ホイ)にビートたけし
チョンボ役(リッキー・ホイ)にビートきよしが起用されています。
その後は変更になっていますので貴重な2人揃っての声優起用かも。
この時の日本語吹替はキット役(サミュエル・ホイ)にビートたけし
チョンボ役(リッキー・ホイ)にビートきよしが起用されています。
その後は変更になっていますので貴重な2人揃っての声優起用かも。
シリーズ
実際はシリーズとして作られたものではないとのことですが…
シリーズもののように宣伝された「Mr.Boo!」タイトル付の映画の中から
ホイ3兄弟揃って出演の作品を紹介します。
シリーズもののように宣伝された「Mr.Boo!」タイトル付の映画の中から
ホイ3兄弟揃って出演の作品を紹介します。
「恒生精神病院」で働く李は女好きの看護士。阿添は金に目がなくとことん不真面目な雑役。ある日、この精神病院に乱暴者の鄭明が入院してくる。鄭明は宝の在処を知る重要な秘密を持つ人物だった。そして鄭明の宝の秘密を知った李と阿添は、その宝を頂戴しようと企むが、欲に目の眩んだ二人は鄭明に振り回されることになるのだった……。
1975年公開当時香港では興行記録1位を記録した人気作ですが
日本公開はなかった作品です。
2013年にDVD化されました。
日本公開はなかった作品です。
2013年にDVD化されました。
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テレビタレントのチ・マン(マイケル)は、香港のテレビ局MTV(マウス・テレビ)との8年間の専属契約を結んでいるが、一度もまともな出演機会がなく、たまに与えられる役はバックダンサーや奇術の標的などの端役ばかりで、それでもいつも失敗していた。
あるとき、ひょんな事からライバル局CTV(キャット・テレビ)のクイズ番組に司会者として出演したところ、大好評を得たので、そのテレビ局から専属契約を持ちかけられた。しかし、今のテレビ局との契約は破棄出来ない事になっていた為、発明好きの弟チ・リン(リッキー)や、インド人のマジシャンにこき使われ、独立のチャンスを伺っていた若手マジシャン(サミュエル)とともに、契約書奪還の為の作戦に打って出た。
Mr.BOO! インベーダー作戦 大搏殺 テレビ放映バージョン - YouTube
香港映画『Mr.BOO! インベーダー作戦』より。キャットTVのクイズ「大搏殺」のテレビ放映バージョンです。テレビ放映バージョンでは、さすがにブラック過ぎるのか、一部カットされております。DVDおよびBDでは、最後の部分(ごま油云々のくだり)の日本語吹替が収録されておりません。
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香港のテレビを皮肉った映画になっています。
テレビ業界に対する皮肉もこもっていますが
この番組シーンなど結構強烈です。
テレビ業界に対する皮肉もこもっていますが
この番組シーンなど結構強烈です。
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ウォン警備会社(王氏護衛局)に勤めるチャウ(マイケル)は、部下いびりに精を出す一方、社長にはへつらう自称鬼警備隊長だった。
しかし、社長の息子ファン(フォン・ツイファン)が身分を隠して視察のために入社してきた。
副隊長(サミュエル)やドジな新米隊員ロン(リッキー)たちに対するいびりや横暴さが御曹司にばれ、やり方が時代遅れだとチャウはヒラ隊員に降格されてしまう。元部下と立場が逆転したチャウは名誉挽回に奮起するが……
監督:マイケル・ホイ
脚本:マイケル・ホイ
出演:マイケル・ホイ/サミュエル・ホイ/リッキー・ホイ