永遠のアイドル『小泉今日子』が80年代に歌ったナツメロ5選!!
2016年3月23日 更新

永遠のアイドル『小泉今日子』が80年代に歌ったナツメロ5選!!

いまや女優『小泉今日子』の方が多くお目にかかれるKYON²だけど、シングルCDだけでも42枚もリリースしています。そんな歌手『小泉今日子』が1988年にリリースした「ナツメロ」は70年代の名曲をKYON²自らプロデュースした選りすぐりの1枚とです。今回はアルバム「ナツメロ」から5曲を紹介いたします。

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江戸時代の元禄と放送時の時代が同じような時代の方向が変化する時期となる「峠」の時代だとする原作者・堺屋太一の観点を軸に、赤穂事件を現代的に描いたドラマ。赤穂藩断絶を現代の企業倒産になぞらえ、仇討ちのヒロイズムよりもサラリーマンつまり赤穂の藩士たちがいかに行動したかを再考する作品となっている[1]。脚本にはデビューして間もない冨川元文が大河ドラマ史上最年少で起用され、これによる各回のサブタイトルがユニークであった。というのも、大河におけるサブタイトルのほとんどは名詞形を主体としており、本作のように動詞形のそれが用いられることはあまり例がないのである。配役面では主役にベテランの緒形拳を起用する一方、当時人気絶頂にあった"たのきんトリオ"のひとり野村義男をはじめ、三田寛子、小泉今日子、錦織一清、薬丸裕英など、次世代のアイドルが多数起用されている。なお、現在もジャニーズ事務所に在籍している俳優の出演大河としては一番古い作品である

・ はじめてのドラマ出演はNHK大河ドラマ?

女優『小泉今日子』としてのお仕事は1982年放送のNHK大河ドラマ「峠の群像」だと思います。

制作 : 日本放送協会
原作 : 堺屋太一
脚本 : 冨川元文
主演 : 緒形拳

簡単にいえば「赤穂浪士」のお話です。
主演の緒方拳は大石内蔵助役、その息子大石主税の恋人「鶴」役を演じていました。
このドラマは当時のアイドルがたくさん出演しています。
ジャニーズからは”たのきんトリオ”から野村義男、”少年隊”から錦織一清、”シブがき隊”からは薬丸裕英が起用、女性では小泉今日子のほかに三田寛子が起用されていました。野村義男と薬丸裕英は現在はジャニーズ事務には所属していません。

その後、1983年から1984年フジテレビで放送された「あんみつ姫』シリーズで主演のあんみつ姫を演じました。このとき、主題歌として『まっ赤な女の子』と『クライマックス御一緒に』が起用されています。そして、1985年に主演したTBSドラマ『少女に何が起こったか』は毎回20%を超える視聴率で好評を博しました。

アルバム『ナツメロ』とは?

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KYON²自らプロデュース! 70年代の名曲をチョイス!!

今回紹介する「ナツメロ」は1988年12月17日リリースでした。
このアルバムは小泉今日子本人がプロデュースをし、参加アーティストも井上ヨシマサや野村義男、デーモン小暮など、KYON²世代なら知っている面々です。

『ナツメロ』
 01 学園天国
 02 S・O・S
 03 お出かけコンセプト
 04 赤頭巾ちゃんご用心
 05 レディ・セブンティーン
 06 尻取りRock'n Roll
 07 恋はベンチシート
 08 やさしい悪魔
 09 Soppo
 10 夢見る16才
 11 バンプ天国
 12 アクビ娘
 13 みかん色の恋

この中から、独断と偏見により5曲を選曲します。

史上最強のロックン・ロックバンド「キャロル」!!

20.1.28池袋ピンキーでのライブ映像です。声も昔もままの甘い声で感動しました。

・ 原曲は史上最強のロックンロールバンド・キャロルの『レディ・セブンティーン』

『レディ・セブンティーン』

作詞 : 大倉洋一
作曲 : 矢沢永吉
編曲 : 井上Brothers

原曲はキャロルの『レディ・セブンティーン』です。

1972年から1975年の約2年半という短い期間でしたが、日本で最初にロックをヒットさせた史上最強のロックン・ロールバンド「キャロル」の4枚目のシングルで『愛の叫び』とのカップリング曲でした。

1973年3月25日にリリースされ、ジョニー大倉がリードヴォーカルをつとめていました。彼の甘い声にピッタリの曲でした。作詞はジョニー大倉こと大倉洋一、作曲は矢沢永吉で解散後はどちらもソロで歌っていました。

小泉今日子が歌う『レディ・セブンティーン』は17歳の結婚を夢見る少女がドキドキしながら彼のことを考えるという歌詞に声がピッタリマッチして、何とも初々しい感じがします。リリースされた当時は22歳の小泉今日子ですが、そんなことは少しも気になりませんでした。

さすが、スーパーアイドルです。

70年代後半 怪物!! と呼ばれた「ピンクレディ」

Video original en https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=KeC3Ie0EuTk subtitulado en español para el en el evento Ongakkai 2012 Fundación Col...

・ 次の原曲はピンクレディの最初のNo.1ヒット曲『S・O・S』

『S・O・S』

作詞 : 阿久悠
作曲 : 都倉俊一
編曲 : 恩田直幸

原曲は1976年11月25日にリリースされたピンクレディーの『S・O・S』です。

ピンクレディーは70年代後半、最も大きな活躍をした女性デュオです。彼女たちも小泉今日子同様「スター誕生」から誕生したスーパーデュオです。

ピンクレディーブームに乗り、衣料品や文房具、食器、自転車、食料品などまで二人をプリントしたキャラクターグッズが販売されました。当時の子供たちは何か一つはピンクレディーグッズを持っていたことでしょう。

そんなモンスター級の人気に”怪物”と呼ばれた彼女たちの第2弾シングルがこの曲でした。

小泉今日子が歌うこの曲は、デュオで歌うピンクレディーとは違うソロで歌う『S・O・S』です。ツアーのサポートをしていた怪獣大図鑑バンドの演奏によりイントロ部分などに遊び心を感じさせる楽しいアレンジをしています。

ただのカヴァー曲ではない小泉今日子の面白さがここにあります。

70年代後半のロックアイドル「レイジー」

・ レイジーの3枚目シングル『赤頭巾ちゃんご用心』

『赤頭巾ちゃん御用心』

作詞 : 杉山政美
作曲 : 都倉俊一
編曲 : 野村義男

原曲は1978年2月5日にリリースされたレイジーの『赤頭巾ちゃん御用心』です。

レイジーは70年代後半、かまやつひろしのプロデュースでデビューし、ロックアイドルとして不動の地位を築きました。解散後、高崎晃と樋口宗孝の2人が「ラウドネス」を結成。海外進出も果たしています。残念なことに、2008年11月に樋口宗孝が他界しましたが、現在も精力的に活動中です。景山ヒロノブはアニソン界のプリンスとして活躍中。

レイジーは1997年再結成していますが2006年に田中宏幸も他界しており、現在は景山ヒロノブ、高崎晃、井上俊次の3人で活動しています。

小泉今日子が歌う『赤頭巾ちゃん御用心』は野村義男が編曲を行い、演奏も野村義男バンドですが、ハードなアレンジはなく、あっさりとポップに仕上げられています。

小泉今日子のかわいらしい声が、この歌詞にピッタリマッチして十代の男の子の「憧れのあの子を誰にも渡したくない」的な心情が伝わってきます。
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