90年代、人気の人物系教養番組だった「知ってるつもり?!」
1989年10月8日から2002年3月24日まで、毎週日曜日21:00~21:54放送(日本テレビ系列)。
主に歴史上の人物にスポットを当てて紹介していましたが、なかには現役で活躍している人物を取り上げることもありました。
取り上げる内容は、一般的に認知されている事柄以外の意外な一面にスポットを当てるようにしていたため、人物教養番組とはいえ人気の高い番組でした。
主に歴史上の人物にスポットを当てて紹介していましたが、なかには現役で活躍している人物を取り上げることもありました。
取り上げる内容は、一般的に認知されている事柄以外の意外な一面にスポットを当てるようにしていたため、人物教養番組とはいえ人気の高い番組でした。
via img01.sagafan.jp
興味深い番組構成に、つい引き込まれた方も多いのではないでしょうか。
知ってるつもり?!「ブルース・リー」
via www.youtube.com
タイトルの「!?」は通常の「!?」と逆表記
タイトルの「?!」は、通常の「!?」とは逆の表記になっている。これは「聞いて、驚く」という順序を表している。またごく初期のころはエンターテインメント型情報番組という位置づけで、「巨泉のこんなモノいらない!?」から引き続いて「"THAT'S INFOR-TAINMENT" (ザッツ・インフォーテインメント)」のサブタイトルを冠としていた。
企画段階では「クイズ番組」の体を装っていました
「知ってるつもり?!」は「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」に続く「日本テレビクイズプロジェクト」第2弾の番組と位置付けられていたため、1991年ごろまではクイズ番組的な要素も含んでいました。
しかし、そのクイズは2択が主な簡素なもので、正答者に対しても賞品や賞金などは出ませんでした。
これはプロデューサーが、地味な伝記番組では企画が通らないだろうと、クイズ番組と偽って企画書を出したためだったのです。
しかし、そのクイズは2択が主な簡素なもので、正答者に対しても賞品や賞金などは出ませんでした。
これはプロデューサーが、地味な伝記番組では企画が通らないだろうと、クイズ番組と偽って企画書を出したためだったのです。
みんなが大好きだった逸見政孝の出世番組『クイズ世界はSHOW by ショーバイ !!』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
大変人気のあったいっつみぃこと故逸見政孝氏の出世番組『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』。世界中のショーバイに関するクイズに答えていきますが、点数をスロットを使って決めていったり、決まり文句があったり、特徴的な番組でした。
日テレ「黄金の90年代」を代表する番組へと成長
番組開始前、司会の関口宏らが「先人たちの生き方の中にわれわれ現代人が生きるヒントを得られるような番組はできないものか」と企画。
数カ月に及ぶ準備期間を経て、日曜午後9時枠での1時間番組という条件で編成に持ち込み、番組開始が決定されました。
数カ月に及ぶ準備期間を経て、日曜午後9時枠での1時間番組という条件で編成に持ち込み、番組開始が決定されました。
via i.ytimg.com
80年代に栄華を誇ったフジテレビから、日本テレビが10年連続年間視聴率四冠王を獲得する「黄金の90年代」を代表する番組へと成長していきました。
知的好奇心をくすぐった特番「伝説」の切り口
「幻のマラソン王」「父子の鉄道王」「独裁者」「女帝」「大横綱」「悪妻・良妻」「冒険王」「天下人」「世紀のスパイ」「中国覇王列伝」「大富豪」「華麗!世紀の美女」「世紀の大恋愛」「征服王」「激動世紀末!!大予言者」等など、タイトルからして興味深い数々の切り口で、歴史上の人物にスポットを当てていきました。
「追悼」の形で、当代のスターにスポットを当てたことも
【ジャンボ鶴田追悼】知ってるつもり①
via www.youtube.com
パネリストには加山雄三、堺正章、大空眞弓、城戸真亜子らが並びました。