笑い所満載の映画「ホットショット」。そのストーリーと笑いのネタとは?
2020年1月12日 更新

笑い所満載の映画「ホットショット」。そのストーリーと笑いのネタとは?

1991年に放映されたコメディ映画の「ホットショット」。この映画は、当時の人気俳優のチャーリー・シーンが主人公をであると共に、コメディとして、とても面白い映画として人気でした。今回は、「ホットショット」のストーリーと、映画でのたくさんの笑いのネタについてご紹介します!

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「ホットショット」って、どんな映画なの?そのストーリーとは?

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1991年に放映されたコメディ映画「ホットショット」。当時数々のコメディ映画が放映される中、海軍のパイロットというコメディとはかけ離れた題材で、ぱっと見はコメディをしそうにないイケメンのチャーリー・シーンが主人公という異色の映画です。また、トム・クルーズ主演の映画「トップガン」のパロディ的要素も特徴となっています。

そして、映画の中には、たくさんの笑いのネタが散りばめられているため、とても大人気の映画となりました。

しかし、そんな大人気のコメディ映画でも、「あれ?ホットショットって、どんな内容だったっけ?」と思う人がいるのではないでしょうか?

そこで、今回は、大人気コメディ映画「ホットショット」のストーリーと、映画のストーリーの中での笑いのネタをご紹介します。

「ホットショット」ストーリー:トッパーの決断。

20年前、バズとメイルマンの乗る戦闘機がバズのムチャな操縦で故障し、墜落しました。

墜落前にバズは戦闘機から脱出しましたが、メイルマンの脱出装置が作動せず、戦闘機もろとも墜落してしまいました。

しかし、メイルマンは死にませんでした。
メイルマンは自分が生きていることに安堵したものの、その瞬間脱出装置が作動し、メイルマンは操縦席もろともジャングルの中に飛ばされてしまいます。

それでもメイルマンは無事でしたが、ヘルメットにはシカの角のように見える枝がひっついていました。そして、メイルマンがふと見た看板には「本日より鹿狩り解禁」の文字が・・・

「あ!」っと思ったメイルマンですが、時はすでに遅く、メイルマンは銃で撃たれてしまったのです。

・・・そして、現在。

バズの息子であるショーン・トッパー・ハーレーは、アメリカ海軍の属する優秀なパイロットでした。

しかし、父親に対する負い目と度重なる軍規違反で除隊処分となり、とあるネイティブアメリカンの部落で静かに暮らしていました。

ある日、海軍のジェームズ・ブロック副官がトッパーを訪ねてきました。

トッパーは副官をテントに招き入れました。テントの中には、ネイティブアメリカンの長老がいました。

副官は座ると、トッパーに海軍に戻ってきて欲しいと告げました。今回の作戦には、優秀なパイロットが必要だと言うのです。トッパーは最初は断わりましたが、詳細をきいて了承しました。

そして、トッパーは長老に言い、テントを出て行ったのです。
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「ホットショット」ストーリー:トッパー、タドレー海軍基地へ。ライバルとの出会い。

トッパーは、バイクでタドレー海軍基地へ向かいます。その途中で、トッパーは乗馬をする美女に出会います。

美女はまるでトッパーを誘惑するように、馬の上で寝そべったり馬を走らせながら木の枝にぶら下がって技を見せたりします。

その様子を見てトッパーは彼女の魅力に引き込まれそうになりながらも、なんとかタドレー海軍基地へ到着するのでした。

海軍宿舎へ到着したトッパーは、宿舎にいる自分の同僚たちにあいさつをしました。彼らは、今回の作戦のために集められた精鋭たちでした。しかし、皆一癖も二癖もあるパイロットばかりでした。

その中で、トッパーの相棒に選ばれたのがジムです。
彼も癖のあるパイロットで、魚眼の目をもち、あだ名がピンボケと言いました。

そして、トッパーはケント・グレゴリーと出会います。彼は20年前にトッパーの父親のバスと共に戦闘機を操縦していたメイルマンの息子でした。

そのため、ケントは、トッパーの父親のせいで自分の父親が死んでしまったことで、トッパーを憎んでいました。

睨み合う2人に他のパイロットのピートが割って入り2人をなだめ握手をさせたのでした。

その頃、タドレー海軍基地へ、今回の作戦の責任者であるタッグ・ベンソン提督が到着しました。

そして、提督室に提督を案内した副官は今回の作戦の説明をしたのです。

「ホットショット」ストーリー:トッパー、精神科医に会う。そして、作戦の訓練へ。

トッパーは、作戦に参加するために、父親のトラウマを治す必要がありました。そこでトッパーは、精神科医を訪ねました。

精神科医の診察室で、トッパーは馬に乗った美女と再会します。しかし、その美女はトッパーの精神分析を行なう精神科医のラマダでした。

ラマダは、トッパーが除隊になった経緯を確認し、父親のことをトッパーに確認するように話だしました。

父親は、20年前の作戦の業績を讃えられ、大統領から勲章を受けとりました。しかし、父親は自分の操縦で一緒に乗っていた副パイロットをしに至らしめ、そのショックで除隊しました。その後写真店に勤め、最後には暗室で窒息死したのです。

ラマダがその話をすると、トッパーは明かに動揺し、逃げるように椅子から立ち上がりました。
その様子をみたラマダは、トッパーに定期的に自分の所に通うよう勧めましたが、トッパーは自分は大丈夫だと言いながら、部屋を出ていきました。

作戦室に集められた数人の軍人たちは、副官から「空飛ぶ武器」と言われた最強の戦闘機を操縦し作戦に就くことになりました。

そして、トッパーたちは、訓練に挑みます。

訓練では、副官よりトッパーとケントが先頭に立つように命令されました。そして、トッパーとケントは命令された通りに訓練しますが、そこでトッパーのトラウマが再発し、操縦を誤ってしまいます。しかし、トッパーはなんとか正気に戻り、訓練は終わったのでした。

「ホットショット」ストーリー:副官の企みと、トッパーとラマダの恋の行方。

ボクシングの試合会場で、副官が白髪の男と話しています。その白髪の男は、ロックマン航空機の社長でした。そして、副官はその社長と結託し、トッパーのトラウマを利用して戦闘機の事故を起こし、ロックマン航空機で製造されている最新のジェット機を契約する、という企みを考えていました。

それから副官は、その話を終えると、その場を後にしたのでした。

その頃、あるバーでは、作戦を前に、パイロットたちががお酒を楽しんでいました。
すると、ケントはラマダと以前に会ったかのように話をします。実は2人は以前交際をしていたのです。

そして、ケントは、ラマダによりを戻すように言いました。しかし、ラマダはケントの告白を断りました。

その様子を見ていたトッパーは嫉妬し、ケントと喧嘩をします。実はトッパーも、ラマダに恋していたのです。

しかし、ラマダが2人を制止し、ケントによりを戻す気がないことをはっきり言うと、ケントは諦めて、バーを後にしたのです。

それから、トッパーとラマダもバーから出ると、今度はラマダがトッパーを誘いました。実は、ラマダはトッパーに恋をしていたのです。

そして、2人はラマダの家へと行き、甘い夜を過ごすことになったのです。

「ホットショット」ストーリー:実戦練習での仲間の死。

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作戦前の実戦練習の日。
ジムは魚眼の目のせいで徐隊となりましたが、練習の実行される時間が迫っているにも関わらずトッパーの姿が見えないことを知り、急いで海軍へ戻りました。

なぜならば、ジムはトッパーを最高のパイロットだと思っていて、トッパーが作戦練習の時間に間に合わないと、トッパーがまた除隊になってしまうからです。

そのため、ジムはそれを阻止するため、トッパーのヘルメットを被りトッパーのフリをして戦闘機に乗り込んだのでした。

一方、トッパーは寝坊し、ラマダの部屋から急いで出ていきました。

作戦のために集まるパイロットたちは、それぞれ戦闘機に乗り込みました。

管制塔では、提督が練習開始を見守っていました。そして、実戦練習は開始されました。

次々と戦闘機が飛んで行きました。しかし、トッパーの戦闘機の離陸が不安定で、管制塔では不安の声が上がりました。

それもそのはず、戦闘機に乗っているのはトッパーではなく、トッパーの変装をした魚眼のジムなのですから。

そこへ、やっとトッパーが現れました。そして、トッパーは自分が乗るはずだった戦闘機が飛んでいることを知り、その戦闘機を見ていました。

一方上空では、ジムが鳥に気を取られて仲間のピートの戦闘機にぶつかってしまいました。そして、ジムはパラシュートで脱出しましたが、ピートは脱出できずに戦闘機と共に墜落してしまったのです。

急いで現場へ走る救急車。そして、トッパーがその後ろをバイクで追いかけていきます。

その頃、戦闘機が墜落した穴から這い出てきたピートは救急車に乗せられて病院へ行きました。

脱出したジムは生きていたものの、ピートは病院で治療を受けましたが、治療の甲斐なく死んでしまいました。そして、ピートの葬式は、盛大に行われたのです。

ピートの葬式の後、トッパーとラマダの前にケントがやってきました。ケントは再度ラマダに告白しますが、また断られてしまいます。

そして、ケントは「作戦は1時間後だ」と言い、2人の前から去りました。

作戦の準備が着々と進む中、提督のもとに副官とロックマン航空機社長が作戦に使用する戦闘機の確認のために現れました。

そして、社長はトッパーの戦闘機を整備していた整備士に、戦闘機が誤作動を起こすよう細工をさせたのです。

ミーティング室に集まったパイロットたち。ミーティング室で、作戦の最終確認を行いました。

そして、その最終確認で、副官がトッパーを先頭にすると言いました。

作戦の最終確認を終え、パイロットたちは作戦決行のために部屋から出て行きました。とうとう作戦が決行される時が来たのです。

「ホットショット」ストーリー:作戦決行!トッパートラウマの克服、そして大活躍。

いよいよ作戦が始まり、トッパーたちは戦闘機に乗り、海軍の軍艦の甲板から上空に飛び立ちました。

軍艦の司令室では、提督や司令官などが、レーダーで作戦の進行状況を見守っていました。そして、司令室には副官と悪巧みをしていたロックマン航空機社長もいました。

やがて、レーダーが敵機を発見します。司令官は、敵機の数や飛んでいる方向をパイロットたちに教えました。

敵機が前方から迫ってくることを確認したパイロットたちは、巧みな技術で応戦するための準備をしますが、その時にトッパーはトラウマに襲われてしまいました。

トッパーはトラウマで戦闘機を操縦する手が止まってしまい、戦闘機は固まったように動かなくなってしまいました。

その様子を司令室にいた社長は、トッパーの戦闘機が自分たちの工作で動かなくなったと思い、作戦成功と勘違いして笑みを浮かべながら司令室から出て行きました。

しかし、社長たちはトッパーの戦闘機だけでなく、他の戦闘機にも細工したことで仲間の戦闘機が次々と誤作動を起こし、敵機に攻撃をする事ができなくなってしまったのです。

そのため、敵機から逆に攻撃を受け、パイロットたちは窮地に立たされてしまいました。

そんな状況の中、作戦に参加していた副官は、トッパーの戦闘機だけでなく、自分の乗る戦闘機にも細工されていることに気付き、焦りました。

そして、副官がトッパーに声をかけますが、トッパーはトラウマから脱する事ができずにまだ動けないでいました。

そこで、副官が20年前の父親の事故のことが実は真実ではなかった事を話し出しました。

「自分は20年前の事故の時に一緒に飛んでいて、事故の一部始終を見ていた。
トッパーの父親のバズは、ケントの父親のメイルマンを見捨てて助かった訳ではなかった。
実は、ジムは、脱出の道具が動かなくなり脱出ができなくなってしまったメイルマンを必死で助けようとして、戦闘機から落ちてしまい、パラシュートが開いてジムは助かった。ジムはヒーローだった。」と言ったのです。

それを聞いたトッパーは、晴れるようにトラウマが消え、自信を取り戻しました。

これからがトッパーの本領発揮です!

トッパーは攻撃ができないことを知り、攻撃できないならと、巧みに戦闘機を操縦し、敵機同士でぶつかり合わせ、敵機を爆撃しました。

そして、それからも巧みな操縦で、次から次へと敵機を爆撃していったのです。

しかし、最後の敵機が、やられる前にトッパーに向かって熱追尾ミサイルを発射しました。

そして、ミサイルはトッパーの戦闘機に向かってきます。

トッパーは、仲間のパイロットたちに逃げるように言い、ミサイルを自分の戦闘機に追わせながら、核兵器工場に向かって飛んでいきます。

その核兵器工場こそ、敵機のアジトだったのです。

トッパーは核兵器工場の敵のボスの頭上から、自分の戦闘機から飛ばないミサイルを落下させました。

すると、トッパーの戦闘機を追いかけていた熱追尾ミサイルが、敵のボスに落としたミサイル目がけて飛んでいき、アジトは爆破したのでした。

爆破を見た仲間のパイロットたちは、トッパんの安否を確認しますが、トッパーは応答しません。

そして、その様子を聞いていた司令室でも、空を見ながらトッパーの戦闘機を探しました。しかし、トッパーの戦闘機は見当たりません。

そのうちに、海軍の軍艦の甲板に、先にパイロットたちが戻ってきました。勝利に喜ぶスタッフたちに歓迎されるパイロットたちでしたが、トッパーの安否はまだ分からないままでした。


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トッパー生還!そしてネイティブ・アメリカンの村へ帰郷

すると、司令室の無線からトッパーの応答がありました。
トッパーが「車輪がなくなり、右翼左翼がなくなったがら今から着陸する。」と言うと、海軍の軍艦の甲板の上に胴体だけの戦闘機が落ちてきたのです。

甲板に降りたくトッパーは、パイロットたちと勝利の喜びを分かち合いました。

それと同時に、トッパーとケントは仲直りし、いい友人同士となりました。

作戦を終え、軍艦が海軍の船着場に戻ってきました。

作戦の様子を見ていた市民の声援を浴びるパイロットたち。

トッパーは人々の中にラマダの姿を見つけましたが、ラマダの元に先に降りたケントが寄っていき、2人は抱き合いました。

それを見たトッパーは、2人がよりを戻したと勘違いしショックを受け、トッパーは戦闘機に乗り、ネイティブアメリカンの長老の元へ戻るために、飛び去ろうとしていました。

ケントとラマダは抱き合いましたが、実はそれは別れのハグでした。

そしてラマダは戦闘機に乗って飛び立とうとするトッパーを馬に乗って追いかけましたが、トッパーはラマダに気づかずに飛び去っていってしまったのです。

ネイティブアメリカンの村に戻ってきたトッパーは、長老の元へ戻り、勝利の報告をしました。しかし、恋した相手に振られたことも報告しました。

すると、長老の後ろからピンクのウサギのスリッパを履きインディアンの格好をしたラマダが出てきたのです。
そして、2人は抱き合いキスをしたのでした。
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