子役やモデル、のど自慢荒らしとして注目を集める
児童劇団に入っていた小学生のときに、映画「東京大空襲 ガラスのうさぎ」や、ミュージカル「王様と私」に出演したり、ポスターやチラシのモデルを務めたりといった活動をしていたほか、のど自慢荒らしとしても鳴らしていたことから注目を集め、当時横浜銀蝿が所属していたユタカプロダクションを紹介されます。
『ガラスのうさぎ』ご紹介🎬
「銀蝿の妹」としてアイドルデビュー、新人賞を総ナメ!
ポニーテールとひらひらのドレスがトレードマークで、日本レコード大賞新人賞、日本歌謡大賞放送音楽新人賞など、この年のあらゆる新人賞を総ナメにし、同年9月には、ソロコンサートとして当時史上最年少記録の15歳1ヶ月で日本武道館でのファーストコンサートを成功させています。
ちなみにこの記録は、2014年3月にBABYMETALが平均年齢14.7歳で抜いています。
同期デビューには、松本明子、伊藤麻衣子(現:いとうまい子)、森尾由美、大沢逸美、桑田靖子などがいます。
デビュー2年目には、トレードマークのポニーテールからパーマのかかったショートヘアへと大胆なイメージチェンジを図り、ドラマ「クルクルくりん」で主演を務め、主題歌「パラレルワールド」も歌います。
また、1986年発売のアルバム「ナチュラリー」では、全10曲のうち6曲に作詞または作曲で参加し、2曲を吉田美奈子とのコラボで制作するなど、積極的に新境地をひらいていきます。
岩井小百合 ドリームドリームドリーム
番宣CM クルクルくりん
自分の隣で恋人が急死!ショックを乗り越えてミュージカルに主演
アイドルのくくりを超えてマルチな活躍を続ける
一方、ライブの開催や、ピアノのインストゥルメンタルアルバムのリリースなど、アーティストとしての活動も継続していました。
結婚・出産を経てアメリカ移住
2005年4月からは、音楽と語学の留学のため、家族でアメリカのヒューストンに移住し、2007年4月には現地で第2子となる男の子を出産しています。
現在はどこに? 芸能活動は?
アメリカ在住時に書いていたオフィシャルサイトのブログがすでにウェイバックマシンに入っており、新たなブログやSNSもやっていないようなので、現在どこで何をしているのかは残念ながら不明です。
2009年に日刊ゲンダイのコラムで、1987年に起こった恋人の急死や近況について語っていることが明らかとなっているだけで、それ以降の情報は見当たらないのです。
かわいいだけのアイドルでいることに甘んじず、新たなことに挑戦し続けた彼女のマルチぶりを再び目にする日が来ることを願ってやみません。