「青春家族」はいつ放送されていたの?
前の作品は「純ちゃんの応援歌」次の作品は「和っこの金メダル」です。
BS2で1994年に再放送されたことがありますが、総集編、完全版ともにVHS,DVDなどのソフト化はされていません。現在のところ配信もされていないので残念ながら見る術がないんです。
最近は古めの作品を再放送することも増えているので、再放送でもいいので見たいですよね。
「青春家族」のキャスト
NHKの朝ドラマ『青春家族』でいしだあゆみ氏とダブルヒロインを演じてましたね〜。
— 大河阪急@HK-08 (@hankyu_taiga) September 24, 2020
当作品には当時、まだ高校生だったSMAPの稲垣吾郎やアナウンサーの逸見政孝氏が出演したりしてなかなか豪華だなと思った記憶があります\^^/
今は「清水美沙」に改名しましたね〜。 https://t.co/PRXbyJpFxj pic.twitter.com/Gjr86MCnOg
阿川咲 - 清水美砂
阿川麻子(咲の母) - いしだあゆみ
潮木史生(咲の夫) - 陣内孝則
阿川久司(咲の父) - 橋爪功
阿川大地(咲の弟) - 稲垣吾郎
阿川とら子(咲の祖母) - 楠トシエ
岩井一馬 - 高品格
岩井一之(咲の伯父) - 逸見政孝
岩井一歩(咲の叔父) - 所ジョージ
岩井久美 - 大多貴子
旗真弓 - 中村あずさ
三上鏡介 - 加藤雅也
井上数子 - 高田敏江
小出セツ - 都築彰子
諸口かず江 - 白川和子
田渕えり - 西川峰子
富永房子 - 室井滋
潮木麗子 - 根岸明美
潮木育子 - 西田ひかる
松永吾朗 - 園田裕久
久保栄 - 岡本麗
田口周 - 根本卓哉
五十嵐幸雄 - うえだ峻
佐藤明子 - 小高恵美
春夫 - 長倉大介
アシスタント - 相原勇
親子のダブルヒロイン!
朝ドラは1人女性の半生を描いたものが多いですが、ダブルヒロインは他の作品にもありました・
1990年の「京、ふたり」も母娘、1992年の「おんなは度胸」は義母と娘のダブルヒロインでした。
他にも双子や夫婦でダブルヒロインというケースや、同じ人物を全編後編で別の女優さんが演じていてダブルヒロインになったというケースもあります。
そして、2021年後期に放送予定の「カムカムエヴリバディ」は祖母、母、娘のトリプルヒロインですよ。母役の深津絵里さんは48歳ですので、最年長ヒロイン記録が更新されることになりますね。
SMAPから稲垣吾郎さんが出演!
当時、SMAPは結成されたばかりだったのですが、全員オーディションを受けたそうです。そして合格したのが稲垣さんだった、という訳なんですね。SMAPがデビューする前にこの作品に出演していました。SMAPで朝ドラに出演したのは稲垣さんだけなんですよ。
ですが、SMAPは2012年の朝ドラ「梅ちゃん先生」で主題歌を担当しました。朝ドラの出演経験と主題歌経験の両方がある人は意外に少なく、稲垣さんの他は星野源さんとトータス松本さんだけなんですよ。
キャスターの逸見政孝さんも出演!
逸見政孝さんは元々キャスターですが、フリーになってからは司会業も多くされていましたよね。ですがドラマに出演されたのは大変珍しく、貴重な作品となっています。
1987年には「パパはニュースキャスター」に出演されていましたが、こちらは本人役でキャスターの役でした。本格的に演技をしたドラマは「青春家族」だけですね。
そもそも、フジテレビの元社員がNHKの看板ドラマに俳優として出演するという時点で異例ですよね。
キャストを見てみるかなり斬新で冒険心のあるキャスティングだったことが分かりますね。
「青春家族」のあらすじ
【TVガイド/あの時あの表紙あの番組(1373)】
— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) December 10, 2018
[89.06.23]清水美砂〔美沙〕
連続テレビ小説『青春家族』〔NHK〕で
いしだあゆみと共にヒロイン役に
キャリアウーマンの母と、夢や恋に揺れる娘の
日常と心の機微を描いた
共演は橋爪功・陣内孝則・逸見政孝ほか@retoro_mode pic.twitter.com/oGN1FGs8Ih
ですが、こちらの作品は放送当時の現代を舞台にして、家族の1年間を描く、というもの。現在に近い時代設定の朝ドラはそれなりにありますが、1年間だけを描いている作品は数少ないですよね。太平洋戦争を挟んだドラマはモデルがいることが多いということもあり、ドラマに波があって一定の面白さがありますが、現代を舞台にした作品はなかなか難しいんだろうなと感じることもあります。
ちなみに、現代に近い設定になっている朝ドラは1980年の「まんさくの花」以来でした。
物語の最初は娘の咲が結婚式をドタキャンしたところから始まります。
父は製薬会社に勤めていたのですが、土肥の観光ホテルの総支配人になり静岡県土肥町に住むことになります。ですが、いしだあゆみさん演じる母はデパートで20年近く勤めていたキャリアウーマン。仕事を諦めたくない、と東京に残ることにします。
咲は昔から夢だった漫画家の夢を再燃させ、頑張る決意をします。弟はまだ高校生で微妙なお年頃。他にも高齢の親の問題など、考えることは山積み。
父の転職をきっかけに阿川家は岐路に立たされます。
その後も不倫やアルコール依存など様々な問題が起こります。そして咲が結婚するはずだった鏡介は実は母が好きだったということも発覚。なかなか朝ドラにはないヘビーな展開ですね。
華族の物語ですが、タイトル通り「青春」で、様々なことが起こりますね。
朝ドラらしくない、といえばらしくないのですが誰でも共感できるエピソードが1つはあるのではないでしょうか。後半も展開が二転三転してなかなか濃い内容です。
30年以上前の作品ですが、今見ても楽しめそうな内容ですよね。いつかまた再放送か配信で見られる日が来ることを願います。