2021年6月25日 更新
バブル期に流行したデートカー!『スケベノブ』って覚えてる?女性を落とす魅惑のレバー
今となっては遥か昔となってしまった「バブル」と呼ばれた時代。この記事では、当時流行した「デートカー」およびその一部に装備されていた「スケベノブ」などについて振り返ってみましょう。
「デートカー」の流行時はバブル真っ盛り!!
今となっては遥か昔となってしまった「バブル」と呼ばれた時代。巷ではワンレン・ボディコンの女性たちがディスコに繰り出し、テレビでは「新人類」「24時間戦えますか」といった単語が踊っていました。高学歴・高収入・高身長の「三高」の男性がもてはやされたのもこの頃で、ゴッホの絵画「ひまわり」が53億円で取引されるなど、今とは比較にならないほど即物的な価値観が世間を覆っていました。
良くも悪くも金回りが良かったバブル期ですが、当時「デートカー」なるものが流行していたのを覚えていますでしょうか?
そもそも「デートカー」って何だっけ?
現在では耳慣れない「デートカー」という単語。これは当時「デートをする際に最適」とされていたスタイリッシュな車のことであり、オシャレなデートに憧れていた男女にとって憧れの的でした。そのため、女性にモテたい男性はこぞってデートカーを買い求め、お目当ての女性を射止めるためお金を惜しみなく注ぎ込むケースが続出。前述の通り「三高」が男性のステータスとしてもてはやされていたバブル期ですが、デートカーについても、そんな男性のステータスの一種として扱われていました。
「デートカー」のイメージ
【デートカー動画】を製作しました!
今回、人気を集めたデートカーを題材に【デートカー動画】を製作しました。タイトルは「一世風靡した青春のデートカーたち~スケベノブに漂うバブルの残り香~」です。
約5分間の動画に登場するのは、本稿でも取り扱う車種ばかりです。また、本稿の目玉特集である通称・スケベノブについても、”色気たっぷり”にご紹介しております。
かつては憧れの対象であり、ステータスのひとつでもあったデートカー。動画は、まるであの頃の”残り香”が漂ってくるような内容となっております。是非、ご覧ください。
一世風靡した青春のデートカーたち~スケベノブに漂うバブルの残り香~
人気車種はプレリュード、ソアラ、シルビア!!
女性にモテたい一心で当時の男性が買い求めたデートカーですが、その中でも特に人気の車種が存在しました。ここでは、その中から3車種を取り上げてみたいと思います。
ホンダ「プレリュード」
まずご紹介するのはホンダ「プレリュード」。1978年から2001年にかけて販売されたクーペ型の車で、手ごろな価格から人気を集めました。バブル期に人気を博したのは1982年から1987年にかけて販売されていた2代目プレリュードで、その繊細なスタイリングは女性の憧れの的に。デートカーを代表する存在として君臨していました。
また、助手席を倒すための「リクライニングノブ」が運転席側にも付いており、運転席に座る男性が助手席に座る女性のシートを簡単に倒すことが出来る仕様が話題に。当時これは「スケベノブ」と呼ばれ、この仕様がプレリュードをデートカーたらしめた理由といっても過言ではありません。
(インパネ)
トヨタ「ソアラ」
1981年から2005年にかけて販売された高級クーペ、トヨタ「ソアラ」。その初代および2代目が販売された1981年から1991年にかけて、当時のハイソカーブームの波に乗りトヨタの人気車種のひとつとして君臨していました。特に初代ソアラは、その曲線美からオシャレなスポーツクーペの代表格に。当時「女子大生ホイホイ」と呼ばれるほどに、ナンパなどでも良く利用されていました。
(インパネ)
日産「シルビア」
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