スタッフ
1970年代以降は、テレビドラマを中心に活躍し、「ザ・ガードマン」、山口百恵が主演した「赤いシリーズ」、「スチュワーデス物語」などが代表作です。
脚本を担当したのは、後に映画監督も務めるようになる新藤兼人です。
39歳の時に、念願の監督としての最初の作品「愛妻物語」を発表し、「偽れる盛装」、「裸の島」。「裸の十九才」、モスクワ国際映画祭で金賞を受賞した「生きたい」などがあります。
谷崎純一郎の原作を新藤兼人が脚色。いかにも増村保造監督らしい作品だが、原作の耽美性よりは、倒錯的な男女の愛憎劇の色合いが濃い。
没年月日: 1986年11月23日(満62歳没)