人妻・園子と若く美しい光子の同性愛描写がエロチックな「卍(まんじ)」。演じるのは若かりし頃の岸田今日子と若尾文子
2017年8月12日 更新

人妻・園子と若く美しい光子の同性愛描写がエロチックな「卍(まんじ)」。演じるのは若かりし頃の岸田今日子と若尾文子

若く美しい光子と人妻の園子の同性愛を軸に、園子の夫の幸太郎、そして婚約者の栄次郎を含め、泥沼の4画関係を描いた「卍」。原作はあの谷崎潤一郎。演じた若かりし頃の岸田今日子と若尾文子があまりにも魅力的です!

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「好き言うたら絶対的な気持ちやから、死んでも後悔せん」というセリフが何とも印象的ですが、栄次郎によって三角関係を世間に暴かれた3人は心中を選びます。

しかし、園子だけが取り残されてしまうことに。
死んでしまった光子を憎いと思いつつも、今でも変わらない愛を感じる園子なのでした。

スタッフ

監督は増村保造。増村保造は東京大学法学部を卒業に東京大学文学部哲学科に再入学しているというインテリです。1952年にはイタリアに留学し、フェデリコ・フェリーニやルキノ・ヴィスコンティらに師事しています。
増村保造

増村保造

生年月日:1924年8月25日
没年月日: 1986年11月23日(満62歳没)
溝口健二や市川崑の助監督をつとめた後、1957年に映画「くちづけ」で監督デビュー。勝新太郎主演の「兵隊やくざ」や市川雷蔵主演の「陸軍中野学校」など多くの映画をヒットさせています。

1970年代以降は、テレビドラマを中心に活躍し、「ザ・ガードマン」、山口百恵が主演した「赤いシリーズ」、「スチュワーデス物語」などが代表作です。

脚本を担当したのは、後に映画監督も務めるようになる新藤兼人です。
新藤兼人

新藤兼人

本名:新藤 兼登
生年月日:1912年4月22日
没年月日:2012年5月29日(満100歳没)
脚本家としては、キネマ旬報ベストテンで1位にもなり大ヒットした「安城家の舞踏会」をはじめ、吉村公三郎監督とのコンビで多くのヒットを飛ばしました。

39歳の時に、念願の監督としての最初の作品「愛妻物語」を発表し、「偽れる盛装」、「裸の島」。「裸の十九才」、モスクワ国際映画祭で金賞を受賞した「生きたい」などがあります。

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谷崎純一郎の原作を新藤兼人が脚色。いかにも増村保造監督らしい作品だが、原作の耽美性よりは、倒錯的な男女の愛憎劇の色合いが濃い。
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