全国〇〇万人のMSX2(エムツー)ファンの皆さんにとって、家庭用ゲーム機に対して劣勢に立たされた当時のMSX期待のゲームメーカーといえばコナミでした。
あの大ヒットシリーズ「メタルギア」の第一作はMSX2でしたし、そしてこの「激突ペナントレース」はファミコンユーザーにとっての「ファミスタ」に負けずとも劣らない盛り上がりを見せ、後の「実況パワフルプロ野球」の原点ともなった名作です。
シリーズで2本発売された「激突ペナントレース」について振り返りましょう。
あの大ヒットシリーズ「メタルギア」の第一作はMSX2でしたし、そしてこの「激突ペナントレース」はファミコンユーザーにとっての「ファミスタ」に負けずとも劣らない盛り上がりを見せ、後の「実況パワフルプロ野球」の原点ともなった名作です。
シリーズで2本発売された「激突ペナントレース」について振り返りましょう。
MSX2を代表する野球ゲーム「激突ペナントレース」シリーズ
1988年に「THEプロ野球激突ペナントレース」が、1989年に「激突ペナントレース2」が発売されました。通称はそれぞれ激ペナ、激ペナ2。
ファミコンで「ファミスタ」が登場してから2年、MSX陣営にもメジャー感のある野球ゲームが誕生しました。
※1989年にMSX2でもファミスタは発売されています
ところで、激ペナがMSX陣営で大いに盛り上がった理由に「チームエディット機能」の存在が欠かせません。
ファミコンで「ファミスタ」が登場してから2年、MSX陣営にもメジャー感のある野球ゲームが誕生しました。
※1989年にMSX2でもファミスタは発売されています
ところで、激ペナがMSX陣営で大いに盛り上がった理由に「チームエディット機能」の存在が欠かせません。
盛り上がった「チームエディット機能」
1、2ともにチームエディット機能がついており、自作のチームを保存することが出来ました。
デフォルトで用意されているチームがいまいち感情移入出来なかった激ペナですが、このエディット機能のおかげで楽しかったといっても過言ではありません。
当時のMSX2ユーザーにとってバイブルであった「MSXマガジン」「MSX FUN」の両月刊誌では、自作チームのデータを募集して全国大会が開催されました。
私は両方に参加しましたが、勝ちあがることは出来ませんでした。
デフォルトで用意されているチームがいまいち感情移入出来なかった激ペナですが、このエディット機能のおかげで楽しかったといっても過言ではありません。
当時のMSX2ユーザーにとってバイブルであった「MSXマガジン」「MSX FUN」の両月刊誌では、自作チームのデータを募集して全国大会が開催されました。
私は両方に参加しましたが、勝ちあがることは出来ませんでした。
THEプロ野球激突ペナントレース(1988年)
投球の高低や応援歌やファインプレーの導入など、後の実況パワフルプロ野球の原点ともなった画期的なシステム。
コナミ特有のSCC音源の臨場感も相まって、買ってすぐにハマることが出来ました。
MSX2ならではの、というネックポイントは「横スクロールが苦手」だった部分でしょう。
なんとライトやレフト方向に打球が飛ぶと、一旦画面が切り替わるんです。
当時のエムツーユーザーならあまり違和感ないのですが、あらためて動画を見ると「よくキャッチしてたな」といった感覚になります。
コナミ特有のSCC音源の臨場感も相まって、買ってすぐにハマることが出来ました。
MSX2ならではの、というネックポイントは「横スクロールが苦手」だった部分でしょう。
なんとライトやレフト方向に打球が飛ぶと、一旦画面が切り替わるんです。
当時のエムツーユーザーならあまり違和感ないのですが、あらためて動画を見ると「よくキャッチしてたな」といった感覚になります。
Pennant Race 1 MSX
via www.youtube.com
他に特徴的だったのは、7回になると「ラッキーセブン」としてそれぞれ攻撃側の打力がアップするという演出がありました。
激突ペナントレース2(1989年)
当然のように激ペナ2も購入、1からのパワーアップが嬉しかったですね。
まずは何と言っても「横スクロール対応」。動画をみてもらうと、スクロールに若干の粗さはありますが、当時のエムツーユーザーからすれば「よくやった!」というレベルの素晴らしい出来事でした。
また激ペナ1に比べて、ゲーム自体がサクサクとプレイ出来たのも印象に残っています。
なお1では投球の高低差がつけられましたが、2では平面となり当時のファミスタと同じ感覚になりました。
まずは何と言っても「横スクロール対応」。動画をみてもらうと、スクロールに若干の粗さはありますが、当時のエムツーユーザーからすれば「よくやった!」というレベルの素晴らしい出来事でした。
また激ペナ1に比べて、ゲーム自体がサクサクとプレイ出来たのも印象に残っています。
なお1では投球の高低差がつけられましたが、2では平面となり当時のファミスタと同じ感覚になりました。
Pennant Race 2 - Konami - msx2
via www.youtube.com
激ペナ2では得点圏にランナーが出ると応援歌に「グラディウス」1面のテーマが、本塁打35本以上の選手が打席に立つと元阪神のランディ・バースのアレンジテーマが流れます。
当時のコナミは本社が神戸にあり、やたら神戸や関西色の強い会社だったのが懐かしいです。
また、激ペナ1でもあった「ラッキーセブン」演出が強化され、それぞれ攻撃側応援団チアガールのダンスが現れるという演出がありました。
当時のコナミは本社が神戸にあり、やたら神戸や関西色の強い会社だったのが懐かしいです。
また、激ペナ1でもあった「ラッキーセブン」演出が強化され、それぞれ攻撃側応援団チアガールのダンスが現れるという演出がありました。
また、球場が2つから選べるのも激ペナ2の特徴で「たまごスタジアム」「みどりスタジアム」の2種類の球場が用意されました。前者は東京ドームをモデルとしたドーム球場で、後者はグリーンスタジアム神戸をモデルとした屋外球場です。
当時のMSXユーザーの皆さん。このゲームで自作チームをMSXマガジンに送った人いませんか?
私は「1~4番」「5~8番」で2編成したチームを考えて、観戦モードで強さを確認してから参加しましたが、あっさり負けた悔しい思い出があります。
それとて次のMSXマガジンでの発表が楽しみだった、そんな懐かしい思い出です。
当時のMSXユーザーの皆さん。このゲームで自作チームをMSXマガジンに送った人いませんか?
私は「1~4番」「5~8番」で2編成したチームを考えて、観戦モードで強さを確認してから参加しましたが、あっさり負けた悔しい思い出があります。
それとて次のMSXマガジンでの発表が楽しみだった、そんな懐かしい思い出です。
コナミはMSXの強み味方でした
MSXユーザーはコナミが大好きだった!MSX向けに多くの名作ゲームを供給してくれたコナミについて。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
MSXユーザーなら誰しも「パソコン」と「ファミコン」の中間ゲームマシンとしての悲哀に直面したことがあるでしょう。機能面で劣り、ユーザー数で劣り、それでもいろんなゲームで遊びたくて。いざ買ってみると表現力の貧弱さにがっかりしたり。そんなMSXユーザーにとって「コナミ」は心強い味方、MSX向けに次々と意欲作を投じたコナミを、MSXユーザーなら忘れることはありません。そんなコナミのMSX向け発表作品を、今一度振り返ってみましょう。
【メタルギア2 ソリッドスネーク】MSX2ユーザーが唸った!コナミによるMSXオリジナルの最終作品は素晴らしいクオリティー!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「メタルギア2ソリッドスネーク」を知らずしてメタルギアソリッドシリーズを語ることなかれ。なんて言ってしまいたいほど1990年にMSX2で発売された本作は重厚感のある意欲作でした。当時のMSX2が表現出来る限界を突き抜けた本作に唸ったユーザーも多かったのではないでしょうか。
豆腐屋 2023/6/26 01:11
はじめまして、ウェブ検索より失礼いたします。
激ペナ2…懐かしい。めちゃめちゃハマりましたね。
特にエディットからのウォッチモード♪実際、自分で操作してプレイしたのなんか数えられる回数だと思います。
当然、全国大会にもエントリー。結果は全国ベスト32でした!
予選突破の128チームに入ったので90年1月のマガジンにチーム名(と氏名w)が掲載され、翌月のマガジンにもトーナメント表に名を連ね1回戦、2回戦を突破しました。
今考えると凄い乱打戦ですし、運の要素も多分に含まれてたと思いますが…決勝トーナメント3回戦で私を倒した
チームが優勝しました!
優勝チーム以外には負けてなくベスト32。
間違いなく私の青春の1ページです(笑)