マリー・クワントの名前を冠したブランド「マリークワント」
マリー・クワントは、1930年2月11日ロンドンの南東に位置するウーリッジで生まれた。両親はウェールズ出身の教師。ブラックヒース高校を卒業したクアントは美術教師になるためにゴールドスミス芸術大学に入学、1953 年に学位を取得した。
1963年に手頃な価格で世界中に販売するために衣料品の卸売り「マリー クワンツ ジンジャー グループ」を設立した。
Twiggy became synonymous Mary Quant’s designs during the Sixties, in particular this pink a-line dress from 1966 pic.twitter.com/Wae25ANCp2
— Flashbak.com (@aflashbak) May 3, 2018
1968年にカンゴールのベレー帽のシリーズを発表。
1969 年に王立芸術協会により王立産業デザイナーに選出される。
同年に店舗を閉店。ライセンスビジネスに進出する。
Mary Export Quant (1966)
2015年に大英帝国勲章デイム・コマンダー(DBE)受賞。
2023年4月13日にマリー・クワントは、英国サリー州の自宅でで93歳で死去した。
マリークワントの日本進出・思い出のコスメ
当時は、マリークワントの化粧品を販売していた店舗は、東京銀座のソニープラザ。他には、新宿の高野辺りのファッションビルの最上階で売っていた記憶がある。
マリークワントのコスメは資生堂やカネボウなどの国産化粧品を販売しているデパートでは、売っていなかった。ネット上の書き込みに70年代後半にイギリス旅行や留学した時に買ったという人がいることから、東京以外では、販売していなかったのではないか。
Wishing Mary Quant a happy 91st birthday! Love these iconic crayon sets so much. What’s your preference, original (middle) or pastel? #makeuphistory #makeupmuseum #vintagemakeup pic.twitter.com/JHqyO8ahLK
— The Makeup Museum (@MakeupMuseum) February 11, 2021
日本限定でコスメと提携した「 Mary Quant カラー ショップ」をオープンした。
2000年にファッション業界、マリークヮント社から撤退
2022年、マリー・クワントのドキュメンタリー映画『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』公開に伴い世界で巡回展が行われた。日本では、2022年11月26日(土)~2023年1月29日(日) にBunkamura ザ・ミュージアムにて、『マリー・クワント展』が開催された。ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館から約100点の衣服や写真、小物が展示された。
「ミニの女王」と呼ばれるイギリスの女優、モデルおよび歌手のツイッギーもマリー・クワントの服を着た最も有名なモデルの一人だ。