2017年1月26日 更新
皆はどの話が1番恐かった?私が選ぶ最恐ツートップ!「世にも奇妙な物語」
1990年から放送され、現在は特別編として年に数回番組改変期のお約束的番組になっている「世にも奇妙な物語」。恐い話、ちょっと感動するような不思議な話等、数々の名作を生み出している「世にも奇妙な物語」の中で、私個人がオススメの恐い作品「輪廻の村」と「ロッカー」をピックアップしてみました。
村に到着すると、石が並んだ広場が目に入った。通りすがりのお巡りさんに「お墓ですか?」とたずねたが、「昔からこうなっていて、よくわからない」と言われる。
村長に「単刀直入にお聞きしますが、呪われた秘密ってあるんですか?」と聞くと、そんなものないと笑われてしまった。帰ろうとした夕奈の耳に、素晴らしく上手なピアノのメロディが聞こえてきた。
ピアノを弾いていたのは幼い男の子。「外国で練習した」と言う。そこへ村長が現れ、慌てた様子で男の子を連れてってしまう。
やはりガセネタかと村長と別れた夕奈が民宿を探していると、先ほどピアノを演奏していた男の子とその祖母に出会い、彼等の家に泊めさせてもらうことになる。
翌朝、夜中にうなされる少年の声を聞いた夕奈は絵を描いている男の子に、「昨日こわい夢見てたの?」と軽くたずねた。男の子は「覚えてない」と、言いながら夢中で絵を描いていた。
画用紙には兵隊が3人。名前から階級を詳しく絵の説明し始める。3人のうちの1人を「これはボク!カイトウシンイチ上等兵!」戦慄する夕奈。そこへ祖母が現れ、またしても慌てて男の子を連れ去ってしまう。
夕奈は村人の行動から、「輪廻」という言葉にたどりついた。鈴音村の人は皆、前世の記憶を覚えている?疑いはじめた夕奈の元に、自らが手紙の差出人と名乗る「このは」という女の子がやってくる。「このは」から村のことを聞き出すと、やはり自分が疑った「輪廻」が間違いなかったと確信する。
「でもこの村には前世よりもっと恐ろしい秘密があるの!」
話の続きを聞く前に大人たちが現れて、「このは」を連れ去りどこかに閉じ込めてしまった。早々に鈴音村から出て行くように言われる夕奈だが、帰るフリをして「このは」を救出し翌日の早朝2人一緒に村を出ようと決める。
まだ霧が晴れぬ早朝、村から脱出ようと走る2人。「このは」の様子がおかしい。前世の記憶がよみがえった為、豹変する。「このは」の前世は夕奈が賞をもらった事件の記事で取材した内部告発者の男。
夕奈は男が内部告発した事は秘密にすると言っておきながら秘密をばらし、その記事で賞までもらった。男は夕奈のせいで自殺に追い込まれたという。
復讐をするために手紙で夕奈を村に呼び出したのだと。「このは」自身が言っていた鈴音村の「前世より恐ろしい秘密」とは、『鈴音村の村人は前世の復讐をはたすために生まれ変わった者である』ということだった。
命乞いも虚しく秘密を知ってしまった夕奈は、集まってきた村長や男の子を含む村人と「このは」に、村に来た時に目に入った石の並んだ広場の大きな穴に生き埋めにされる。 石の並んだ広場は、やはり墓でしたが、ただの墓ではなく、復讐された人たちが埋められた墓でした。
「輪廻の村」、伊藤美咲が綺麗~♡などと見惚れてる暇がなかったです。スピード感あふれる展開に引き込まれます。そしてやっぱりお化けより人間が1番恐い!
「ロッカー」1990年5月3日放送より
主人公の産業スパイ・悟は、深夜研究所から書類を盗み出そうとコピーしていたが、1人の研究員が部屋に入ってきてしまい見つかってしまう。
「返せ!!!」
揉み合う2人。悟は近くにあった灰皿で研究員を殴り殺してしまった。死んだ研究員の名札には「佐口」と書いてあった。
悟は逃げようとしたが警備員の足音と懐中電灯の灯りが目に入る。近くにあったロッカーの中に隠れやりすごした。死体を発見した警備員が警察に通報しに行く。
「いまのうち!」とばかりにロッカーから出ようとするがロッカーが開かない。
ロッカーから出られないまま警察が到着、現場検証が始まる。ロッカーの扉の隙間越しに見える佐口の死体はそのまま床に置かれていたが、不気味な笑顔で悟のほうを見ているようだった。
息を殺している悟は、ロッカーの内扉に貼られている1枚の写真に気づく。写っていたのは優しい笑顔で女性と並んで写っている佐口だった。悟が隠れているのは、先ほど殺してしまった佐口のロッカーだった。
ロッカーに隠れたまま、とうとう朝を迎えてしまった。写真の佐口の表情が、最初見つけた時の優しい笑顔からゾッとするような含み笑いをしているように見える。
ふと何かを感じたのか、刑事の1人がロッカーに近付いて来た。悟は必死に固まり続ける。
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