ドラマ『セーラー服と機関銃』が実はデビュー作
原田知世さんは1982年のドラマ化作品に出演しており、この作品がデビュー作となっています。
しかし、映画化された薬師丸ひろ子さん主演の『セーラー服と機関銃』の印象が強い方が多いのではないでしょうか?このドラマはDVDなどになっていないこともあって、記憶に残っていない人が多いと思います。そして、まだこの当時は新人だった原田知世さんの演技も微妙だったようです。
写真を見ても、14歳のかわいらしい女の子という感じですよね。ただ、話の内容とはイメージがかけ離れているので、インパクトは強かったのではないでしょうか?
映画『時をかける少女』は映画初主演作
そして、原田知世さんはこの作品で第7回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。主題歌も原田知世さんが歌っていますが、「とーきーをかける少女♫」のフレーズは有名すぎるほど有名ですね。
ロケは広島県尾道市を中心に行われ、大林宣彦監督作品の「転校生」「さびしんぼう」とあわせて、尾道三部作とも言われていたようです。
『愛情物語』に内容はあしながおじさん??
ストーリーはいわゆる「あしながおじさん」的なお話です。今ではあまり見かけないタイプの作品ですね。時代を感じます。
公開当時、同時上映の作品があり、薬師丸ひろ子さん主演の「メインテーマ」でした。
角川三人娘と呼ばれていた、原田知世さん、薬師丸ひろ子さん、渡辺典子さん。1980年代は全盛期だったと言えるかもしれません。
『天国に一番近い島』でニューカレドニアがブームになる!?
映画も、ニューカレドニアの美しさが際立つ作品となっています。内容はひとことでまとめるなら、一人の女の子がニューカレドニアを訪れることで成長する物語という感じでしょうか?
そして、相手役の高柳良一さんは現在は俳優業ではなく、ニッポン放送で働いているようです。年月が経つと、芸能界で活躍されている方、引退されて別のことをしている方などいろいろですね。
『早春物語』は現代だと、ちょっと問題になりそうな作品!?
ストーリーは簡単に言ってしまうと、17歳の高校生がおじさんに恋をしてしまうわけなのですが・・・。現代だと、ちょっと問題になりそうな作品です。そして、このおじさんが母の恋人だったという展開があり、ラストに向かっていきます。
設定はともかく、今も昔も高校生時代のいろいろな悩みなどは、変わらないものなのかもしれませんね。
『私をスキーに連れてって』はスキーがブームになった作品
主なロケ地は長野の志賀高原スキー場と群馬県の万座温泉スキー場です。
この作品の主題歌は松任谷由実さんの「サーフ天国、スキー天国」ですが、今では挿入歌の「恋人がサンタクロース」の方が有名ですね。
原田知世さんが来ていた白いスキー服が流行ったり、ある意味古きよきバブル期の映画とも言えるかもしれません。
2曲目は「恋のヒント教えて」です。レコードというのが、時代ですよね。