アニメ『烈火の炎』
基本的にセル画で制作されているが、一部のシーンのみデジタル制作となっている。
元々ローカルネットでの放送だったが、1998年4月から枠移動により完全に関東ローカルとなり、この時打ち切り・遅れネットとなった局もある。また、後番組がアニメでなくなったため、1975年10月の「タイムボカン」以来22年半続いた土曜夜6時半のアニメ枠は一度途切れることとなった。過去にカートゥーンネットワークでも放送されたことがある。
(あらすじ)
花菱 烈火
花菱 烈火
父親は花火職人の花菱茂男だが、母親は茂男から早逝したと聞かされている。 正義感が人一倍強いが、熱くなりやすく冷静さにやや欠ける、いわゆる熱血漢。 また生粋の忍者オタクで、同好の志を見つけると話が止まらなくなる。 勉強は全くできないが、唯一、日本史に関しては忍者フリークゆえに真剣に取り組んでいる。特に戦国時代については、忍者関連に繋がる内容についてかなり詳しい。
短気で時に子供っぽいところもあるが、知人や友人を誰よりも思い信じ、また物語が進むにつれて大抵のことで動揺しない肝と器を育てていった。 「裏武闘殺陣」ではチーム火影の大将を務める。
茂男の影響か女の子には意外に気遣いが細かく、また紳士的な顔立ちも整っているので女子に人気があるのだが、本人には自覚がない。
基本的には炎を纏った拳でのド突き合いが主戦法。八竜習得後は炎の型を主戦力とする。
初期の頃には、ファングッズの忍具を利用する場面もある。
右腕の手甲は炎の力を制御するための封印具であり、かなり頑丈で烈火もこれを防御に使用することがある。
1997年7月19日から1998年7月10日までフジテレビで放送。全42話。
ヒロイン・佐古下柳の持つ特殊能力を巡って、主人公・花菱烈火とその仲間たちが彼女を守るために戦う、いわゆる「能力バトル」もの。