【ドラマ最終回シリーズ！】誰にも言えない【ネタバレしてます】

『誰にも言えない』ドラマ情報

制作局：TBS
放送期間：2002年7月～9月
主な出演者：賀来千香子/佐野史郎
脚本：君塚良一
最高視聴率：33.70%

主題歌：真夏の夜の夢/松任谷由実

松任谷由実真夏の夜の夢

『誰にも言えない』あらすじ

デパートのネクタイ売り場で働く北沢加奈子（賀来千賀子）は、ネクタイを買いに来た弁護士の高木麻利夫（佐野史郎）に惹かれる。

加奈子は麻利夫に近づくために、ネクタイをプレゼントをした。

麻利夫はその日の閉店間際に売り場に来て「このネクタイのお陰で全面勝訴した」と言い、麻利夫は加奈子を食事に誘った。

麻利夫が話す弁護の話しを聞いて、正義感にさらに魅かれる加奈子だった。

そして二人はデートをするようになる。
加奈子は愛されていると思っていた。
初めて抱き合った日を境にさらに部屋を通うようになる。

しかし麻利夫は、会社の社長をしている山田愛子（野際陽子）の裁判をすることになり、娘の美雪（山咲千里）を紹介され、麻利夫は自分の地位のために美雪との仲を深める。

全く気付かない加奈子が麻利夫に結婚を考えるように話すと、急に麻利夫は態度を変えた。

加奈子は妊娠していたが、何を言っても冷たくあしらう麻利夫の態度に加奈子はおなかの子をおろした。

そして麻利夫にその事を留守番電話で伝えた。

数年後。

加奈子は不動産会社のオペレーターをしていて、客として来ていた松永伸吾(羽場裕一)と出会う。

言い合いになったことから伸吾が食事に誘う。
そして二人はデートをするようになる。

伸吾は家族に憧れていて、子供好きだった。

そんな伸吾を加奈子は避け始めた。
加奈子は高校の時と麻利夫の時と２度中絶をしていて、その時にもう子供は産めない体だと医者に言われていたのだった。

そんな加奈子の態度に伸吾はあせり、結婚を申し込む。

伸吾は加奈子の過去を問わず「何も言うな」と抱きしめ、キスをした。
そして二人は、結婚し、幸せな新婚生活をはじめた。

隣に引っ越しをしてきた人が挨拶に来た。
それはあの麻利夫と夫人になった美雪だった。

そして加奈子たち夫婦は、麻利夫の嫌がらせや美雪の嫉妬に苦しむ日々がはじまるのだった。。。

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『誰にも言えない』ネタバレ最終回

麻利夫は加奈子を放さない。

火事になる部屋で、逃げろという伸吾。
麻利夫は病院に運ばれた。
そして家族に連絡を取るように言われる。

麻利夫は病院を抜け出した。
加奈子は愛子から預かった鍵を持って夜中に山田家に行く。
そして二人の思い出の物を処分しようとしていると、書斎の床下に膝を抱えた麻利夫がいた。

加奈子は「あなたは優しさだけを残して海で死んだ兄にそっくりなの。あなたを憎んでいたけど、兄を思い出すたびに、あなたのことも思い出した。」と話した。

それを聞いた麻利夫は「父は母に美和さんの面影を求めたんだね。それじゃ母は家を出て行くわけだ。父はずっと美和さんを好きだったんだから。」と話した。

麻利夫の父親・冬彦が加奈子の母親・美和と離婚した後に、再婚した相手の間に生まれたのが麻利夫だった。

そして美和が冬彦と離婚した後、大岩との間に生まれたのが加奈子だった。

加奈子の母はこの衝撃の事実を加奈子に話して、とても後悔したし、謝っていたと言う。

「だから私、このことは誰にも言えないって思っていたのよ」と加奈子は言った。

麻利夫が無事に病院に戻ると、愛子が麻利夫に美雪と離婚をするように言うが、「私は離婚しない。麻利夫さんを愛しているから」と美雪は泣きながら言った。

そして愛子は「私はもう助けないわよ」と言って立ち去った。

6年後。

可奈子は家族で海に行く。加奈子には伸吾との間に双子の女の子が誕生していた。

そして、近くに住んでいるという麻利夫と家族に再会した。

加奈子は麻利夫と話す。
「美雪は優しいよ。子供がいろんなことを教えてくれるんだ。ようやく僕と美雪は夫婦になれたよ。」と話す麻利夫。

「私たちも同じよ。夫婦って色々なことを乗り越えて、本当の夫婦になっていくのね。」加奈子は言った。

双子の子供たちに「遊ぼう」と誘われ、障害のある麻利夫の子供は這ってついて行こうとする。

そして一人で立ち上がり、歩き出す。

それを見た麻利夫は感動して駆け寄り美雪と喜ぶ。
その姿を優しく見守る加奈子は「さようなら」と麻利夫に告げた。