「石森プロ」という文字列に心ときめいた
昭和時代は今みたいにインターネットはなかったので、特撮やアニメの情報は紙媒体が頼り。特に月刊の子供向けテレビ雑誌はテレビのストーリーそのもののコミカライズがあったりして、民放のテレビ局が少ない地方でオンエアされていない番組でも雰囲気を楽しむことができました。
中でも石ノ森章太郎先生率いる「石森プロ」のアシスタントだった先生方はテレビマガジン・テレビランド(休刊)・てれびくんなどで活躍されていましたよね。
中でも石ノ森章太郎先生率いる「石森プロ」のアシスタントだった先生方はテレビマガジン・テレビランド(休刊)・てれびくんなどで活躍されていましたよね。
山田ゴロ
ゴロ先生は、「恐怖新聞」「うしろの百太郎」のつのだじろう先生・円谷作品のコミカライズで有名な中城けんたろう先生のアシスタントを経て石ノ森先生のアシスタントになりました。
ゴロ先生で有名なものはテレビランドに描かれた「ライダーマン」ではないでしょうか。番組でははっきりしなかった結城丈二の生い立ちから描かれていて、ライダーマンの悲劇性が引き立ちましたよね。
ゴロ先生で有名なものはテレビランドに描かれた「ライダーマン」ではないでしょうか。番組でははっきりしなかった結城丈二の生い立ちから描かれていて、ライダーマンの悲劇性が引き立ちましたよね。
細井雄二
小学館の学年誌、テレラン、テレマガでは細井雄二先生も大活躍でしたね!
細井雄二
細井雄二(ほそい ゆうじ、本名同じ、1950年9月27日] - )は、日本の漫画家。東京都三鷹市出身。別名:秋津わたる(あきつ わたる)。京都造形芸術大学芸術学部教授。(wikipediaより)
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細井先生は高校時代に同人グループ「ミュータントプロ」の参加、同人誌「墨汁三滴」に作品を発表していました。(ちなみに、「ミュータントプロ」の主宰はひおあきら先生)「友情のバッテリー」の江波譲二先生のアシスタントを勤められたあと石森プロに入社。
掲載誌・掲載作品は数が多くて、一言では紹介しきれせんが「テレビランド」の「アクマイザー3」と「小学二年生」の「秘密戦隊ゴレンジャー」が筆者の一おしです。
掲載誌・掲載作品は数が多くて、一言では紹介しきれせんが「テレビランド」の「アクマイザー3」と「小学二年生」の「秘密戦隊ゴレンジャー」が筆者の一おしです。
via pbs.twimg.com
画像が見つからず残念ですが、1月号はお正月らしくペギーが振袖を着たシーンが印象的でした。
土山よしき
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土山先生は、昭和40年代は「土山芳樹」名義でしたが、50年代にはいって「よしき」になりましたね。
これも画像がなくて残念ですが、小学館「小学三年生」の「イナズマン」のバラバンバラのお話はとても泣ける…子供向けだからといって決して手を抜かないストーリーテラーだと思います。ちなみに上記のイナズマンは幼児誌に描かれていたものです。
これも画像がなくて残念ですが、小学館「小学三年生」の「イナズマン」のバラバンバラのお話はとても泣ける…子供向けだからといって決して手を抜かないストーリーテラーだと思います。ちなみに上記のイナズマンは幼児誌に描かれていたものです。
土山先生のキカイダーはファンの間でも評価が高いですよね!
テレビランドでは「キョーダイン」「大鉄人17」も名作でした。
石森プロの作品ではありませんが「テレビランド」の「アローエンブレム グランプリの鷹」も描かれています。
これも主人公・轟鷹也を見守るヒロイン・逢瀬すず子の心情がこまやかに描かれてます。
テレビランドでは「キョーダイン」「大鉄人17」も名作でした。
石森プロの作品ではありませんが「テレビランド」の「アローエンブレム グランプリの鷹」も描かれています。
これも主人公・轟鷹也を見守るヒロイン・逢瀬すず子の心情がこまやかに描かれてます。
すがやみつる
「ゲームセンターあらし」で80年代を風靡したすがやみつる先生も石森プロ出身です。
現在、江戸川大学マスコミュニケーション学科(クリエーター論・文化論・実技)とヒューマンアカデミー(クリエーター論・実技)にて、非常勤講師を勤める。Japan Macintosh Artist club(J-Mac)代表。日本マンガ学会、社団法人日本漫画家協会、デジタルマンガ協会事務局長、マンガジャパン所属。(wikipediaより)