5歳でプロ野球選手の父を亡くした吾郎が、成長していく過程を描いたマンガ「MAJOR」は、茂野吾郎の人生ドラマ。
2016年5月12日 更新

5歳でプロ野球選手の父を亡くした吾郎が、成長していく過程を描いたマンガ「MAJOR」は、茂野吾郎の人生ドラマ。

マンガ「MAJOR」は、幼くして母を亡くし、プロ野球選手の父と2人暮らしの吾郎が、プレー中の事故で父を亡くしながらも、野球に情熱を燃やし、野球によって成長していく姿を描いています。リトルリーグ、中学校、高校、そしてメジャーリーグでも、挫折を経験しながら、常に強いチームに立ち向かっていく姿が、1人の人間の人生を語っています。

9,769 view

マンガ「MAJOR」とは

『週刊少年サンデー』(小学館)1994年33号より2010年32号まで連載。全747話。第41回(平成7年度)小学館漫画賞少年部門、第2回(2011年)サムライジャパン野球文学賞ベストナイン受賞。2001年に『GS美神 極楽大作戦!!』の39巻を抜いて少年サンデーコミックス最多巻数を記録し、全78巻の作品となった(ただし、現在は『名探偵コナン』に記録を塗り替えられている)。
16年も続いた長期連載漫画ですが、リトル時代から一貫して、吾郎とチームメイトをメインにして描かれているので、読者は吾郎と一緒に成長しているような感覚を持てるのかもしれません。

マンガ「MAJOR」のあらすじ

吾郎の幼稚園時代

5歳の吾郎は、プロ野球選手の父本田茂治との2人暮らしです。3歳の時に母を亡くしましたが、尊敬する父のようなプロ野球選手になりたいと思っています。
茂治はレギュラーに定着できない投手でしたが、無理な練習で腰を痛めたうえに、遠征中に肘を痛めたために引退も考えます。吾郎が球団に解雇を取り消すよう直談判したことと、親友の茂野の助言もあり、バッターに転向して再起します。吾郎の通う幼稚園の、桃子先生との再婚が決まったころ、ジョー・ギブソン投手との対決で、1度はホームランを打ちますが、次の打席で頭部にデッドボールを受け、転倒した際に自分のバットで頭部を強打し、翌日なくなってしまいます。
茂治の死は、多くの人の人生を変えることになりました。
本田吾郎

本田吾郎

まだ野球を始めたばかりの吾郎ですが、おとさんの遠征中も一人で練習をしています。

吾郎のリトルリーグ時代

茂治の死後、茂治と婚約していた桃子先生に引き取られた吾郎は、4年生になりリトルリーグのチーム三船リトル・ドルフィンズに入りますが、かつての強豪チームも野球人口の減少から、メンバーが足りず存続の危機にあります。吾郎は必死に同級生を説得して、キャッチャーの経験がある小森と、女の子ながら清水も加入し、小森をいじめていたサッカー少年の沢村も、吾郎と出会ったことで三船リトルに加入することになり、やる気の見えなかったチームも活気を取り戻していきます。
リトルリーグでの吾郎と仲間たち

リトルリーグでの吾郎と仲間たち

初めてのチームは存続の危機にある三船リトルですが、吾郎の熱血ぶりに周りのメンバーも影響されて、強い気持ちを持ち始めます。
チームとして団結した三船リトルは、県内の大会でも数々の激闘を制し、勝ちあがるまでに成長します。そして県内でも屈指の強豪チーム、父茂治も所属した横浜リトルと対戦することになります。監督の指示は絶対だった横浜リトルのメンバーも、吾郎の実力と野球に対する熱意に、真っ向勝負を挑むようになっていきます。
茂治に打者転向を進めたことが、結果的に死に追いやったのではないかと悩んでいた茂野は、吾郎を気にしてよく試合を観戦に来ていましたが、母親代わりの桃子と結婚することになり、移籍先の福岡に引っ越すことになった吾郎は、三船リトルの仲間たちに別れも告げずに転校してしまうのでした。
三船リトルでの吾郎

三船リトルでの吾郎

横浜リトルには、幼いころに無理やり誘ってキャッチボールをしていた、佐藤寿也(トシくん)がキャッチャーとして在籍していました。冷静沈着、頭脳明晰で、生涯のライバルであり親友となる寿也との出会いも、吾郎の人生に大きな影響を与えていきます。

吾郎の三船東中学校時代

父の茂野英毅が横浜に移籍したことで、三船東中学に転校してきた吾郎は、ほとんど活動ができていない野球部の再建を果たします。三船リトルでチームメイトだった小森や、不良として野球部の練習を邪魔していた連中も、吾郎と出会うことで野球をすることになり、新入生も入部して、県大会を戦っていきます。
ここでも、友の浦中に進学した寿也と対決し、熱戦を繰り広げます。

吾郎の海堂学園高校時代

全国屈指の野球の名門校、海堂学園高校の入部テストに合格し、寿也とともに進学し2軍に昇格し、初めて寿也とチームメイトになります。マニュアル野球とマネージャーのやり方に反発した吾郎は、1軍との勝負に勝ち海堂学園を自主退学し、海堂学園と対決することを決めます。

吾郎の聖秀学院高校時代

海堂学園のマネージャーの妨害工作で、野球部のある高校への編入ができなかった吾郎ですが、元女子高の聖秀学院で自ら野球部を創設します。グラウンドも自由に使えないため、屋上に練習場を作り、部員を勧誘して、ようやく人数がそろいます。指導者として父の茂野英毅と、横浜リトル監督の樫本が協力し、野球未経験者には吾郎が丁寧に指導することで、チームとして団結していきます。3年の時に清水の弟の大河が入学することで、戦力もアップしますが、海堂学園のマネージャーの謀略で、吾郎は足首に大けがをしてしまいます。
聖秀学院高校時代の吾郎

聖秀学院高校時代の吾郎

聖秀学院で野球部を創設し、練習場を作り、部員を集めてチームを作っていく。恵まれた環境ではありませんが、チーム作りをしていく中で、より結束力が強くなりました。

メジャーリーグへの挑戦

高校卒業後の吾郎は、ドラフト候補にも挙げられますが、単身アメリカに渡り大リーグへの挑戦を始めます。英語も話せず、空港到着早々に持つ全部を置き引きされるなど、前途多難ですが、様々な人との出会い、トライアウトにも合格し、マイナーリーグからメジャーリーグを目指していきます。
ジョー・ギブソンと再会し、長男ギブソンJr.とも出会うことで、茂治の死後にギブソンの家族も大きなものを失ったことを知った吾郎でした。
54 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』の単行本発売を記念し『MAJOR』シリーズ合計93巻分を無料開放!

『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』の単行本発売を記念し『MAJOR』シリーズ合計93巻分を無料開放!

and factory株式会社と、株式会社 小学館が共同運営するマンガアプリ「サンデーうぇぶり」は、『MAJOR 2nd(メジャーセカンド)』の約1年ぶりの単行本発売を記念し、シリーズ最大の無料開放キャンペーンを実施します。
幼稚園からメジャーリーグまで野球少年の半生を描いたアニメ「メジャー」

幼稚園からメジャーリーグまで野球少年の半生を描いたアニメ「メジャー」

週刊少年サンデーに連載されていた満田拓也さんの大ヒット漫画「MAJOR」。アニメは6期に渡って放送されています。今回はアニメについて見ていきましょう。
saiko | 479 view
【上脇結友】『ぽっかぽか』のあすかが “はは” に!大人になっても活躍する結友ちゃん

【上脇結友】『ぽっかぽか』のあすかが “はは” に!大人になっても活躍する結友ちゃん

かつて放送されていた昼ドラ枠「花王・愛の劇場」の人気シリーズに『ぽっかぽか』というドラマがありました。主人公は、父・母・娘のあったか3人家族。特に話題になったのが娘のあすかで、演じたのが子役デビューしたばかりの上脇結友ちゃんでした。現在も女優として活躍する結友ちゃんを振り返ります。
izaiza347 | 483 view
筋肉番付で身体能力の高さを誇ったケイン・コスギの父親はハリウッドスターのショー・コスギ!

筋肉番付で身体能力の高さを誇ったケイン・コスギの父親はハリウッドスターのショー・コスギ!

筋肉番付などで鍛え抜かれた肉体と驚異の身体能力を披露し、1990年代にお茶の間の人気者だったケイン・コスギさん。寡黙なところも素敵でした。お父さんは忍者映画などで国際的な人気を獲得したハリウッドスターのショー・コスギさんです。今回はケイン・コスギさんとショー・コスギさんについてご紹介します。
そうすけ | 176 view
家族みんなが有名人!芸能一家といえば昔は誰だった?

家族みんなが有名人!芸能一家といえば昔は誰だった?

最近では柄本明さんの柄本一家や、木村拓哉さんの木村一家などが注目されていますが、今も昔も家族で芸能人という いわゆる芸能一家という人たちが存在しますよね。90年代以前までに活躍した芸能一家を見ていきましょう。
saiko | 362 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト