地獄のヒーロー映画予告。
※海外版。
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ランボーの盗作疑惑を回避するために作られた1作目。
シルヴェスター・スタローン主演、ジョージ・P・コスマトス監督による『ランボー/怒りの脱出』(1985年)の前年の公開にもかかわらず、類するプロットから、『ランボー/怒りの脱出』の亜流作品との見方が多く見受けられる。
日本においては、米国の事情や公開年度も知らない無知故の根拠のない印象論が殆どを占めるが、米国では『ランボー/怒りの脱出』の熱心なファンから盗作であるという具体的な批判まで起きた。その場合、「『ランボー/怒りの脱出』の脚本は、ジェームス・キャメロンによって1983年に書かれていた」という、ある映画批評家による記事が“ランボー派”の根拠として取り上げられてきた。そして、そのキャメロンの脚本に、キャノンの責任者メナハム・ゴーランがインスパイアされ製作した映画が『地獄のヒーロー』であり、著作権侵害をかわす手立てとして、本来一本目に予定されていた(『ランボー/怒りの脱出』とは異なるプロットである)『地獄のヒーロー2』と同時に二本撮りされ、公開順を入れ替えることで『ランボー/怒りの脱出』よりも6ヶ月も早く公開された。というものである。
当初は、『地獄のヒーロー2』(1985年)が本来シリーズの一本目だったようです。そして、本作が続編になる予定でした。
米軍兵士の為に制作された映画
チャック・ノリスの自叙伝によれば、ベトナム戦争で戦死した弟ウィーランドに捧げる映画を作りたいと以前から切望していた彼のもとに、ランス・フールによって『地獄のヒーロー2』の脚本が持ち込まれた。悲壮を極めたベトナム戦争によって行方不明になったままの2000人もの米軍兵士の為にも、ぜひこの映画を作りたいとの意で、ランスとチャックの二人は熱心に映画会社を口説いて回ったが、ハリウッドの誰もがそんな脚本に関心を示さなかった。
1980年代初頭の時代背景と言えば、イランで1年以上も拘束されているアメリカ市民のニュースがトップ扱いであった。その後、ロナルド・レーガンの大統領就任により拘束されていたアメリカ市民が解放されたことで、国民の気分は高揚していたにもかかわらず、 アメリカ兵士が外国で囚われるような映画はもう誰も観たくないであろう。 それが当時のハリウッドの主流の考え方であったという。
そんな中で、キャノン・フィルムが映画を製作。『地獄のヒーロー』が公開され、ブラドックがクライマックスで、いまだに米兵達がベトナムで捕らえられていることを証明した時、観客全員が総立ちで拍手喝采。その歓声を聞いたチャックは、自分達がそれまでに映画に注いだ努力が報われるような思いがしたといいます。
そして、映画は公開1週目で600万ドルの興行成績を叩き出し、当時としては記録的な大ヒット作となり、高評価を得ました。
そして、映画は公開1週目で600万ドルの興行成績を叩き出し、当時としては記録的な大ヒット作となり、高評価を得ました。
乱暴な映画「ランボー 怒りの脱出」について - Middle Edge(ミドルエッジ)
映画「ランボー 怒りの脱出」は、前作の好評価を受けて、全米興行収入2位を記録し、興行的に大成功を収めた作品です。今一度、振り返ってみます。
主人公のチャック・ノリスについて
チャック・ノリス
1940年3月10日 生まれ。
アメリカ合衆国オクラホマ州出身の空手家、俳優、映画製作者、作家、政治評論家、実業家、社会運動家。本名はカルロス・レイ・ノリスJr(Carlos Ray Norris Jr)。
24の映画と、1つのオリジナルビデオ、CBS製作の9つのテレビドラマに主演、そして8シーズン(8年間)に渡り世界80ヶ国10億人の視聴者を獲得したテレビドラマシリーズ『炎のテキサス・レンジャー』で主演、原案、製作総指揮、主題歌を務めた。1989年にハリウッド殿堂入りを果たしている。
アメリカ合衆国オクラホマ州出身の空手家、俳優、映画製作者、作家、政治評論家、実業家、社会運動家。本名はカルロス・レイ・ノリスJr(Carlos Ray Norris Jr)。
24の映画と、1つのオリジナルビデオ、CBS製作の9つのテレビドラマに主演、そして8シーズン(8年間)に渡り世界80ヶ国10億人の視聴者を獲得したテレビドラマシリーズ『炎のテキサス・レンジャー』で主演、原案、製作総指揮、主題歌を務めた。1989年にハリウッド殿堂入りを果たしている。
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本作を皮切りに多くのアクション映画に主演し80年代のコマンドヒーローブームを、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーと共に牽引した。
映画『地獄のヒーロー』では、主人公が捕虜となっている米兵達を助けるたる姿がとてもカッコ良く、感動します。また派手なアクションシーンが盛り沢山なので、飽きずに観ることができる作品です。是非、ご覧ください。