映画「グッバイガール」とは
『グッバイガール』(The Goodbye Girl)は、1977年のアメリカ合衆国の映画。
マンハッタンを舞台に、貧乏役者と子連れのダンサーが結ばれるまでをコメディ・タッチで描いたロマンティック・コメディである。主演のリチャード・ドレイファスはこの作品でアカデミー主演男優賞とゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)などを受賞した。
ニール・サイモンの計算され、洗練された脚本を、「チップス先生さようなら」、「愛と喝采の日々」のハーバード・ロスが監督しています。
映画「グッバイガール」のあらすじ
ポーラと娘のルーシーは、買い物から帰ってきて、同棲している役者のトニーの置手紙を見つけます。トニーの映画出演のために、3人でハリウッドに行く予定でしたが、トニーは別の映画に出るためにイタリアに行くと置手紙だけを残して、出て行ってしまったのです。ルーシーの父親も、トニーも役が付くとポーラとルーシーを置いて出て行ってしまいました。
真夜中の訪問者
急な出来事に嘆き悲しむポーラですが、生活のためにダンサーの仕事を探しに出かけます。家に戻る途中で家主に会います。入居者が決まったから早く出ていくように言われ、訳が分からず混乱するポーラですが、夜中の1時過ぎにやってきたのは、役者のエリオットでした。
同居生活の始まり
何としても居座ろうとするポーラは、追い返そうとしますが、エリオットはトニーに家賃は支払い済みだと、受け取りを見せます。雨の中追い出されても行く場所の無いエリオットは、アパートの前の電話ボックスから電話をかけてきます。
しぶしぶ中に入れたポーラに、エリオットはしばらく同居することを提案します。
しぶしぶ中に入れたポーラに、エリオットはしばらく同居することを提案します。
エリオットは、眠れないと夜中にギターを弾きはじめ、朝にはお香をたき読経で瞑想を始めます。あまりにも風変わりなエリオットですが、ルーシーはどこか楽しんでいるようです。
翌日にダンサーのオーディションを控えたポーラは、その夜ほとんど眠ることができませんでした。
翌日にダンサーのオーディションを控えたポーラは、その夜ほとんど眠ることができませんでした。
ポーラとエリオットの悩み
ポーラは、生活のためにダンサーのオーディションを受けますが、若手のダンサーと比較されてうまくいきません。仕方なく仲間から紹介されたモーターショーの仕事に一緒に応募します。
一方エリオットは、主役として張り切っていましたが、演出家の奇抜な演出に納得がいきません。
一方エリオットは、主役として張り切っていましたが、演出家の奇抜な演出に納得がいきません。
via yaokino.ru
買い物をしていたポーラを見かけたエリオットは、一緒に買い物をして負担を半分にしようと提案します。歩み寄ったように見えた2人ですが、ポーラは全財産の入ったバッグをひったくりに取られてしまいます。全財産を無くしたポーラは、犯人を取り逃がしたエリオットを非難します。
via yaokino.ru
その日の夕食は3人で一緒にとり、ルーシーはエリオットとの会話を楽しんでいましたが、ポーラだけはどうしても楽しめません。エリオットは舞台の初日にポーラとルーシーを招待しますが、どうしてもエリオットに突っかかってしまうポーラに、エリオットもついに怒り出してしまいます。
エリオットに指摘されたことで、ポーラは自分の非を認めざるをえませんでした。
エリオットに指摘されたことで、ポーラは自分の非を認めざるをえませんでした。