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江戸川乱歩の美女シリーズ
従来テレビでは子供向け作品の映像化が多かった江戸川乱歩作品を大人向け作品に絞って映像化し、トップ女優の官能的な演技とヌードシーン(主に入浴シーン。主演級の女優のヌードの多くは吹き替えとされる)を盛り込み、現代風にアレンジした。
天知茂が明智に扮して1977年から死去する1985年まで25作品が制作され、その後、北大路欣也が2代目明智に扮し1986年から1990年まで6作品、西郷輝彦が3代目明智に扮し1992年と1994年に2作品が制作されており、作品数は全33作を数える。
第1作『氷柱の美女』 -江戸川乱歩の「吸血鬼」- (1977年)
第2作『浴室の美女』 -江戸川乱歩の「魔術師」- (1978年)
夏樹陽子
1952年生まれ(当時25歳)。三重県出身。
ファッションモデルから女優に転じ映画「空手バカ一代」(1977年)のヒロインでデビュー。テレビドラマ「ザ・ハングマン」(1980年)などで人気を集め、現在はジュエリーデザイナーとしても活躍。
第3作『死刑台の美女』 -江戸川乱歩の「悪魔の紋章」- (1978年)
松原智恵子
1945年生まれ(当時33歳)。岐阜県出身。
1960年、高校生の時にミス16歳コンテストに入賞したのがきっかけでデビュー。吉永小百合、和泉雅子と並び日活の青春スターとして絶大な人気を得る。 主な出演作に「学園広場」(1963年)「東京流れ者」(1966年)「戦争と人間」(1970年)など。
1971年に日活を離れ、その後は主にテレビドラマで活躍。
この作品以降は主演女優と別に脱ぎ要員の女優を配置する体制を確立。
1936年生まれ(当時40歳)。大阪府出身。
1955年、新東宝の第4期スターレットとして入社。1956年の映画「君ひとすじに」でデビュー。1961年の新東宝倒産後はテレビドラマへ活動の場を移し「気まぐれ本格派」(1977年)「鬼平犯科帳」(萬屋錦之介版、1980-82年)などに出演。2004年没。
夫は映画監督の小野田嘉幹。長男はこのシリーズで3代目小林少年を演じた小野田真之。