マーキュロクレム液
マーキュローム液は、局所殺菌剤としての用途が最も良く知られていて、傷に処置した場合、皮膚は鮮やかな赤色に染まる特徴をもっています。
マーキュローム液は、赤チンキという商品名がありました。
赤チンキは、ヨードチンキという茶色の消毒液に対して、色が赤かったので赤ヨードチンキとされ、そして赤チンキに訳され、家庭では赤チンと呼ばれるようになりました。
via stat.ameba.jp
ジョンズ・ホプキンス病院のヒュー・ヤング医師
1918年にマーキュローム液の元となるメルブロミンを発見。
メルプロミンとは、皮膚・キズの殺菌・消毒に用いられる局所殺菌剤。
ヨードチンキなどより傷にしみないとされ、全世界の家庭の常備薬の一つとして長く使われていました。
メルプロミンとは、皮膚・キズの殺菌・消毒に用いられる局所殺菌剤。
ヨードチンキなどより傷にしみないとされ、全世界の家庭の常備薬の一つとして長く使われていました。
via yaplog.jp
昔、怪我をして塗ったら、赤くキラキラ光った色が皮膚に当分残ってなかなか落ちなかった記憶があります。
マーキュローム液『赤チンキ』でABCの替え歌が存在していた!!
via blogs.c.yimg.jp
70年代東京都板橋区では、
ABCの海岸でー、カニにチンポコ挟まれたー
いーたいいーたいはーなーせー
はーなすもんかーソーセージー
赤チン塗っても治らないー
黒チン塗ったら毛が生えたー
です。板橋ー豊島間で一体何があったのでしょうか。
京都府 昭和60年くらい
やっぱり関西だと少し違うのかな?
ABCの海岸で かににちんぽを挟まれた
痛いやんけー やめろーや
やーめるもんかーソーセージ
赤チン塗っても直らない
黒チン塗ったら毛が生えた
鹿児島県 昭和60年代
ABCの海岸で かににちんちん挟まれた
痛いじゃないか はなさんか
だーれがはなすかよこちんちん
赤チン塗っても治らない
ヘソチン塗ったら毛が生えた
赤チン塗っても治らない所はどこも一緒ですね。きっと大ケガだったのでしょう。
見かけなくなったマーキュローム液
1990年頃にアメリカのFDAによって、マーキュロクロム液の使用による水銀中毒の危険性が指摘され、販売の中止が呼びかけられたことにより、アメリカはもとより、全世界で使用を控える動きが加速した。
日本では、製造工程で水銀が発生するという理由から1973年頃に製造が中止されたが、常備薬として求める声は多く、海外で製造した原料を輸入することで現在も販売されている。
赤チンの原料であるマーキュロクロムの主成分は有機水銀化合物である。
1970年代始めに水俣病問題などから水銀化合物が公害関連物質に指定。
マーキュロクロムの製造過程に発生するヒュームを吸うと水銀中毒になる
赤銀色に光る=水銀含有=発売禁止。赤チン。#カムラジ
— 熊焼き (@hizm_kit) November 21, 2015
赤チンって今ないの( ¯•ω•¯ )
— れい奈aaa (@reina7705) November 21, 2015
赤チンというヤツは、乾くと「赤」なのに角度によって緑色に光るんだよな。水銀云々ですっかり姿を消したが、昔の子供はアチコチ赤く塗られていたものだ。
— おっか (@55okka) November 20, 2015
しかしまだ、「異常な価格の安さ」のため、特に発展途上国では未だに重要な殺菌薬として使用されています。
最近の家庭ではあまり見なくなりましたが、日本でもまだ使っている人もいるみたいです。
マーキュローム液は、国内でただ2社、三栄製薬とフヂミ製薬所が作り続けているみたいです。
最近の家庭ではあまり見なくなりましたが、日本でもまだ使っている人もいるみたいです。
マーキュローム液は、国内でただ2社、三栄製薬とフヂミ製薬所が作り続けているみたいです。