ナンシー関
テレビ番組をはじめとする様々な媒体における芸能人・有名人の発言や態度を自身のコラムの題材とした。シニカルで軽妙な語り口で書かれる辛辣かつ愛情に満ちた芸能界への視点にはファンも多く、業界関係者にも生前から高く評価されていた[4]。
1987年創刊のテレビ雑誌「テレビブロス」の初期には、各頁の欄外に芸能人へのツッコミ的な内容のミニコラム「ブロス探偵団」があったが、関は無署名でそのすべてを担当していた。
消しゴム版画家として[編集]
自筆コラムの挿絵として(または他の筆者の挿絵担当として)、テーマとなる著名人の似顔絵を消しゴム版画で製作した。シンプルでありながら特徴を掴んだ写実的な絵柄と、どのようなペンとも異なる新鮮なタッチ、いかにも関本人がコメントしそうなネーム(フキダシ内の文字)が独特であった。作成した消しゴム版画は5000個以上にのぼる。
デビュー当時版画に用いたのはステッドラーの一番大きいサイズの消しゴム[5]。のちに文房具メーカーのヒノデワシから消しゴム提供の申し出があり、関本人監修のもと開発された版画専用消しゴムを使用するようになった。この消しゴムは1995年「はんけしくん」の名で発売されている[6]。
カッターはNTカッターD-400[7]を使用していたことのこと[2]。
2002年6月11日深夜、友人と食事後の帰宅途中のタクシーの中で倒れる。気付いた運転手が病院に運んだが、翌6月12日午前0時47分に虚血性心不全で死去した。39歳没[3]。生涯独身であった。
消しゴム版画あつめてみた。。
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独特の観察眼による「テレビ批評」とその挿絵に入れた著名人の似顔絵「消しゴム版画」で社会そのものを批評していた[1]。その文章は古びることがなく、今も新たな読者を獲得している[1]。世界初の消しゴム版画家である[2]。
(出典:wikipedia)