【マキノ正幸】沖縄アクターズスクールを開設！安室奈美恵やMAX・SPEEDなど輩出！

アイドルとして多大な功績を残した安室奈美恵さんやMAX・SPEED等のユニットを輩出した沖縄アクターズスクール。今回の記事では、その設立者であるマキノ正幸さんに焦点を当てて、その半生や活躍ぶりを振り返っていきたいと思います。愛娘・牧野アンナさんについてもご紹介していきますね。

数々の芸能人を輩出したマキノ正幸さん

マキノ正幸さんのプロフィール

本名　　：牧野正幸
生年月日：1941年2月7日
出身地　：京都府
職業　　：沖縄アクターズスクール校長
　　　　　（1983年～）

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マキノ正幸さんの経歴

祖父には日本映画の始祖といわれるマキノ省三さんをもち、父親も映画監督として有名なマキノ雅弘さん、母親は元タカラジェンヌの映画女優・轟夕起子さん。マキノ正幸さんは、映画界に深い関わりをもつ家系に生まれました。

追悼・津川雅彦さん。
昭和35年頃の家族写真で、
中央が実父の俳優・澤村国太郎氏。
後列左が津川雅彦さん、その隣が
実母の女優・マキノ智子氏、
その隣が実兄・長門裕之氏。 pic.twitter.com/gKTvT5FYae
— オダブツのジョー (@odanii0414) August 8, 2018

マキノ雅弘さんの姉には女優として活躍したマキノ智子さんがいます。マキノ智子さんは歌舞伎役者で映画スターとしても知られる四代目・澤村國太郎さんと結婚し、その間には、俳優として有名な長門裕之さん・津川雅彦さんが生まれました。そのため、長門裕之さん・津川雅彦さんはマキノ正幸さんの従兄弟にあたります。

父親のマキノ雅弘さんは、子役として活躍していた長門裕之さん・津川雅彦さんを寵愛しており、マキノ正幸さんに対しては映画に携わる仕事は無理だと言っていたそうです。マキノ正幸さん自身も、演出などの才能がないことは自覚していました。

大学を卒業したマキノ正幸さんは、長門裕之さんが立ち上げた『人間プロダクション』を、専務という立場でサポート。程なくして六本木に会員制ジャズクラブを開店しています。
一流の歌手・奏者を起用したことで、多くの有名人が客として訪れるようになり、商売は順調そのものでした。しかし、母親が亡くなって遺産が入ったことで、商売が面倒になって店は閉店してしまったのだそうです。

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その頃、遊び仲間として仲良くしていた渡哲也さんに誘われ、初めて沖縄に訪れました。すっかり沖縄の魅力の虜になり、8カ月も滞在したマキノ正幸さん。翌年には沖縄に移住することを決めたといいます。

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当初はリゾート開発を手掛けたいと思っていましたが、資金が足りず、那覇市でナイトクラブを開店しました。このナイトクラブの経営はたちまち軌道に乗り、沖縄ではトップを争うような人気店になりました。

続いて、マキノ正幸は芸能学校に興味を示すように。当時、作曲家の平尾昌晃さんが経営している芸能学校が順調だったことを受け、すぐに『沖縄アクターズスクール』の設立を決めたそうです。

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初年度はすぐに生徒が集まり、その運営は順調そうに見えました。しかし、翌年度からは生徒が集まらず、運営に苦しむことになります。追い打ちをかけるように順調だったナイトクラブの経営も勢いを失なってしまいます。

この苦境を打破すべく、マキノ正幸さんは家族を沖縄に残して東京に。高級石鹸を販売するセールスマンとして生計を立てるようになります。
最初は慣れない仕事に苦戦したようですが、コツを掴むと、本社から表彰されるほどのトップ成績を出すほどの手腕を発揮しました。

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一定期間、沖縄アクターズスクールを維持する資金を貯めたマキノ正幸さん。沖縄に戻ると、スクール運営に必要な知識の勉強も始めます。
マキノ正幸さんはようやく本気になり、その後は、沖縄から数々のアーティストを排出。『SUPER MONKEY'S』や『SPEED』・山田優さんがブレイクすると、芸能人養成プロダクションの経営者として脚光を浴びるようになりました。