「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!聞け、悪人共!俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」
変身後、敵に向かって放つ口上。歌舞伎で言う所の「見得きり」であり、彼の不敵な性格を見事に表している。
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概要
「仮面ライダーシリーズ」第5作目。第1期昭和仮面ライダーシリーズ最終作である。東映の平山亨プロデューサーは「5人の仮面ライダーが活躍する」という案を毎日放送側に提示したが、仮面ライダーシリーズを初代『仮面ライダー』から担当してきた毎日放送編成局映画部長の庄野至は、「ヒーローは1人であるべき」とし、これに反対。このため、従来通り仮面ライダーは「ストロンガー」という単独ヒーローとなった。
毎日放送は本作品をもって仮面ライダーシリーズの終了を決定。これは、毎日放送の左近洋一らの、「人気のある内に終わらせよう」との意向によるものである。
「有終の美を飾りたい」との毎日放送側の計らいによって、 最終話(第39話)は藤岡弘以下、歴代の仮面ライダーが素顔で全員客演し、原作者の石森章太郎も山田稔と共同で監督を務めるという布陣となっている。7人の仮面ライダー全員が素顔で揃ったのはこれが最初で最後であった。予告では「仮面ライダー最終回」とアナウンスされ、シリーズの最終回を強調されていた。本作品の撮影終了後、仮面ライダーシリーズ終了記念パーティーが開催された。
オープニング映像
「仮面ライダーストロンガーのうた」(字幕付き)
「仮面ライダーストロンガー」後期オープニングであり、最終回のオープニング。
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あらすじ
世界征服を企む悪の組織ブラックサタンの魔の手が人々に襲い掛かる。
その時!口笛とともに現れる不敵な男。戦闘員どもを軽くあしらい、作戦実行の奇っ械人(きっかいじん)に対してはもう一つの姿を見せて戦う。
男の名は城茂。又の名を仮面ライダーストロンガー。
パートナーのタックルと共に、ブラックサタンの計画を阻止する為に日本全国を旅する。途中、歴代ライダーの頼もしい味方・立花藤兵衛も加わり戦いの旅は続く。大幹部タイタンもストロンガーに敗れ、新たに参入した雇われ幹部ジェネラル・シャドウの反乱により弱体化したブラックサタンは壊滅。
シャドウが呼び寄せた改造魔人・デルザー軍団の強さにそれまで無敵の戦いを展開していたストロンガーも苦戦を強いられ、遂にはタックルがその若い命を散らしてしまう。超電子ダイナモを組み込み、超電子人間となって生まれ変わったストロンガーの反撃に今度はデルザー軍団が劣勢に立たされる。
進退窮まったシャドウに追い打ちをかける様にマシーン大元帥、ヨロイ騎士、磁石団長が来日。だが、その行動が「伝説の戦士達」を呼び寄せることになる事をデルザー軍団は知る由も無かった…。
その時!口笛とともに現れる不敵な男。戦闘員どもを軽くあしらい、作戦実行の奇っ械人(きっかいじん)に対してはもう一つの姿を見せて戦う。
男の名は城茂。又の名を仮面ライダーストロンガー。
パートナーのタックルと共に、ブラックサタンの計画を阻止する為に日本全国を旅する。途中、歴代ライダーの頼もしい味方・立花藤兵衛も加わり戦いの旅は続く。大幹部タイタンもストロンガーに敗れ、新たに参入した雇われ幹部ジェネラル・シャドウの反乱により弱体化したブラックサタンは壊滅。
シャドウが呼び寄せた改造魔人・デルザー軍団の強さにそれまで無敵の戦いを展開していたストロンガーも苦戦を強いられ、遂にはタックルがその若い命を散らしてしまう。超電子ダイナモを組み込み、超電子人間となって生まれ変わったストロンガーの反撃に今度はデルザー軍団が劣勢に立たされる。
進退窮まったシャドウに追い打ちをかける様にマシーン大元帥、ヨロイ騎士、磁石団長が来日。だが、その行動が「伝説の戦士達」を呼び寄せることになる事をデルザー軍団は知る由も無かった…。
登場人物(演者名表記は放送当時に準ずる。)
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本作品の主人公。改造当時22歳。城南大学アメリカンフットボール部時代の親友「沼田五郎」を改造手術の失敗で死亡させられ、ブラックサタンを仇敵として狙う。
自らブラックサタンに改造人間被験者として志願し、自己催眠装置により脳改造を免れ自我意識を保つことに成功した。
斜に構えたニヒルな性格で、初対面の立花藤兵衛を「オッサン」呼ばわりする荒っぽさを見せながらも、奇械人を手玉にとるような言動や作戦を駆使する策士の面も見せていた。演じていた荒木しげるの要望もあり、次第に礼儀正しい面を見せるようになり、先輩ライダーのことを「先輩」と呼び、彼らと会話する際の一人称は「俺」ではなく「僕」を使うこともあった。
常時、絶縁体でできた黒い手袋を両手に着用。変身前でも手袋を外すことにより簡易な「電タッチ」や「電ショック」が使用可能。もちろん、その電気を帯びている手で、むやみに他人や物に触れることは禁物である。ちなみに着用している「S字シャツ」はオートバイ協力会社である「スズキ」のレーシングチームのユニフォームである。
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ブラックサタンのアジトに拘束されていたところを脱走中のストロンガーが発見、救出されて共にアジトを脱走。ブラックサタンと敵対する反逆者となって茂と共に戦った。本人は至って負けず嫌いな性格で、茂とは手柄をめぐって口ゲンカが絶えない関係であったが、30話の藤兵衛の独白により、内心では茂の足手まといになることを疎ましく思っていたことが明らかにされた。
一定のポーズと共に「エイッ!ヤー!トー!」という掛け声を発しながら変身する(キーワード略式でも変身は可)。
第30話でデルザー軍団のドクターケイトの毒液を浴びて瀕死の重傷を負い、余命幾許もない事を悟る。この事実を藤兵衛だけに打ち明け、自ら煎れたコーヒーを茂に振舞いつつ、自らの夢を語る。そしてストロンガーの危機に必殺技ウルトラサイクロンを発動。仇敵・ドクターケイトを葬るが、それは諸刃の剣であり、茂への想いを胸に短い生涯を閉じる。
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仮面ライダーストロンガー・城茂が両腕のコイルを接触させて変身した姿。カブト虫のパワーと内蔵された発電装置による多彩な電気技でブラックサタンの奇っ械人を打ち倒す。必殺技は、「(ストロンガー)電キック」。愛車カブトローでのバイクアクションも得意。
電波人間タックル・岬ユリ子の変身した姿。離れた相手を合気道の技よろしく投げ飛ばす「電波投げ」が得意技。改造手術が不完全だった為か通用するのはもっぱら戦闘員で、奇っ械人には通用しなかった。
電波人間タックル・岬ユリ子の変身した姿。離れた相手を合気道の技よろしく投げ飛ばす「電波投げ」が得意技。改造手術が不完全だった為か通用するのはもっぱら戦闘員で、奇っ械人には通用しなかった。
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元ブラックサタン科学者・正木によって組み込まれた超電子ダイナモにより生まれたストロンガーの強化形態。(第31話~)触覚カブトショック全体とカブテクター(プロテクター)の一部が銀色に変化。それまで劣勢だった状況を逆転しデルザー軍団の戦力を凌駕するが、その活動時間はわずか1分。それを過ぎると自爆の危険性を伴う諸刃の剣でもある。
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第3話より登場。ブラックサタンの存在を知り、茂やユリ子に協力する。『X』や『アマゾン』の時とは違い、新しい仮面ライダー(ストロンガー、タックル)と対面しても驚いた描写はなかった。茂からは「オヤジさん」、ユリ子からは「おじさん」と呼ばれている。7人ライダー全員から「オヤジさん」と呼ばれ、最後まで仮面ライダーの父親的な立場を演じた。
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(画面右より)1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー。デルザー軍団と、そして最後の戦いの為に帰ってきた「伝説の」戦士達。概要にもある様に最終回(と特番)での勢揃いは当時でも話題になっていた。
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