みごろ!たべごろ!笑いごろ! 当時人気絶頂だったキャンディーズをメインに、伊東四朗と小松政夫を絡めたコントメインのバラエティ番組
デンセンマンだよ!電線音頭:伊東四朗扮するベンジャミン伊東と電線軍団
電線音頭 - YouTube
数人が踊った後にデンセンマンが華々しく登場し、電線音頭を踊って何処ともなく去ってしまう。
まず前振りとしてキャンディーズが礼儀作法や日本舞踊を教わるコーナーがあり、そこへ伊東四朗扮するベンジャミン伊東と電線軍団が乱入して電線音頭を踊るコーナーに早変わりする。司会者の小松政夫がベンジャミン伊東を紹介すると伊東が「人の迷惑かえりみず、やって来ました電線軍団!」と口上を述べる。そしてお立ち台としてセットされた炬燵の上で1人ずつ踊っていく。数人が踊った後にデンセンマンが華々しく登場し、電線音頭を踊って何処ともなく去ってしまう。
後にこのコーナーは出張版(ロケ構成)や、デンセンマンが悪玉と戦うもの、ベンジャミン伊東がジルディと恋に落ちるものなど、デンセンマンシリーズ数編が制作された。
電線音頭/伊東四朗 - YouTube
キャンディーズ 電線音頭 - YouTube
しらけ鳥音頭:小松政夫
コント しらけ鳥 - YouTube
「悪ガキ一家と鬼かあちゃん」コーナー内で母親(伊東四朗)と政太郎(小松政夫)が会話中に場が白けると政太郎が突然右手にしらけ鳥のパペットを持って「しらけ鳥音頭」を歌いだす。後に小松の歌にのせてしらけ鳥の着ぐるみが踊ったり、挙句の果てには巨大化したしらけ鳥が街を破壊しながら踊る「怪鳥!しらけ鳥」という特撮コーナーまで出来た。
本番組の放送と同時期に小松は『ドリフ大爆笑』(フジテレビ)でも「しらけ鳥音頭」を歌ったことがある。このときは「交通違反」にちなんだコントで、人の交通違反の処罰を押し付けられた小松が、その状況を嘆いて歌った。
しらけ鳥音頭 小松 政夫 - YouTube
悪ガキ一家と鬼かあちゃん
伊東四朗が母親、小松政夫とキャンディーズが息子(ラン・スー)と娘(ミキ)役の設定であるコント。
さぁラン、笑って! 世界のキャンディーズ1 - YouTube
伊東四朗が母親、小松政夫とキャンディーズが息子(ラン・スー)と娘(ミキ)役の設定であるコント。
伊東四朗が母親、小松政夫とキャンディーズが息子(ラン・スー)と娘(ミキ)役の設定であるコント。小松は、母親やキャンディーズ扮する兄弟達からいじめられるが、母親と二人きりになると「実はお前が一番可愛い」と慰められ、そこから2人のやり取りが始まる。しかし、キャンディーズ達が戻ると途端に態度が一変し、小松を再度しゃもじで頭を叩いたうえに、「この大バカ!」とどなる。締めは小松にピンスポットが当たり、「惨うございますぅー」と泣き崩れて終わる。
キャンディーズ解散が公表された後は、ミキ、スー、ランの順にオチとなるネタを出し、ランだけがこけて場を白けさせ、その空気に耐えかねたランが柱に寄りかかって泣き出すと、ミキとスー「ラーン、私たちには時間が無いのよ!」と駆け寄って励まし、「さぁ、笑って」と元気づけるとランが「うん」と顔を上げて笑顔でうなずくといったミニコントを行うことが定番となった。この際に蘭が述べた「私、のー(どう)したらいいの。」という件が当時流行語になった。
さぁラン、笑って! 世界のキャンディーズ2 - YouTube
このミニコントは「ドリフ大爆笑」など他の番組でも行われた。また、顔を上げたランが柱にかけられた小さなくす玉を割ると、中から「打倒竹下景子」という垂れ幕が下がるというパターンもあった(当時伊藤蘭は、解散後女優になることを表明しており、人気女優であった竹下景子の名を使ったものと思われる)。
当時人気絶頂だったアイドルグループキャンディーズをメインに、伊東四朗と小松政夫を絡めたコントメインのバラエティ番組として立ち上げられた。また、コントの箸休めとして、キャンディーズや加山雄三による非コントコーナーも設定された。
漫画家の石ノ森章太郎がこの番組のためにデザインしたキャラクターデンセンマンが、デンセン音頭を踊って人気を博した。その後、西田敏行と、海援隊(武田鉄矢・中牟田俊男・千葉和臣)をレギュラーに加えたりするという小変更を行っている。
(出典:Wikipedia)