クイズダービー
ロート ロート ロート♪
ロート製薬 - YouTube
解答者と出場者が存在する珍しいクイズ番組でした
クイズダービー
初回は1976年1月3日、最終回は1992年12月19日で、全862回放送された。
クイズダービー 巨泉の最終回(1) - YouTube
クイズダービー 巨泉の最終回(2) - YouTube
大橋巨泉の企画だった
ルールの考案は大橋巨泉
なお、巨泉が自らの趣味を番組の内容に反映させた例としては、『世界まるごとHOWマッチ』(1983年〜1990年)でゴルフのルールが取り入れられていた事等がある。
最高視聴率は1979年6月30日に記録した40.8%(関東地区)で、ビデオリサーチ調べのクイズ・ゲーム部門ではNHK総合テレビ『クイズ面白ゼミナール』が記録した42.2%に次ぐ高視聴率であり、民放に限れば第1位の視聴率である。
又、クイズ番組では初めて視聴率40%以上を記録した番組でもある。安定した高視聴率を獲得出来た背景には「お化け番組」と呼ばれる程の高視聴率を誇った『8時だョ!全員集合』の前座という時間帯といった背景が存在した。
せーの、HOWマッチ!『世界まるごとHOWマッチ』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
スタジオの構成
司会者、解答者、出場者の3ブロック構成
司会者席
5問目終了後のCM明けにこのボードで解答者の成績を確認していたが、その際巨泉は解答者の成績が良いと「今日はみなさん真っ赤ですねえ」、逆に悪いと「今日はどうしたんでしょうか、真っ黒ですよ」などとコメント。
解答者の成績が悪いながらも出場者の点数が高いと「今日の出場者は賭け方が上手いですねえ」、逆に解答者の成績が良いのに出場者の点数が低いと「今日の出場者はおかしいですねえ、皆こんなに真っ赤なのに?」などと言っていた。
司会者席にも解答をチェックするモニターが横に1列並んで設置されており(解答者席のものと同様に画面が青・赤バック表示のもの)、視聴者にも解答の模様を公開するための黒バックのモニター(「ただいま解答中!」)が上3つ・下2つに並んで設置されていた。
解答者席
解答者の後方には解答モニターがあり通常時は青バック、正解の場合はそれが赤バックとなる。
解答者席の正面にはオッズが電光表示され、賭けられた解答者の席では、賭けたチーム名が書かれたポールが自動的に立った。正解すると電飾が点滅。
出場者席
出場者席のテーブルにはパネル形式で、上にその問題の賭け点、下に現在の獲得点数がそれぞれ表示される。
解答者指名の際、手元にある解答者名が書かれたネームプレートをポールに差し込む。
番組開始当初は出場者が賭け点入力もしていたが、のちにスタッフに一任された。賭けた解答者が正解すると、出場者席のテーブルの電飾が点滅。
出場者席の上にはロート製薬の当時の主力製品(パンシロンG、キャシロン、新パンシロン、ロートAZ胃腸薬、パンシロン新胃腸薬、V・ロートクール、なみだロート、新V・ロート、新V・ロートプラス、ロートZi:、メンソレータムなど)の看板が掲げられていた。
「クイズダービー」エピソード
1問目に全額を賭けようとしたギャンブラー
しかし結局巨泉から「お前らふざけるんじゃないぞ、少しは番組のことを考えろ! 外れたらなくなっちゃうから止めなさい!!」と怒鳴られてしまい、得点の全部3,000点を賭けることはできなかった。
若山富三郎は出演した『妻たちの鹿鳴館』の告知も兼ねた関係で、1988年10月に共演の池内淳子と第661回のドラマ大会に出場した。若山は第1問目で、ゲスト解答者だったビートたけしに「たけし君にね、『3,000点』はダメか?」と持ち点全部を賭けようとした。
だがこれも司会の巨泉から「3,000点はまずいですよ、なくなっちゃうじゃないですか。早く帰ろうと思ってるなぁ!」と呆れながら止められてしまった。
なお、第1問で3,000点全部を賭けようとした出場者は、上記のとんねるずと若山の二組のみである。
最高獲得点数は819,000点(持ち点3,000点の273倍!!)
過去に20万点越え、30万点越え、あるいは40万点越えを達成するチームは年に数回出現していた。例えば、土井たか子の2回目出場時、黄色のチームが最終問題でそれまで7戦全勝の土井に全額賭け、土井の正解により得点が40万点を超えた。
その他エピソード
同じく、巨泉が司会を務める「世界まるごとHOWマッチ」のレギュラー、ビートたけし・石坂浩二・チャック・ウイルソンが、篠沢・はら・竹下とHOWマッチでクイズ対決をしたことがある。