概要
俳優ケビン・コスナーと女性歌手ホイットニー・ヒューストンが共演、ヒットしたロマンティック・サスペンス映画である。ヒューストンが歌った主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が収録され、デイヴィッド・フォスターの編曲したサントラ盤は全世界で4,200万枚を売り上げる大ヒットを記録した。
オリジナルはローレンス・カスダンがスティーブ・マックイーンを主人公に想定して執筆。共演はダイアナ・ロス。だがマックイーンが降りた後に、ライアン・オニール主演で企画が進行するも映画化は実現しなかった。それから15年後の1992年、ケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンとの共演で完成する。なお、本作でのコスナーの髪型は、マックイーンをイメージしたものとなっている。
主題歌
「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(英: I Will Always Love You =いつまでもあなたを愛している)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライターであるドリー・パートンが作詞作曲しレコーディングしたカントリーの楽曲。
1992年にホイットニー・ヒューストンがカヴァーし、映画『ボディガード』の主題歌として使用された。この曲は『ビルボード』誌Billboard Hot 100で14週第1位を獲得し、ベストセラーとなった。2012年、ヒューストンが亡くなるとこの曲は再びチャート入りし、同じ曲で違う時期の2回Hot 100でトップ3にランクインしたのは1960年と1962年に『ザ・ツイスト』を歌ったチャビー・チェッカーに続いて2人目であった。
Whitney Houston - I Will Always Love You
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あらすじ《wikipediaより転記》
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ロナルド・レーガンの警護を担当していたシークレット・サービスのフランク・ファーマーは、非番の日に発生したレーガン大統領暗殺未遂事件に責任を感じて退職し、以降は個人でボディガード業を営んでいた。ある日、フランクの元を人気歌手レイチェル・マロンの付き人ビルが訪れ、彼女の身辺警護を依頼する。
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レイチェルの元には数か月前から不審な出来事が続いており、遂には殺害を予告する脅迫状までが送り付けられてきたため、フランクに白羽の矢が立ったのである。依頼を引き受けたフランクだったが、危機感のないレイチェルはフランクを邪魔者扱いし、忠告を聞こうとしなかった。
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しかし、ライブハウスでのコンサート中、興奮したファンに囲まれたところをフランクに助け出されたことで彼を信頼するようになる。
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フランクはレイチェルと一夜を共にするが、次の日に「公私混同はしない」と素っ気ない態度をとったことからレイチェルとの関係が悪化し、警護に支障をきたすようになってしまう。
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チャリティーコンサートの際に脅迫電話を受けたレイチェルは態度を改め、再びフランクを頼るようになる。
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フランクはレイチェルと彼女の姉ニッキー、息子フレッチャーを連れて、父ハーブの家に避難する。