本当にあった恋物語「マリリンに逢いたい」。ワンコの一途な思いに涙が止まらない!
2017年1月26日 更新

本当にあった恋物語「マリリンに逢いたい」。ワンコの一途な思いに涙が止まらない!

激しい潮流をものともせず、3kmも離れた島から島へ泳いで渡ったシロ。その先には愛しいマリリンが待っていた。沖縄に実在したワンコの純愛ストーリー。涙なくして語れない物語がそこにはあった。

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作品紹介

1988年(昭和63年)7月に劇場公開、沖縄の慶良間(ケラマ)諸島に実在した「シロ」と「マリリン」2匹のワンコの純愛物語。
画面いっぱいに広がる沖縄のきれいな自然。
島の緑、砂浜の白、「ケラマブルー」と呼ばれる透明にして青い海。
そして、シロの飼い主の恋愛・人間の欲望等が絡みつつも、胸が熱くなる物語です。

何といってもこの映画の主人公は2匹のワンコ。
座間味島にいる愛しいマリリンに逢うために、3キロ離れた阿嘉島から海を渡るシロ。
そのけなげで一生懸命な姿に自然と涙がこぼれてしまいます。
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シロと飼い主の中里大輔(加藤昌也)と久保田皆美(安田成美)
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座間味島内を走り回るシロとマリリン。
本当に楽しそうです。
【あらすじ】
中里大輔は故郷沖縄で民宿を開くため、東京で拾った小犬のシロと共に帰ってきた。シロは座間島の民宿「たましろ」の娘・佐和子の飼うマリリンという雌の小犬が気に入った様子。大輔もそこで東京から来ていたOLの久保田皆美に初めて会った。大輔は座間味島から3キロ離れた阿嘉島で民宿の建設を始めた。やがてやくざな兄・達郎も帰郷して手伝うことになった。シロは3キロの海を渡って頻繁にマリリンに会いに行く。大輔の民宿「ココ・クーラー」の最初の客は皆美だった。彼女は近々カメラマンをやめ、結婚することになっていた。達郎はシロをTVに売り込もうとして那覇に連れていくが失敗、そこでシロは野犬に襲われて怪我をするが、それでもマリリンに会いに行くことをやめようとしなかった。達郎の寝煙草でココ・クーラーが火事になった。大輔は皆美に愛を告白するが、彼女は結婚の準備に東京へ帰るという。そんなときマリリンが病気で死んだ。シロはマリリンに会うため、傷を負った足を引きずりながら海を渡っていった。このまま皆美と別れていいのか悩んでいた大輔は、後を追いかけ空港で2人は再会した。
海を一生懸命泳いで渡るシロ。
深手を負いながらもマリリンのもとへ向かうシロ。
他界したマリリンを探して走り回るシロ。
マリリンのお墓の前で何度も何度も遠吠えをするシロの姿。
涙が溢れて止まりません。本物のシロが演じているだけになおさらです。。

テーマソング

荻野目洋子 - DEAR コバルトの彼方へ

主な出演者

主演 シロ

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ほとんどの説明書きは、主演加藤昌也・安田成美とありますが、本当の主演はシロだと思いませんか?(加藤さん、安田さんごめんなさい)
シロの実話を元に作成されたのですから。
しかも、劇中のシロは本物のシロなんです。
何とも素晴らしい演技力ではありませんか。

マドンナ マリリン

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残念ながら、本当のマリリンは撮影時の1987年8月に他界してしまいました。
でも、劇中のマリリンとシロの絡み具合が何とも言えません。並んで走り回るシーンなど2匹とも本当に楽しそうです。

安田成美(久保田皆美)

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沖縄に独身最後の旅行で訪れ、中里大輔(加藤昌也)と恋に落ちてしまうOL役。
実生活ではとんねるずの木梨憲武の奥方です。

加藤昌也(中里大輔)

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シロの飼い主。
今作品が主役デビューとなります。
モデル出身なだけにルックスは申し分なしです。
最近ではアンフェア、テラフォーマーズなどに出演。

三浦友和(中里達郎)

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シロを利用しようとする悪い男を見事に演じてます。
年輪を重ねて実にいい俳優になりました。
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