キャッチでそこそこ話題になったCMを並べてみようかな(食べ物編)
2017年10月31日 更新

キャッチでそこそこ話題になったCMを並べてみようかな(食べ物編)

話題になるからにはキャッチコピーがけっこう秀逸だったりするんです。キャッチ大事。ということでいいキャッチのある「記憶に残る」食べ物のCMを思いつくまま並べてみました。

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03 燃焼系アミノ式CM くるくるピクニック編 Japanese Commercial

「回転少女」「上昇サラリーマン」「ぐるぐるピクニック」の3篇は、全日本シーエム放送連盟が主催する「CMフェスティバル」において2003年総務大臣賞/ACCグランプリ(最高賞)を受賞[5]。
このあとは、
最近運動会でけが人が続出してやらない方向になっている「人間ピラミッド」とか
片手倒立で犬の散歩に行くお父さんとか
結婚式で体操選手みたいな胴上げを披露する新郎とか出てくるんですが
倒立のお父さんから、キャッチが「こんな運動したくても」「無理!」という
ものに変更になりました。

【CM】 SUNTORY 燃焼系アミノ式 2人で回転編

このCMソングは当初、「こんな運動しなくても、これ一本」という節があったが、「逆さまお父さん」以降は「こんな運動したくても、ムリ」に変更されている。これは、「こんな運動をしなくてもこれだけ飲んでいれば燃焼する(ので痩せる)」とも解釈でき、医薬品医療機器等法に抵触する恐れがあるため[3]と考えられている(伊藤園「花々緑茶」のCMで『オリビアを聴きながら』の歌詞が変更されていたのも同様の理由とされる)。ただし、サントリー側では、マンネリを避けるために歌詞を変えただけである[4]としている。

恋は、遠い日の花火ではない

時代はちょっと戻りますが
1994年サントリーオールド。
美しいキャッチの沁みるCM。

【CM 1994-96】 SUNTORY OLD 恋は、遠い日の花火ではない。 30秒×6

1994年は、8月のジュリアナ東京の閉店がバブルの終焉を念押しし、「失われた20年」は静かにスタートしていた。同年の新語・流行語大賞の「就職氷河期」や「価格破壊」という言葉が、世の中の低温感を語っていた。

「恋は、遠い日の花火ではない。」は、そんな年のそんな社会に登場した。リニューアルされた「NEWオールド」キャンペーンのコピーで、書いたのは小野田隆雄さん。小野田さんはその著書『職業、コピーライター』で次のように述べている。「あの頃、あまり明るいニュースのない時代が続き、右肩上がりの経済成長も終わった。団塊の世代前後の昭和の戦士たちは、くたびれていた。何が彼らの心を癒して、誰が彼らを勇気付けられるのだろうか。」その答えは、「誰かが自分を信頼し、暖かく見守ってくれていたら、きっとその人のためにも、元気よく生きられるだろう。」ということだった。そして「恋」のストーリーが紡がれる。

恋は、遠い日の花火ではない。其の2

その1の長塚京三も、その2の田中裕子も
いい感じに年を重ねた「大人」として描かれます。
でも最後の「ぴょん」に、まだまだ捨てたものじゃない、という
気持ちの若さを見せていて、ふっと笑ってしまう、そんなCM。

どんな人にも訪れるかもしれない感情と、郷愁と。
秀逸なキャッチと、
シチュエーションと俳優さんの表情とであらわした、名作ですね。
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