自動車電話の歴史
自動車電話(じどうしゃでんわ)とは、自動車搭載の電話機による移動体通信である。受話器と機械部が分離された通信機器で、陸上の基地局で公衆交換電話網と相互接続されるシステムで、のちに開発・普及する携帯電話システムの元となった。
NTTドコモ・au(旧日本移動通信)が展開していたPDC方式(第二世代携帯電話)の自動車電話は「デジタルカーホン」の製品名となっている。移動中でも高品質で安定した通信が可能な第三世代携帯電話の進展に伴い、2002年以降新規展開を大幅に縮小しており、日本では第二世代携帯電話と共にサービス事業を終了した。
アナログ携帯電話の系譜につながる自動車電話システムの研究は、旧日本電信電話公社(現NTTドコモ)研究所無線課の岩井文彦、森永隆廣らによって1955年頃から始められた。
保証金20万円のほか、月額基本料3万円、通話料が6秒で10円