知らないとソンするロック。ポップでキャッチーなメロディーを持ったバブルガム・ポップというジャンル。
2019年1月25日 更新

知らないとソンするロック。ポップでキャッチーなメロディーを持ったバブルガム・ポップというジャンル。

当時ティーンエイジャー向けに作られたバブルガム・ポップですが、今やこのような曲を聴くティーンエイジャーは日本には皆無でしょう。そうです。大人にこそ聴いてほしい、聴かないとソンするロック。それがバブルガム・ポップです。

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ヤミー・ヤミー・ヤミー

ヤミー・ヤミー・ヤミー

オハイオ・エクスプレス
発売:1968年
日本でもヒットした「ヤミー・ヤミー・ヤミー」もカッコイイです。カッコイイですが、ボーカル!鼻詰まったかのようなJoey Levineの声、ここは好みが別れるところでしょうね。

OHIO EXPRESS - Yummy Yummy Yummy (1968)

鼻は詰ってますが、オハイオ・エクスプレスは実際に演奏ができます。なのでガレージバンドのような感じで普通にツアーもやってたんです。もっと評価されてもいいバンドだと思いますねぇ。

レモン・パイパーズ

バブルガム・ポップの中で一押し、ブッダ・レコードの中では異質な存在であるレモン・パイパーズ。1968年に発売されたファースト・アルバム「GREEN TAMBOURINE」は今やソフトサイケの大名盤との評価を得ています。
グリーン・タンバリン

グリーン・タンバリン

1:RICE IS NICE
2:SHOESHINE BOY
3:TURN AROUND AND TAKE A LOOK
4:RAINBOW TREE
5:ASK ME IF I CARE
6:STRAGGLIN' BEHIND
7:GREEN TAMBOURINE
8:BLUEBERRY BLUE
9:THE SHOEMAKER OF LEATHERWARE SQUARE
10:FIFTY YEAR VOID
11:THROUGH WITH YOU
と、いくらレモン・パイパーズを絶賛したところで、一般的な音楽ファンは知らんでしょうね。しかし、知らんままにしておくには余りにも惜しいバンドであることは間違いありません。
有名なヒットメーカーPAUL LEKAの楽曲が冴えまくってます。哀愁漂いまくってます。何と言ってもポップで分かりやすいです。

LEMON PIPERS - Green Tambourine (1967)

サイケ風味が絶妙でしょう?何と言っても聴きやすいというのが高ポイント。因みに「GREEN」はスラングでマリファナ。更にお金やセックスという意味があるそうですよ。

トミー・ロウ

レモン・パイパーズと並んで近年でも評価が高いバブルガム・ポップのアーティストにトミー・ロウがいます。
アイム・ソー・ディジー

アイム・ソー・ディジー

1. SHELA
2. EVERYBODY'S HAD THE BLUES
3. JAM UP & JELLY TIGHT
4. THE FOLK SINGER
5. ONE SUMMER NIGHT WITH YOU
6. HEATHER HONEY
7. SUGAR SUGAR
8. DIZZY
9. HOORAH FOR HAZEL
10. SWEET PEA
11. HANKY PANKY
12. STIR IT UP
13. JACK 'N JILL
14. GROOVIN'
15. YUMMY YUMMY
16. STAGGER LEE
17. SOAP SALLY
18. WORKING CLASS HERO
19. BABY I LOVE YOU
20. CRIMSON AND CLOVER
トミー・ロウといえば、1962年に全米ナンバーワンとなった「可愛いシェイラ」、1969年に全米、全英共にナンバーワンとなった「ディジー」で知られています。
バディ・ホリーのフォロワーとしてデビューして数々のヒット曲を放っていますが、バブルガム・ポップということであれば、やはり「ディジー」でしょう。

Dizzy - Tommy Roe

トミー・ロウに限らずバブルガム・ポップというジャンルにカテゴライズされたミュージシャン、楽曲は、お子様向けとして軽く扱われ、忘れ去られようとしていますが、是非一度じっくり聴いてみてください。今聴き返すと新鮮だったりするんですよね。
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