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1970年代にポーの一族・トーマの心臓・その他SF作品などで小学館の漫画賞を獲得し、地位を築いた。その勢いのまま‘80年代も名作を書き続けている。SF作品が多く、小説エッセイなども執筆。
マンガの連載は「プチフラワー」が多くなっている。
マンガの連載は「プチフラワー」が多くなっている。
1980年代の作品
スターレッド
恐るべき子供たち
メッシュ MECHE
ゴールデンライラック
銀の三角モザイク・ラセン
赤っ毛のいとこ
完全犯罪『フェアリー』
フラワー・フェスティバル
ここでは1980年代の代表作4作品をご紹介したい。
スターレッド
恐るべき子供たち
メッシュ MECHE
ゴールデンライラック
銀の三角モザイク・ラセン
赤っ毛のいとこ
完全犯罪『フェアリー』
フラワー・フェスティバル
ここでは1980年代の代表作4作品をご紹介したい。
『スター・レッド』
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2276年、ドーム都市・ニュー・トーキョー・シティに住む5世代目の火星人で火星に恋する少女、星(セイ)。 火星人ということを隠し地球で暮らしていたが、謎の異星人エルグに正体がばれてしまう。
セイは火星人のことが知りたいというエルグに一緒に火星に行かないかと誘われ、火星に帰還することにする。そして、セイの運命は、周囲の人々と火星そのものを巻き込みながら大きく動きだすのだった。
『銀の三角』
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3万年前に絶滅した銀の三角人は、金色の虹彩の瞳をもつと言い伝えられている。
中央に所属するマーリーは、歌手エロキュスを探しに辺境の星トメイを訪れる。そのときクーデターが勃発し、傷を負ったエロキュスを助ける。エロキュスから金色の虹彩の瞳の少年と吟遊詩人(ラグトーリン)の幻を見た話を聞く。その後エロキュスは死亡し、中央のコンピュータに意識が保存される。
「X+Y」
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一角獣種の少年タクトは、火星環境の改造を研究する研究者で、火星の学会に地球代表の一員として参加する。火星でタクトは、大学生となり学会でアルバイトをしているモリと出会うが、モリは、タクトに亡くなったトリルの姿を重ねる。
一方タクトは、偶然行った血液検査にて遺伝子がXX(ダブルエックス)であり、女性であることを告げられる。
A-A´・4/4(カトルカース)・X+Yとこの三篇に共通していることは主人公の少年、少女が一角獣種と言うことだけでストーリー的には各編独立している。
一角獣種とは21世紀初頭に宇宙航行用に開発された遺伝変異種の人間で、頭部が盛り上がりそこに赤い立て髪ガあり少しニブイところがあることが特徴である。
一角獣種とは21世紀初頭に宇宙航行用に開発された遺伝変異種の人間で、頭部が盛り上がりそこに赤い立て髪ガあり少しニブイところがあることが特徴である。
「マージナル」
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西暦2999年、地球は汚染されて不毛の地となっていた。人々は不妊ウイルスにより生殖能力を失い、唯一の女性である聖母「マザ」を中心として、その息子たちで世界は構成されていると信じられていた。 世界の中枢であるセンターはこの世界をミツバチ型社会「マージナル」と呼び、管理している。 年々子供は減少し、不安が募るなか、祭礼の日にマザが暗殺されてしまう。
最後に
この頃になると作者のSF作品は皆、名人芸のようでいつの間にか読者を作品の世界の中に引き込んでしまう。1970代の代表作もよいがこの1980年代の萩尾望都の作品ももっと評価されてもよいのではないかと思ってしまう。
18 件
日本 福岡県大牟田市
職業 漫画家
活動期間 1969年 -
ジャンル 少女漫画
代表作 『ポーの一族』
『11人いる!』
『バルバラ異界』ほか
2012年 紫綬褒章受章