どんどん消えていく接続端子! 初代プレイステーションの型番ごとの違いです。
2019年10月26日 更新

どんどん消えていく接続端子! 初代プレイステーションの型番ごとの違いです。

最初のプレイステーション、いわゆる初代プレステは1994年12月3日に発売されました。以降、改良ごとに型番が変わり、最後のSCPH-100(PS one)は9番目になります。その改良でわかりやすいのは接続端子でした。型番が新しくなるごとに、これが消えていくんです! そんな初代プレステたちの移り変わりをご紹介します。

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SCPH-5000 1996年06月22日発売 定価19,800円

これも接続端子は変わりませんが、価格は19,800円まで下がりました。つまり約1年と7ヶ月で半額になったということです。

SCPH-5500 1996年11月15日発売 定価19,800円

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ビデオ(RCA)端子がなくなりました。これで3つあった映像出力端子は、AVマルチ端子のみが残ったことになります。

ビデオ(RCA)端子とは?

映像・音声入出力端子のひとつ。黄色、白、赤の3本のケーブル用の端子だと言えば、すぐにわかっていただけるかと思います。黄色は映像、白は音声の左、赤は音声の右です。つまり赤と白でステレオ音声を伝送しているのです。ビデオ機器を使うためにはおなじみの端子で、いまだに現役というのが凄いですね。

RCAという名前は、この原型を開発したメーカーの名前に由来するんだそうです。

SCPH-7000 1997年11月13日発売 定価18,000円

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値下げの他、付属コントローラーが「デュアルショック(型番SCPH-1200)」に変わりました。これは今までと違い、アナログスティックが2本付いています。

SCPH-7500 1998年12月01日発売 定価15,000円

接続端子は変わらないのですが、内部で改良があり本体が軽くなりました。最初のSCPH-1000は1.5kg。徐々に型番が変わるごとに軽くなってきて、SCPH-7500ではついに1.2kgになりました。

SCPH-9000 1999年05月28日発売 オープン価格

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接続端子から、ついに外部拡張(パラレル)入出力端子がなくなってしまいました! 公式には、拡張機器がひとつも発売されていません。つまり一度も使うことなく消えてしまったのです!

ここで「公式には」とあえて書いたのには理由があります。この端子を使った、非公認の違法ツール等は発売されていたのでした…。

外部拡張(パラレル)入出力端子とは?

パラレル入出力端子(パラレルポート)とは、パソコンで周辺機器をケーブルで接続するためにあった端子です。パソコンではおもに、プリンターを接続するために使われていました。現在ではこれもUSBを使うことが多いので、なくなってしまいましたね。

SCPH-100(PS one) 2000年07月07日発売 定価15,000円

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ここで形は大きく変わり、それにともない型番も大きく変わりました。これは見るからに別製品と言えるでしょう。一般的にはPS oneと呼ばれます。
それ以外の変更点としては、電源もACケーブルからACアダプター方式に変わりました。
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  • 2019/10/28 08:47

    コメント欄に共感した

    2019/10/28 00:35

    おちんぽみるく飲みたい

    ああん\\\ 2019/10/27 01:30

    うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ💩

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