ネクロスの要塞とは！？
オマケ付きチョコスナックとしてロッテから発売されていた食玩シリーズ。ファンタジーの世界観を持つ作品で、架空の世界タンキリエ王国を舞台とする。世界征服を企てる魔王ネクロスを倒すために集った8人の勇者の物語である。
オマケは、温度によって変色する素材や、蓄光素材を使用したフィギュア一体と、そのキャラクター及びアイテム（もしくは呪文）が描かれたカードが対となっている。それらを使用しゲームが出来るようになっていた。
ロッテ ネクロスの要塞チョコ
当時の定価は100円。ビックリマンチョコが30円だった時代なので、食玩ではちょっとお高め。
お菓子は、森永チョコボールからピーナッツを抜きとって、パサパサなビスケットを入れた感じです。この頃にあったガンダムチョコスナックに似た味でした。
フィギュアとカード2枚
ちなみにこれは8人の主役の1人「ドワーフ」
ちなみにこれは8人の主役の1人「ドワーフ」
1箱に、フィギュア1体＋カード2枚のおまけがついてくるのが魅力的でした。1箱100円というのは、当時の少ないお小遣いではきつかったけど、買いまくりました。
造形がしっかりしたフィギュア
これがおまけのフィギュア。なぜかどれも彫が細かく、温めると色が変わったり、蓄光素材だったりする。この時代の食玩とは思えないクオリティの高さ。
via blog.goo.ne.jp
フィギュアの造形が妙にリアルに作られていて、子供向けなのにあんまり可愛くないキャラクターでした。それでも、サイコロを使ってバトルができたり、本格的なＲＰＧの世界観が男子の心をくすぐって大人気でした。
フィギュアと対になっている付属のカードです。
ちなみにこの人は8人の主役の内の1人「アマゾン」です。
ちなみにこの人は8人の主役の内の1人「アマゾン」です。
箱もゲームに使うので、取っておいた人も多いと思います。
いっぱい集めました。
いっぱい集めました。
箱の裏にゲームのやり方が書いてあります。
当時はワクワクさせられました。
当時はワクワクさせられました。
アイス版も発売されていた！
ロッテ ネクロスの要塞アイス
アイス版のネクロスの要塞。
こちらのおまけはフィギュアではなく、
シールが付いていました。
こちらのおまけはフィギュアではなく、
シールが付いていました。
via matome.naver.jp
フィギュアではなく、シールって…。
それじゃあ、ビックリマンと変わらないじゃん！
それじゃあ、ビックリマンと変わらないじゃん！
ＰＣエンジンでゲーム化
【PCエンジン】 ネクロスの要塞
ＰＣエンジン用ロールプレイングゲーム『ネクロスの要塞』1990年4月20日 アスク講談社より発売
via blog.livedoor.jp
【PCエンジン】 ネクロスの要塞 ラスボス～エンディング - YouTube
スタンダードなRPG。文字の感じがなつかしい。
via www.youtube.com
もともとＲＰＧの世界の話ですから、そりゃゲーム化しやすかったでしょうね。ＲＰＧの世界観をサイコロとフィギュアで遊べる、テーブルゲーム感が売りだったのに、元に戻しちゃった感じ。しかも、チョコ版のブームが去った後の発売だったから、当時あまり興味がわきませんでした。でも、ゲームとしてのクオリティは高く、ファミ通で殿堂入りを果たすなど、人気がありました。
ahya810
