すい臓がんで亡くなっていた、独特の歌い方の「日吉ミミ」を振り返る
2018年7月2日 更新

すい臓がんで亡くなっていた、独特の歌い方の「日吉ミミ」を振り返る

"こいび~とに、ふられ~たの、よくあるはなしじゃないか~"(日吉ミミ「男と女のお話」より引用)。このフレーズ懐かしくないですか?ふと、思い出して口ずさんでしまいましたので、調べてみましたら、、デビュー45周年を前に亡くなっていたことにショック。。ということで振り返ってみました。。

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大ヒットした「日吉ミミ」「男と女のお話」

鼻にかかった声でハイトーン。突き放したような歌い方が特徴的でした。よく歌い方を真似ていましたね。

男と女のお話 (カラオケ) 日吉ミミ

ふられた時に、"こいび~とに、ふられ~たの、よくあるはなしじゃないか~"(日吉ミミ「男と女のお話」より引用)のあとに、「そうだ! そうだ!」と合いの手を自分で入れながら泣きながら歌った記憶があります。
ふられた時には、思いっきり暗い曲を聴きまくるか、自分でうたいまくる。これに限ります!

日吉ミミをご存じない方へ

本名は黒岩 和子(くろいわ かずこ)旧姓は小池
生年月日 1947年7月21日
没年月日 2011年8月10日(64歳没)
埼玉県浦和市(現:さいたま市)出身

歌手の他、テレビや映画にも出演されていました。
中でも、1978年5月17日~1979年2月7日放映の「ムー一族」は、みなさんも覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
1967年5月にビクターより「池和子」名義にてEP『涙の艶歌船』でデビュー、3枚のシングル盤をリリースするもヒットに恵まれなかったため、1969年11月に改名して再デビュー。改名第2作となる『男と女のお話』が大ヒット(累計売上は60万枚超[3])、選出後辞退した江利チエミの代替出演ながら同年の「NHK紅白歌合戦」に本作で初出場を果たす。
デビューは、日吉ミミではなかったのですね。これは知りませんでした。

「男と女の数え歌」も懐かしい

日吉ミミ 男と女の数え歌

そして、この歌詞も自分で突っ込める!
男の人に向けた言葉、女の人に向けた言葉になっているので、どちらも突っ込めます。
女の人に向けた言葉に、"泣いてすがって 傷つくよりも 死んだ小鳥はすてるもの それでいいじゃないか"(日吉ミミ「男と女の数え歌」より引用)というのがありますよね。ここのフレーズのときに心の中で、「そうだ!そうだ!」と思いながら自分を慰めていましたね。
降られ人生まっしぐらだった私をまるごと思い出してしまいましたあ。

人気テレビドラマ「ムー一族」にも出演してましたね

「ムー一族」覚えていますか?
西城秀樹が出演していたヒットドラマ「寺内貫太郎一家」に続く「ムー」の続編でした。
日吉ミミは、このドラマで、居酒屋でみんなが飲んでいるところに、大学生のバンドと一緒に
歌を歌っていました。挿入歌「世迷い言」。"よ~のな~かばかなのね~"(日吉ミミ「世迷い言」より引用)の言葉が印象的でしたね。当時は、いろんなところで引用していた記憶があります。この「世迷い言」も、このドラマからヒットしました。

「ムー一族」とは

前年の同枠(1977年5月18日 - 1977年11月9日)で放送された『ムー』の続編で、出演者、設定に若干の変更がある。『ムー』から引き続き、東京都中央区新富町にある、創業90年の足袋屋「うさぎ屋」が舞台。

日吉ミミ 世迷い言 ムー一族 karaoke

樹木希林と郷ひろみが歌った「林檎殺人事件」もヒット

林檎殺人事件 (1978)

余談ですが、最近のドラマって、、

「寺内貫太郎一家」もそうですが、ある一家を取り巻く日常のお話しで、頭で考えずに単純に笑えて、どこかほろりとして暖かくなる。そしてすっきり終わる。最後の最後に「ん?」と考えさせられてすっきり終わらないドラマが今は多い気がします。
最後はすっきり終わるのが大事だと思っているのは私だけでしょうか?
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