ノーベル賞とは?
via ja.wikipedia.org
ダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的な賞。
物理学、化学、(生理学・医学)、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に贈られます。
因みに、経済学賞だけはノーベルの遺言にはなく、スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環としてノーベルの死後70年後にあたる1968年に設立されたものです。
その為、ノーベル財団は「ノーベル賞ではない!」と言っているそうですが、一般にはノーベル賞の一部門として扱われています。(う~ん経済学賞を貰えたら嬉しいけど微妙な感じになるのでしょうか)
物理学、化学、(生理学・医学)、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に贈られます。
因みに、経済学賞だけはノーベルの遺言にはなく、スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環としてノーベルの死後70年後にあたる1968年に設立されたものです。
その為、ノーベル財団は「ノーベル賞ではない!」と言っているそうですが、一般にはノーベル賞の一部門として扱われています。(う~ん経済学賞を貰えたら嬉しいけど微妙な感じになるのでしょうか)
資格ってあるの?
1973年までは、受賞者の候補に挙げられた時点で本人が生存していれば、故人に対して授賞が行われる事もあったそうです。
1974年以降は、授賞決定発表の時点で本人が生存していることが授賞の条件とされています。
(発表で喜んで心臓発作かなんかで授賞式前に亡くなったらどーなるのでしょうか?)
1974年以降は、授賞決定発表の時点で本人が生存していることが授賞の条件とされています。
(発表で喜んで心臓発作かなんかで授賞式前に亡くなったらどーなるのでしょうか?)
実際にいました。
via www.cbc.ca
2011年には、医学生理学賞に選ばれたラルフ・スタインマンが授賞決定発表の3日前に死去していたことがのちに判明し、問題となった。
ただし、授賞決定発表のあとに本人が死去した場合には、その授賞が取り消されることはない。
ラルフ・スタインマンさんは喜んで心臓発作ではありませんが、2007年に膵臓癌と診断され闘病生活を送っていたところ、発表の3日前にお亡くなりになられたそうです。
勿論、授賞が取り消される事は無く、家族が代理で授賞されています。
勿論、授賞が取り消される事は無く、家族が代理で授賞されています。
そもそも何で財産を分ける事にしたの?
via www.photo-ac.com
アルフレッド・ノーベルはスウェーデンの発明家・企業家であり、ダイナマイトをはじめとするさまざまな爆薬の開発・生産によって巨万の富を築いていました。
しかし、爆薬や兵器を元に富を築いたノーベルには一部から批判の声が上がっていったのです。「死の商人」とも呼ばれる様になっていきました。
そこで死後自分がどのように記憶されるか思い悩み、遺言を残したのです。
しかし、爆薬や兵器を元に富を築いたノーベルには一部から批判の声が上がっていったのです。「死の商人」とも呼ばれる様になっていきました。
そこで死後自分がどのように記憶されるか思い悩み、遺言を残したのです。
via ja.wikipedia.org
「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」と残している。
財産を分けてたのでは無かった!
ノーベルの遺言によると、財産を分けてる訳ではなかったんですね💦
ノーベルの巨額の財産を元に「ノーベル財団」が資産運用して、彼の遺産(基金)の利子と、それを株式や不動産に運用した運用益を、賞金や選考費用に充てているという事の様です。
確かに1901年からノーベル賞がスタートして現在まで120年も財産を分けていたら、とっくに底をついてますよね。
ノーベルの巨額の財産を元に「ノーベル財団」が資産運用して、彼の遺産(基金)の利子と、それを株式や不動産に運用した運用益を、賞金や選考費用に充てているという事の様です。
確かに1901年からノーベル賞がスタートして現在まで120年も財産を分けていたら、とっくに底をついてますよね。
賞金はいくら?
via pixabay.com
賞金はいくらかというと、これは時代によって金額が変わってきているそうです。
例えば2001年から2011年までは、一つの賞につき1,000万スウェーデン・クローナ(現在のレートで約1億968万円)、
2012年から2016年までは800万スウェーデン・クローナ(約8千774万円円)でした。
そして2017年からは900万スウェーデン・クローナ(約9千870万円)となっています。
平均約1億円の大金が貰える様です。
因みに、科学系の賞では一つの賞を複数の人(3人まで)が受賞することがありますよね。
その場合、900万クローナを受賞者で分配することになるそうです。
3分の1になったらチョット淋しい気もしますが、それでも3千万円。
まあ、ノーベル賞を取れるような人はお金よりも名誉の方が大事かもしれませんね。
例えば2001年から2011年までは、一つの賞につき1,000万スウェーデン・クローナ(現在のレートで約1億968万円)、
2012年から2016年までは800万スウェーデン・クローナ(約8千774万円円)でした。
そして2017年からは900万スウェーデン・クローナ(約9千870万円)となっています。
平均約1億円の大金が貰える様です。
因みに、科学系の賞では一つの賞を複数の人(3人まで)が受賞することがありますよね。
その場合、900万クローナを受賞者で分配することになるそうです。
3分の1になったらチョット淋しい気もしますが、それでも3千万円。
まあ、ノーベル賞を取れるような人はお金よりも名誉の方が大事かもしれませんね。
1833年10月21日
スウェーデン、ストックホルム
死没 1896年12月10日(63歳没)